オセロゲーム黒優勢(佐竹氏)

2017-07-31 00:00:31 | 歴史
先週、弊ブログのPVが少し上がった日があり、調べてみると2009年4月14日の「大名の子孫とも言い切れない新知事」という記事だった。

2009年4月に自民と社民の協力を得て、民主党推薦の候補者を破り秋田県知事になったのが佐竹敬久氏。その後、2013年には対立候補現れず無投票で再選。2017年4月の選挙ではチャレンジャーは自分の前に三期知事を務めた大先輩と共産党推薦候補。三人の候補者の平均年齢は71歳を超えた。

そして佐竹知事が問題になったのは、7月22日の大雨で翌日にかけ県内各地で崖崩れや河川の氾濫が起きたのに、宮城のゴルフ場から帰ってこなかったこと。そして誰とプレーしていたのか、ウソをついたことだ。

まず、22日は土曜で休日なので、ゴルフに行くことを妨げることではないが、そもそも秋田と宮城は隣じゃない。秋田から東に向かうと岩手で、その南が宮城。つまり遠いわけだ。そして、ゴルフのメンバーは知事と県庁の部長二人、そして県庁OB4人の合計7人だそうだ。言い出したのは知事だそうでOBというのが先輩なのか退職者なのかはわからないが、まあ身内的だったということだろう。

朝7時に県庁に集合し、クルマ2台に分乗。そのままゴルフ場でプレー。その後、泊りで飲食。

翌日、朝9時に出発し県庁に向かうが、途中の道路状況が悪く、予定の11時には間に合わず、会議終了後の13時にやっと到着。その後、同伴プレーヤーの名前でウソをついた。

まあ、問題点を列挙すると、

「ゴルフ場の選択が遠かった」
  県内のゴルフ場でないため、中止あるいは途中終了でゴルフ場に遠慮した可能性あり
  急遽、県庁に戻る事態を想像していなかった

「当日、中止にすればよかった」
  ゴルフ場に遠慮したのか
  同伴メンバーに遠慮したのか
  あるいは、どうしてもゴルフをしたかったのか

「7人が2台に分乗」
   高齢者の運転車に知事が悪天候の中、乗ったというリスク

「少なくても午前中の9ホールが終わった段階で、帰ればよかった」
  車2台でいったので、知事を誰かが乗せて帰ると、後の人たちが困るとか

「泊まって飲食をやめ、プレー後すぐに戻ればよかった」
  そういう進言をする人がいなかったのか。あるいは進言を無視したのか

「翌日、9時に出発せず6時か7時に出発すれば会議開始には間に合った」
  朝食が食べたかったのだろうか

「同伴者の名前に嘘をつく」
  何か、明かにできない理由があったのだろう。


という展開になっていて、幸か不幸か、「知事はいなくてもいい」ということが証明されたような気もする。


そして8年以上前に自分で書いた佐竹家のことは、すでに書いたことすら忘れてしまっていたのだが、内容を読み直すと、

知事は佐竹北家といって大名である佐竹家の分家だった。それでも明治には男爵であった。佐竹家の数奇なオセロゲームは家計を遡ると源頼義に辿り着く。源氏の中でも初期のビッグネームであり武家では最高ランクの血筋だ。武士が台頭してきた平安後期には茨城県に勢力を保っていた。しかし、何を間違えたのか源平合戦で佐竹氏は、最初の頃は平家に回っていた。しかし、源頼朝の勝利が見えてきた頃、源氏にすり寄るのだが領地没収の上、鎌倉幕府の家来に格下げとなる。そして鎌倉時代の大部分は細く長く耐え忍ぶ。

そして鎌倉幕府崩壊寸前に動く。足利尊氏に取り入ったわけで、運よく室町幕府の要職を得る。応仁の乱が始まり、元の茨城県で周辺の豪族を謀殺して支配権を拡げる。そして大成功が秀吉の小田原攻めの時の立ち回りで、逃げる北条勢を小田原城に押し込むことに成功。秀吉にすり寄り、ついに54万石を茨城に得る。

しかし、その後の関ヶ原の戦いで大失敗。西軍から東軍に寝返ったものの、事前に石田三成とも二又交際をしていたことが発覚。三成との秘密書簡を家康本人から突きつけられ、秋田転封で20万石に大幅格落ちとなる(追い出された茨城県には御三家の水戸徳川藩が座るのだから、家康に嵌められたのかもしれない)。

ここまでで、オセロゲームは○●○●◎●。

そして次のチャンスが幕末。一般に東北諸藩は幕府寄りで薩長軍と戦っていたのだが、佐竹家は一早く薩長側に支持を表明。起死回生を図るのだが、表明が早すぎたため、逆に東北諸藩から総攻撃を受けることになる。ここで、佐竹藩が持ちこたえられなければ、長い佐竹の歴史は終わり、藩主、藩士ともに後に靖国神社にまつられることになり今回の不祥事は起こらないのだが、何とか援軍到着まで持ちこたえることができた。しかし、実利的なご褒美はほんのわずかで、しかも廃藩置県ですべて無に帰す。

一方、明治維新の後、佐竹本家が五段階貴族(公侯伯子男)の上から二階級目に座ることになった余禄で家臣の佐竹北家はぎりぎり男爵の椅子を得る。佐竹本家の侯爵は鍋島(肥前)、山内(高知)という維新の準主役と並ぶ大優遇措置である。佐竹北家が、最下級であっても貴族枠に滑り込んだのは、本家が第二ランクになったためだろう。つまり戊辰戦争で不利な戦況の中、粘り抜いたからで、その余力をもって末裔が秋田市長になり、県知事になった。

佐竹家はどうも関ヶ原以降、苦戦の連続のような感じがするが、今回の不祥事もいつものようになんとか耐え忍んでいくのだろう。その先に待つのがどういう運命かは不明だ。

なお、佐竹家本家の代々収集されたお宝は、東京九段にある千秋文庫という博物館に収蔵されている。まだ行ったことのない博物館の一つだが、特に興味があるのが、上記略歴の中に書いた「家康に突き付けられた二股交際の動かぬ証拠」類。

たぶんないかな・・・
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鳩森八幡神社の富士塚

2017-07-30 00:00:51 | 美術館・博物館・工芸品
昨日に続き、千駄ヶ谷の鳩森八幡神社について。実は由緒の古い神社であるが、境内の一角に富士塚がある。富士山のミニチュアモデルの山で、高さは10m位か。

こういったミニ富士が関東にはたくさんあるのだが、造り始められたのは1780年からだそうだ。第一号は高田馬場。残念ながら1964年に、敷地が早稲田大学の拡張工事のため、立退き。富士山は崩され、近くの別の場所に移転された。建物ではないので、土を運んだのだろうか。貴重な文化財を金銭と等価交換したわけだ。そのため、江戸第一号の資格は第二号の千駄ヶ谷鳩森八幡神社に移った(といっても現存一位という意味)。

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千駄ヶ谷の富士塚が完成したのは1789年だが、この頃、関東一円に多くの富士塚が立つことになった(「立つ」という動詞が正しいのかやや不安だ。国語の先生がいたら直してほしいが)。関東一円には50ヶ所もあるそうだ。私が今住んでいる横浜の北部にも知っているだけで2ヶ所の富士塚があるが、それは土でできた丘なのだが千駄ヶ谷の富士塚は半分ぐらいの材料は岩のように思える。コンセプトが現物のミニチュアなのだろう。

実は、恥ずかしながら、富士塚というのは、そこに登って富士山を見るためのものだと勘違いしていたのだ。よくある「富士見坂」とか「富士見町」という類と混同していたのだが、ただ見るためのものなら「富士見塚」となるはず。江戸城富士見櫓もそういったネーミングなのだろう。

では、富士塚とは何を目的とした物で、なぜ急増したのか。まず、目的だが、これははっきりしている。疑似富士山旅行だそうだ。江戸時代の旅行というと、まず伊勢なのだが、これは遠すぎるわけだ。一生に一回もの。奥の細道みたいな怪しい旅もあるが、これも庶民は難しい。伊勢原にある大山神社などは手ごろで往復5日といったところだが、もっと手軽なレジャーということで、都内の富士塚が好まれたようだ。スカイツリーみたいなものだろう。

そして、江戸時代は1700年前後から最初の停滞期に入っていて、幕府の財政難から緊縮財政が始まっていた。しかも1707年には宝永大地震に継ぐ富士山の宝永大爆発があり駿河、相模、武蔵は火山灰でおおわれてしまった。その後は吉宗の登場で経済は行き詰まっていく。

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そして、1780年代からの時代は、あの浪費家の田沼意次の時代である。意図したか不明だが景気は回復に向かう。その時に旅行ブームになり富士塚が増えたのだろう。しかも1780年といえば富士山爆発から73年。古老の伝承はまだリアリティを失っていなかったのだろう。いつ爆発するかもしれない・・。

もう一つ、富士塚観光の理由としては、富士山は当時は女人禁制だった。女子が富士山に登ろうとしても果たせなかったわけだ。江戸市内の神社の富士塚が女人禁制だったかわからないが、たぶんそういうことはなかったはずだ。そもそもレジャー施設なのだ。女子が登れる富士山でもあったはずだ。


ということで、現代でも理論的には富士登山の代替として富士塚に登るという行為は、不合理ではないのだが、10m登っても登山的喜びは湧かないだろう。

しかし、中には、富士塚の意味を間違えていて、「富士塚に登ったところ、遠くに美しい富士山の姿が見えた」と大きく感動する人がいても不思議じゃない。

しかし、「富士山を見る場所じゃないから・・」と冷水を浴びせるような発言は、できれば慎んだ方がいいと思う。が、うっかり口にして、それがもとで喧嘩になったら「出典は、あるブログ」とでも言っといてくれればよろし。
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鳩森八幡神社の将棋堂

2017-07-29 00:00:11 | しょうぎ
東京千駄ヶ谷にある将棋会館の道をはさんだ向かい側が鳩森八幡神社だ。略して鳩森神社。ご祭神は応神天皇と神功皇后。

この二人の関係は母子で、神功皇后が妊娠中に夫が亡くなり、それでも朝鮮半島に渡って新羅・高句麗・百済を屈服させたと言われる。金一家どころのレベルじゃない。また、武士の神である八幡神も彼女の子とされる。ただし、歴史上は卑弥呼の後の倭の女王である台与ではないかという説や、本当はいなかったとする説もある。いないとなると、半島での侵略戦争はなかったという都合のいい解釈も出てくるのだろう。

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もちろん将棋連盟が千駄ヶ谷に移転したのは戦後の話なので、鳩森神社の由緒とは何の関係もないのだが、ご近所付き合いということで、境内に『将棋堂』が建っている。

堂というのは、寺社でなんらかの「祭神」をまつるための建物であるのだから、将棋の神様がまつられているということなのだろう。しかし、将棋の神様とは誰のことだろうか。「1分将棋の神様」というのは加藤一二三氏(神童ともいわれた)のことだし、幕末の天野宗歩は「棋聖」、詰将棋界では伊藤看寿の作品に「神曲」があるが、いずれも「神様」ではない。ということは、今出現した、神のような勝率を続ける少年が、将来、ここにまつられることになるのだろうか。

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将棋堂にはたくさんの絵馬に願い事が託されているのだが、やはり勝負や勝ち負け、合格などが中心で、直截的に将棋が強くなりますようにというのは見なかったような気がするが、最近のブームで変化があるのかもしれない。次回はよく観察しておきたい。『28連勝ストップを祈ります』とか『ことしこそA級で優勝して名人に挑戦したい』とかあると楽しいのだが。


さて、7月15日出題作の解答。

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飛車捨てから始まる。初手に桂打からだとわずかに詰まない。持ち駒はすぐになくなり、途中で金を補充する。最後の金の移動は大した手ではないがあまり見ないはず。2七桂のかわりに2六銀だと17手目が非限定になる。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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痛撃方式。金のパンチが3発。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
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コスタリカからの贈り物

2017-07-28 00:00:14 | あじ
知人の知人が頂いた海外土産のコーヒーを頂いた。書かれている言語が最初はポルトガル語かと思っていたのだが、「コスタリカ」と読めるのでスペイン語なのだろうか。スペイン語とは発音の感じが違うように感じるのだが、1%位しか知らないので私の勘違いなのだろう。

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場所は中米ということはわかっているのだが、そのあたりには国がたくさんあって、並び方とかよく把握していない。よくアメリカの大統領は中近東の国の配置を知らないと言われるが、日本の総理大臣は中米の国々の場所がわかっているのだろうか。

で、500グラムであること、豆ではなく、粉に挽いてあることはわかる。100%というのが何を示すのか不明。砂糖が含まれていないというのも意味不明だ。なによりコスタリカのコーヒーというものの価値がわからない。開けてみたら白い粉とかだとどうしよう。うまく立ち回れば、おおもうけだ。ちょうどその時、警察官が家に来たりして・・

そして、粉の色を確かめる前に、ネット上で調べると、

コスタリカは高級(スペシャル)コーヒーの産地であること。厳密に種の管理を行っていて、ブランドの維持に努力していること。豆には上から「SHQ、GHQ、HB、MHB、HGA、MGA」とランクがあり、およそ高原で生産される豆をもって上級としているようだ。あとは大西洋に面した場所かどうか、豆の硬さなどがランキングに関係があるようだ。

ということで、ランクの表示を探すと、MSAとあるのだが、上の6ランクのどれとも異なる。

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小さな文字で、製造会社のURLが記されていたので、つないでみると、この製品とまったく同じ製品が袋に詰められている充填工場の画像が見られた。見せてほしいのは袋に詰めるところではないのだが。

で、この社の製品は、ほとんど500グラム売りのようで、頂いたものは、輸出用ではなく、国内用らしい。8.5ドルとなっている。コスタリカの通貨はコロン(1コロン=0.23円)なので米ドルなのだろう。つまり500グラムで1000円。スペシャルな値段じゃない。たぶん流通用というか、高級品の残りということだろうか。

さらに20袋購入した場合、20%値引きになるようだ。
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カジノが焦点の横浜市長選の怪

2017-07-27 00:00:23 | 市民A
7月30日が投票日の横浜市長選がまったく怪しい限りになってきた。候補者は現職の林(71)市長、元逗子市長で元民主党衆院議員で映画監督の長島(50)氏、元日経BP記者で無職の伊藤(39)氏。林氏を推薦するのが自公で、民進党は自主投票、共産党は伊藤氏を推薦。民進党が分裂しているわけだ。

神奈川新聞等の事前調査では、林氏支持が50%、残り二人が各10%で未定が30%ということで、この組み合わせではどうみても開票後1秒で当確が出る感じだが、実際には400万人に近づいている大都市では大きな争点があるわけではない。大きな問題はたくさんあるが、できることは限られている。

そして、最大の争点というのが中学の給食問題と、カジノ誘致について。中学給食問題というのは、現在の横浜は「家庭弁当方式+ハマ弁」。要するに、家庭で弁当を作れない何らかの事情がある場合は、注文しておくとハマ弁という疑似給食を食べられるわけだ。

これについては市民の53%が完全給食支持、9%が家庭弁当支持、31%が選択方式(混用)支持。林市長は現在の混用型+ハマ弁100円値下げを打ち出す(現在のハマ弁利用者は1%)。残り二人は給食制を打ち出す。長島氏のプランは不明。伊藤氏は親子方式という近接小学校で中学生の分の給食も作るという方式を提案。

そして問題はカジノ誘致。市民の65%はカジノ反対で賛成は23%。候補者では林市長は元々誘致派だったが、今は「白紙」ということになっている。残り二人はカジノ反対。

賛成候補者がいないなら争点にならないはずなのだが、それが争点になる怪現象の原因は地元出身の菅直偉官房長官。候補者に頼まれたわけでもなくカジノ誘致の推進派だ。いつか見たことがあるような展開だが、全国何ヶ所かで誘致運動が起きているのに、カジノ特区の条件に「総合リゾート」に加え「国際会議場併設」の条件が追加されたようだ。「国際会議場・国際展示場」・「劇場や美術館などの文化施設」「日本各地への旅行を促す施設」「ホテル」の4つだ。

これにより、カジノの建設可能な場所は予定の2~3か所のうち、横浜と大阪が決まったも同然なのだそうだ。維新と官房長官の足元である。横浜では基本プランからアクセスプランまですでに立案済で関係者に近い京浜急行やセガサミーも事業参加するとも言われているようだ。

そして、市長が「カジノ白紙」と言ったところで、どこかの党の分裂もあって当選するのは確実なのだろうから白紙がすぐにカジノ設計図に変わるのだろうとは思うし、個人的には横浜カジノで腕を磨いてから、ラスベガスのトランプタワーに乗り込もうかとの不純な期待感もあるのだが。
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ポケモン20周年

2017-07-26 00:00:46 | マーケティング
1997年4月にテレ東で放送が始まったアニメ「ポケットモンスター」は今年で20周年。この夏の「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」も映画20本目。このタイトルだが20年前の第一話「ポケモン!きみにきめた!」のリフレインになっているのだろう。

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泡沫株主の私の元にも500円のQUOカードが送られてきた。普通の会社なら、台紙にはカードを挟む切れ目が2ヶ所についているのだが、台紙には切れ目はない。それに普通なら記念品は1000円分でしょ。

ということで、テレ東は色々とやっているし、少人数で運営していて、アナウンサーは様々な分野の仕事を任される。番組もかなり他局とは異質だったが、最近はかなりマネをされているように思える。鑑定団とか、Youは何しに・・とか。モヤモヤさま~ずとか、他局でも同じような趣向の番組がある。また、以前のモーニング娘。あるいは今田耕司やユウスケサンタマリアのようにテレ東が困ったときに頼りになるタレントもいる。

ところが最大の問題は、地上波が全国をカバーしていないこと。人口比で70%の地区をカバーといっているが、本州の日本海側は全滅状態。静岡の一部や兵庫県が抜けているし、岡山と香川以外は四国・中国も弱いし、九州の北側でも見えない。

直接的理由は、6番目の放送局であるテレ東に対応するためには全国各地に6つの放送局がなければならないのに、実際には多くの場所では4局とか5局しかないからだ。もちろんケーブルテレビやBS放送であれば、地方局は要らないのだが、都内に巨大なテレビ塔(スカイツリー)を作ってしまった以上、地上波を廃止することはできないだろう。

かといって、今の地上波番組をすべて衛星放送に変えてしまうわけにはいかないだろう。どうする?

ところで、また新しい企画が始まったのが、月曜夜11時半からの「バカリズムの30分ワンカット紀行」。ナレーションなし編集なしで、要するに撮影した30分がそのまま番組になるというお手軽番組。いや、失敗は許されない緊張番組かもしれない。

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防衛省のこと

2017-07-25 00:00:24 | 市民A
まず、防衛大臣が罷免にならないことについては、彼女の支持層というのは、安倍政権の核心的支持層であるということなのだろう。最も右側の人たちで、特定の雑誌やネット上で論客をつとめることが多い。たぶん有権者の10%程度が属する分類なのだろう。それらの人たちにとって最も首相になってほしいのは今の防衛大臣で次になってほしいのが今の総理大臣なのだろう。

だからそのグループに鉄槌を与えると、支持率がさらに10%下がってしまうのでそういう選択肢はないのだろう。思えば、終戦記念日に靖国神社に行かないように閣議で防衛相のジブチ行が突然決まったことへの内心の怒りを抑え、総理が真珠湾から帰ってくる日に靖国に行くという反撃を食わしたことからして、自分の方が正論を貫いていると思っているのに違いないだろう。


次に、省内会議の内容が外部に流れている件については陸自の反撃という説が強く流れている。この件は、そもそもの話から大きくずれてしまっていて、その「戦闘行為があったかなかったか」という点はメディアが追及すべき問題なのだが、この「軍人(制服組)」と「首相-防衛大臣-事務方(いわゆる背広組)」と「一般国民」の三者関係というのが重要なわけだ。第二次大戦の時も大問題だったのだが、その時は、「国民」のところが「天皇」だったわけだが。

現在の報道では、廃棄すべき書類が残っていたことと、それを公開したことに対して、ルール違反として陸自が責任を負わされそうになって、それに対する反発からリークがあり、制服組による背広組への抵抗というようになっている。おそらく国民の目から見ると、自衛官がかわいそうではないか、という方向に風が吹いているのではないだろうか。


戦前に、似たようなことが起きていた。昭和7年(1932年)に起きた五・一五事件。事件は海軍を中心とした若手将校による首相暗殺というテロであったのだが、同時期には政党による汚職が次々に明るみに出ていて、国民はテロ参加者に寛容な処分を求める声を上げたわけだ。

この事件が、日本が大正デモクラシーに決別し、軍国主義に向かっていったターニングポイントと指摘する研究者も多いようだ。

歴史はまったく同じようには繰り返さないのだが、思えば昭和7年の時には誰も想像していなかったような戦争が5年後に中国大陸で始まってしまったわけだ。それも局地的に始まった戦争が、二発の原爆と国富の壊滅という結末に至ったわけだ。


そして、首相のいう「自衛隊明記」を憲法に加えるというマイナーチェンジ論もいただけない。得るものはなく失うものが多いとしか思えない。いまさら自衛隊が不要という意見は国内にはほぼない(何人かはいるだろうが)。周辺国がさらに日本への防衛と称して軍備増強するだけだろう。

だいたい日本の憲法というのは、九条以外にも守られていないことが多い。公明党がいうような加憲という程度では済まないほど現実とは異なっている。重要なのは、「天皇制」の規定と「九条の拡大解釈である、自衛に徹する軍隊」「義務教育」ぐらいではないだろうか。

基本的人権についてはくどいほど子細に書かれている。守られているのだろうか。いまだに差別はあるような気がする。

また、職業選択の自由といいながら、実際には好きな会社に入社しようとしても面接やテストがあるし、政治家と歌舞伎界だけは世襲制が生きているとか。

全文を読んでも、日本が共産主義国家ではなく資本主義国家であることも判然としない(私有財産を持つ権利が与えられていることから資本主義国家であることが読み取れるということだそうだ)。

といって、全部書き直すとしたら、少なくとも現在の社会の追認的な条文ができるだけなのだろう。中学生の97%が高校に進学する時代に「高校を義務化(無償化)する」のではなく、幼稚園義務化の方が前進的なのだろうが、そんな声は聞こえてこない。

話を自衛隊に戻すが、ではどういう人物が防衛省のトップに座ればいいのかということは、実際よくわからない。日本が長い間、実戦を行っていないからで、上から下まで実戦経験ゼロのわけだ。もっとも強いか弱いかよくわからないというのも最大の防衛効果ともいえるわけだ。いずれにしても憲法に書かれていないからといって自衛隊は解散しましょうというようなことにはならないだろうし、もしそうなる場合は日本がどこかの国に戦争で負けて、占領される時なのだろうと思うわけだ。
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不二越会長発言の裏読み

2017-07-24 00:00:35 | 市民A
不二越と言えば、富山の機械メーカーであり、現在の主力製品は工業用ロボットである。売り上げは年商2300億円といえば富山では大手だろうが、この8月から事実上、本社を東京の汐留に構えるとなると、東京では肩身の狭い金額だろうか。

会長が、公的な場で「富山で生まれた人は極力採らない」と発言し、富山県では批判の竜巻が巻き上がっている。

批判を大別すると、

1. 感情論的に、「富山の会社なのに、冷たいじゃないか・・」。
2. 富山県人は無能じゃないのに・・・。さげすんで見ているのか。
3. 「富山県で生まれた人」を採用しないというのは、憲法で禁止される「出自による差別」である。
4. 本音はそうでも「わざわざ決算発表の場で発表しなくてもいいのではないか」
5. 「ワーカーは富山で採用、本社では富山県人採用しない」は差別ではないか。

といったところだろうか。

自分が岡山で泡沫会社の社長をやっていた時の経験だが、社長になってから事業エリアを拡大し、北海道2ヶ所、東京・関東4ヶ所、そして岡山1ヶ所となったのだが、歴史的に岡山で採用していたため、岡山県民比率が6割ほどになっていた(不二越の富山県民比率は8割)。ところが、岡山県民もたぶん富山以上に閉鎖的なので、年齢にかかわらず転勤拒否が多発するわけだ。

また、人手不足のおり、中途採用をしようとすると、そこそこ応募があるのだが、面接してみると、前の会社を辞めた理由の多くは、転勤が嫌で辞めたということが多いわけだ。

世界的大企業の岡山工場の地元採用で優秀だったため、本社採用に切り替えて東京本社勤務で半年で都会生活が嫌になったとか、20代前半で海外工場の主任に任命されといった理由で辞めるわけだ。本人は悩んでいても、配偶者や親が「県外に行くなら会社やめなさい」ととどめを刺すらしい。もちろん、そういう人は採用できないので、なかなか人間の穴は埋まらない。といって、富山県もそうだろうが、岡山県でも県を自分から出ていく人も多く、その人たちは東京や大阪に出ていき、帰ってこなくなる。客観的に言えば、東京、千葉、神奈川あたりの海浜型南関東と比べ、岡山は暑すぎるし、富山は寒すぎる。しかも関東にもそれぞれの同県人は多いのだ。

不二越の内実はわからないが、東京本社に移転するというのは、会社の目標である海外販売比率を60%にするといった目標からいっても不可避だったのだろう。お客が富山までは来てくれないし、海外に行くにしても簡単じゃない。東京からは上海でも日帰り可能エリアになりつつある。

ということで、富山県人を採用しないというのが本音だったとしても、ではなぜ、公開の場でしゃべったのかということ。会長ともあれば、発言で大騒ぎになることはわかっていたのだろうから、何を考えていたのだろうか、ということ。

一つは、単に新卒採用にあたり、全国から優秀社員を集めようと思ったのかもしれない。富山除外というのが「逆差別になる」という見落とし易いミスをしたのも軽い気持ちからだった可能性もある。

一方で、これだけ富山県人比率が高くなった原因が、高校側からの割当就職枠のようなものがあったのではないだろうか。安定的に人を集めるなら高校の就職担当と懇意にし、ある程度一定数を毎年採用することで、優秀な生徒をもらったりするのだろう。ということで、切っても切れない関係になっていたのではないだろうか。

しかし、直近の人出不足が会長に千載一遇のチャンスを与えたのではないだろうか。つまり不二越が採用数を大幅に減らしたとしても、他の企業が、人をかき集めるなら、生徒にも就職担当の先生にも迷惑はかからないだろうと思ったのだろう。

さらに、不二越会長の次の一手は、「社名変更」なのだろう。8月に事実上、東京移転した後、来年の4月に正式に登記上も東京に本社があることになるのだから、そのタイミングに合わせて社名から「越」の文字を抹消するのだろうか。越は富山の旧国名の越中に由来するのだろう。新社名は「フジロボ(Fuji-Robot)」と予想してみる。
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信託博物館

2017-07-23 20:12:56 | 美術館・博物館・工芸品
丸の内にある博物館。新丸ビルの横にある三菱UFJ信託銀行のビルの1階にある。

そして信託銀行の中にあるからといって、『信託銀行博物館』ではなく、あくまでも『信託博物館』なのだ。

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それは、どう違うのかというと説明しにくいが、「信託」機能と「銀行」機能の両方を行うのが信託銀行ということだそうだ。さらに、信託銀行であっても信託銀行と名乗らなくてもいいということで、単に「銀行」と称している場合もあるそうだ。(二重国籍問題と同様だ)

なぜ、日本では銀行と合体したかはよくわからないが、前の大戦の後半でそうなったらしい。臣民の財産を預かって、増やしたのではなくもしかしたら戦争のために使ったのかもしれない。郵便局と同じだろうか。

個人的には、何も信託したくはないのだが、なぜか2行(SMBC信託銀行と三井住友信託銀行)に口座があって、内一行は残高ゼロ。


では、信託のことだが世界各国に似たような制度があり、日本では空海が、信者の寄進したおカネで教育機関を作ろうとしたのが最初だった。今では教育機関が作りたいなら権力者の妻と仲良くするのが正解だが、空海の方法は正論。そして次に織田信長。こちらも動機不順だ。自分の集めた年貢を京の商人に運用させて天皇にみついだそうだ。こちらも天皇の政治利用だ。

そして、ヨーロッパでは二つの流れがあり、一つは遠隔地へお金を持って行かないで、いわば為替のように紙切れをもっていけばいいというような商業的機能。そしてもう一つは「十字軍」に参加した兵士が、自分が戦死したときの遺産の処分につき、遺言の執行のためのものだった。

米国では、それらの問題もあったが、資本家の出現で、おカネを急激に増やしたい人やおカネがなくて困っている人が投資信託を始めたことにもよるようだ。


で、一回り見学したのだが、さて自分では何か委託するようなことがあるのかと思っても何も想像できないのだ
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銘駒は藤井時代を生き抜けるか

2017-07-22 00:00:45 | しょうぎ
テレ東の長寿番組「開運なんでも鑑定団」7月11日の放送には将棋駒が登場した。

彫師、宮松影水の作で、御蔵ツゲ虎斑の書体は水無瀬。昭和29年頃の仕事らしい。実は、駒などの将棋用具には目がないので、凡その価格は想定できていた。200万円前後でコンディションによってプラスマイナス50万円かなという予想をしていた。

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画像で見る限り、かなり飴色になっていてちょっと暗いのと、王将か金将かの裏側にある細かなキズからして、かなり使われた形跡が感じられる。

これだけの銘駒なのだから、駒を買う人は資金からして、自分の持っている別の銘駒を売却(下取り)して、次の銘駒を買ったのではないだろうか。そして、最後のオーナーは、将棋用具には興味がなく、したがって下取りしてもらって次の駒を買うなんて夢にも思わないのだろう。

そしてオープンザプライスは220万円。わずかに査定が甘いような気もする。


ところで、影水以外にも有名な彫師はいて、マニアはそれらを買い求めるのだが、箱に入れたままにしないで、日常的に手に取って使っていると、手の油と椿油が混じって良い香りと飴色のまろやかな色合が深くなってくるわけだ。

ところが、

藤井四段の活躍によって、テレビやネットでの中継が増えているわけなのだ。となると将棋盤の上にカメラが取り付けられるのだが、テレビの画像では、飴色の駒と文字と盤の色が混じってしまって、駒がよく見えないのだ。

現在の将棋連盟の対局の多くは影水駒だそうだが、藤井時代の感覚では駒の色が目立ちにくくテレビや配信画像が良く見えないということになるのではないだろうか。つまり公式戦で使う回数が減ったりして、結局駒の価値が下がってしまうということになるのではないだろうか。

数日考えていたのだが、一つの名案を思い付いた。画像処理である。うまいことに駒は四角い将棋盤の上か、取った駒を置く駒台の上にあるわけだ。手に握りしめて相手に手の内を見せないということは、ルール上では反則にはならないのだが、実際にはプロ棋士もアマ棋士も「持駒秘匿作戦」を使う人間は一人もいない。

となると、盤上と駒台の上の駒の色を画像処理して、画像公開用には、明るい色でコントラストをもっと利かすということでいいのではないだろうか。

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試しに、放送された虎斑の駒の画像を使用して画像処理を行ってみた。結果は上々だ。


さて、7月8日出題作の解答。

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詰将棋パラダイス誌で発表させていただいた時の読者評は「余詰を発見したと思ったら、本筋が見当たらないので、これが正解?」というような意見が多かった。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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読みにくい場所に設定してみた。この手の問題はあまり難しくない。あきらめないことかな。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。
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感動のない巨峰ソフト

2017-07-21 00:00:12 | あじ
前書き
まず、本日の記事だが2週間ほど前に書いたのだが、公開するのが後回しになってしまって、その間に「巨峰ソフト」の販売が終了してしまったのだ。巨峰の季節はこれからだというのに、困ったものだ。それに書いてしまったものを捨てるのも気が進まないこともあるので、ある意味、販売が終わった原因にも触れるような内容なので、あえてこの前書きを追加して公開してみる。

本文
ミニストップが近くに二軒もあるので、よく使っているが、イオン銀行とLoppiがあることもその一員。Loppiはローソンにしかないものと思っていたら、イオン系列のミニストップに登場したのでかなり驚いたのだが、ローソンとミニストップが統合するという噂が流れたまま、まだ否定されていないようなのでどうなるのだろう。ミニストップをあえて利用している顧客には、何か理由があるはずで、それを解明しないまま、安易にローソンへプレゼントしても1+1=1.5ということになるのではないだろうか。ファミマ、サークルKとは異なる結果になるような気がする。

もともとイオンのやり方もよくわからず、前にいた岡山県にはイオン系列のスーパーは大量にあるのに、ミニストップは1軒もないし、横浜の北側にはイオンはないのにミニストップが多い。イオン銀行は預金金利を引き上げて集客するが、東京駅や羽田、成田といった重要ポイントには店舗がほとんどない(ゆうちょバンクのATMが利用できるのだが)。

それで、ミニストップの最大の特徴はイートインの場所があること。今頃になってローソンやファミマがイートインを始めているのだから先見の明があったはずなのに、客単価が低い理由にイートインが邪魔と分析していたはずだ。(セブンも沖縄でイートインを始めるようだ)

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それで、イートインをもっとも有効に使えるのが、夏のスイートで、かなりの名作を生んでいる。ということで、今年のオシは「巨峰ソフト」ということで、イオン及びイオンリートの株主として味を確認してみる。

まず、「?」と思ったのが価格。220円ということだが、普通のソフトと同じだ。安いのはいいとはいえ、単価に差をつけないというのは、逆に顧客に「?」感を与える。5円でも高くしないと、顧客はこの商品に付加価値を期待しないものだ。

そして、色。薄紫。季節柄、アジサイの色ともいえるが、紫とか青系の色は、食べ物には向かない。黄色や赤、茶色と言ったところが食欲に繋がる。それに巨峰を食べるときは果皮をむくだろう。中身は紫じゃない。そもそもブドウの果実は紫ではなく透明なのだ。皮ごと潰すから赤ワインは赤紫のわけだ。

そして、巨峰ソフトが売り出された時期にはまだ巨峰は出荷されていないのだから、誰でも「去年のブドウのジュース」を使っているのだろうと推測するわけだ。


そして、口にするとわかるのだが、ソフトじゃない。ザラザラと氷粒の感触がある。しかも味も甘くない。それほど甘いものを期待しているわけじゃないが、巨峰は甘いわけだ。つまり巨峰の味とは言い切れない。舌感がザラザラしているため、溶けたカキ氷みたいな味だ。

皮をむいた複数の巨峰の粒の上にソフトクリームをのせて提供すれば、巨峰ソフトという名前に信憑性が高まるだろう。が、誰が巨峰の皮をむくべきかという問題が残る。指が紫になるわけだ。
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「夏祭り!にっぽんの歌」公開収録へ

2017-07-20 00:00:33 | マーケティング
中野サンプラザで公開収録が行われたテレビ東京系「夏祭り!にっぽんの歌」の公開収録に行った。株主招待券だが、どうせなら現在進行形の歌手の出る「テレ東音楽祭」に招待してもらいたいところだ。「夏祭り!」は、ほとんどの歌手は、現在進行形ではなく、過去完了形に近い人が多い。さらにいうと、オリジナルの歌手が冥界入りしたため、代打出場歌手が代わりに歌ったりする。

もっとも、若い時の誰でも知っているヒット曲を、うまく歌えず苦労しているのを見るのも心苦しい。例えば千昌夫氏の「星影のワルツ」とか。歌手の話から先にすると、最長老がジェリー藤尾氏。自宅が近く、散歩する姿をよくみかける。もう声が出ないような状態だが、主にトークだ。両親が日本人と英国人。生まれは上海。法律が変わって国籍が変わったそうだ。

(民進党内部で蓮舫氏の二重国籍問題が内輪もめのネタに使われているが、本来、個人の人権なんて国家によってすぐに捻じ曲げられるもの。特に国家基盤の弱い国の国民なんて、いつ無国籍人になってしまうかわからないわけだ。弱い人の立場でものを考えられない人が民進党に多いということなのだろう。あるいは平和ボケ。また、仮に北方領土問題が進展したら、今、そこに住んでいるロシア国民には、日露両国の国籍を持たせるしかないのではないだろうか。)

特に朝鮮戦争当時、米軍キャンプで歌っていたそうだ。半年前にNHKホールで伊東ゆかり氏も同様のことを言っていた。

そして、放送されるのが8月12日ということで、坂本九氏の命日でもあり、思い出トークがあり、遺された名曲を合唱したりということになるのだが、その時のために呼ばれたと思われる現役歌手の氷川きよし氏の声が全音量の1/2位目立って聞こえるわけだ。

そして、小林幸子氏は紅白歌合戦で、超豪華電飾衣装というような色物出演を続けていたのだろうが、氷川きよしを除けば他のベテラン歌手(含む美川憲一)よりも圧倒的に歌唱力があるし、1964年の東京オリンピックの年に発表されたデビュー作『ウソツキ鴎』の熱唱を聞くと、まったく現代的な曲に聞こえるわけだ。

そして、オリンピックといえば、すでにテレ東の人たちの頭の中はすっかり東京五輪になってしまっていることがよくわかった。

テレ東といえば、類を見ないほど奇妙な番組作りで有名だが、公開収録にしても通しで収録するために、CMタイムの3分間が舞台の模様替えの時間となり、その間、アナウンサー(元NHKの宮本アナともやもやサマーズの福田アナ)が、雑談をして間を持たすわけだ。ローコスト制作なのだろう。そもそも中野サンプラザの建物の老朽化も末期的だし。

そして、生放送ではないことの余禄があった。ある女性歌手が同じ曲を2回歌うことになったわけだ。理由は、一回目に歌詞を飛ばすという失敗を演じたからなのだが、本来は歌う前に5回ほどお辞儀をしたい気持ちなのだろうが、そうはいかないわけだ。本放送で、いきなり5回もお辞儀をする歌手がいるわけはないからだ。そして、この事実は、「秘密にしてほしい」とアナウンサーから口止めされたのだが、もとより守秘義務契約に署名した記憶はないのだし、良くある話ではないだろうか。

さらに、テレ東という不思議なテレビ局の話をもう少し書いてみたいのだが、文字数の関係で、来週に回す(というか、まだ書いてないし)。
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二人の首領(ドン)(落合信彦著)

2017-07-19 00:00:54 | 書評

落合信彦の代表作に『2039年の真実』というのがあり、ケネディ大統領暗殺に関する秘密情報の多くが2039年まで公開されないことに関して、その背後にある大きな力を探し出すという主旨の本だ。本書も同じような時期に書かれていて、その二つの事件は裏では繋がっているというような内容である。

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事件はロッキード事件。表沙汰になったのは米国のチャーチ委員会で軍事産業が他国に不正行為を行いながら受注を拡大していたという疑いを調べているときに、日本の政治家(総理大臣)やフィクサー達が関係していることが次々に判ってくる。

そして、ロッキード事件に関しては黒と言われるのが田中角栄総理はじめ政界であり、丸紅、日商岩井といった商社、さらにフィクサーとしての首領格の児玉誉士夫氏。そして、二人の首領のもう一人が笹川良一氏。

戦前の格は、明かに笹川氏が上だったのだが、戦後のごたごたで地位が逆転。児玉の握っていた大陸ルート、軍隊ルートからの残存を使って資金を増やしたようだ。

そして、やっとモーターボートで一族や取り巻きに大きな顔ができつつあった笹川にとって、児玉勢力弱体化というチャンスを逃すはずはなかった。

そして、米国ではニクソンにつながる軍事産業とチャーチ委員会のせめぎあいの中で、笹川は正義の味方を演じることにした。

本書はさらに、短編二作があり、ベトナム戦争の時に、中国が米兵に対して薬物蔓延工作を行ったことが記されている。

中国も、北国へ再び同じ手を使ってもらいたいものだが、回りまわって日本まで流れてくると困るかな。それならニセ札増刷で経済破壊とか。
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『米国抜きTPP+日欧EPA』は政権延命策か

2017-07-18 00:00:00 | 市民A
安倍政権の経済政策の最大の目玉はTPPであったはず。

例えば、物価上昇2%とか将来のGDP600兆円とか女性の活躍とかカジノとか大学特区とか色々と政策らしいことは言っているが、よく考えると、政策のゴールを言っているだけで、プロセスがないわけだ。プロセスがなければ政策は実現されないのだし、そもそも、物価やGDP、女性の労働力化をしても、それで何かいいことがあるのかということすらある。

また、日露関係も目標とはかなり方向違いのことになっているし、東アジア4国の関係は混乱の極みだ。しかも政権支持率はロフテッド軌道になっていて内閣改造に失敗すると困ったことになるだろう。

その中で、TPPはかなり具体的な政策で、おそらく効果が目に見えるということだったのだが、誰かのせいで破綻の危機となっている。

ということで、米国が抜けた穴をEU向けで穴埋めしようというなら、案外合理的な感じもする。さらに米国抜きのTPPが結べれば、TPPの当初計画とは少し方向性が違うものの、似たような効果を得ることができるだろう。

が、たぶん様々な問題が生じると考えられる。まず米国。もう米国の戻る席がなくなる。そしてEU脱退を決定した英国。EU離脱によるEUの困る部分をチラつかせながら有利な通商交渉を狙っていたのに、英国の抜けた穴に経済的関係のみでお気軽日本が潜り込もうとしているわけだ。

単なるEPAなのか、もっと互いに束縛しあうようなルール(経済問題の裁判権の問題)まで結ぶのかは不明だが、そもそもうまくいかなくても相互に失うものがあるわけでもないのだからいいのだろうが、共通の価値観を標榜していたEUが英国の離脱で揺さぶられているのに、さらに価値観の異なる日本と組むようなことなったら、さらに共通の価値観からは遠のいていくような気がする。

さらにEUの枠組みの中では、域内を一つの国のように考えていることが多く(独禁法の適用範囲など)、日本とEUがどこまで深く付き合うかということについて早い段階で確認することが必要なのだろう。

ただ、いい加減な大臣たちが交渉に失敗すると、米国とも英国ともEUとも関係が悪化して、友達がいなくなるということもわずかな可能性で考えられる。(そうなったら、死刑制度を廃止し、難民引受枠を設定して、本格的にEUに入れてもらうほかないかもしれない。)
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夏休みヒアリ注意報

2017-07-17 00:00:30 | 市民A
横浜でも本牧でヒアリが発見された。

当初の発表で100匹だったのが、数時間後に500匹になり、その後700匹となった。

一般的に、官公庁の発表というのは極めて実際よりも少ない量の時が多い。海上にオイル類が漏えいといった時も、実際には1000リットルでも15リットルとか発表になる。そもそも1000でも150でも、それ位の量なら、海面に薄く広がって30分も経てば蒸発してしまうのでほぼ影響はないのだが、“公表される数字が少ないな”と思っても、当事者もあえて不利なことは言い出さない。

ところがヒアリの数字はそうはいかない。オイルはすぐに蒸発してなくなるものだが、ヒアリは逆にどんどん増えていく。それに、関係者は「数字を低めに言った方がいい」というような動機をもっていないのだから、ウソはやがてバレてしまう。

ということが、100匹が700匹に変わった理由ではないかと思うが、全国のヒアリ発見情報の中に「女王アリ」が含まれていないのが問題だ。すでに危険を感じて女王だけが逃げてしまったのか、それなら手遅れなのだろうか。最初は地上にアリ塚を作るということで、見つけやすいのではないかと思ったのだが、実は地下に巣を作っても繁殖力が強く、巣が地下だけではなく地上に盛り上がってしまう、ということだそうで、地上のアリ塚を見つけたときはお手上げかもしれない。

一説には、ヒアリを体内から食い殺すある種のコバエがいるそうで、ヒアリの体内に卵を産み付けて、孵化した幼虫がヒアリを食いつくすそうだ。また動物界にはアリクイという偏食家もいて、アリ塚が大好物なので、野生に放つ方法があるかもしれない。ただ、コバエもアリクイも一見、ヒアリの天敵のように思えるが、実際には互いに共生関係の可能性もある。アリクイの体にしがみついて、あらたな場所に移動してそこに種族を拡大する=アリクイのエサが増える、という関係だ。

で、地元横浜に話を戻すと、数日前にご近所を歩いていたところ、小学生男児が3人グループを作って、棒を持って歩道を歩きながら、道端の雑草をかき回している。「ヒアリかも」「ヒアリじゃない」「ヒアリかも」「ヒアリじゃない」、と自主的にヒアリ捜索をしているではないか。

こどもの行動って、単純で悪気がないことが多いのだが、かといって人畜無害ということではなく、危険がいっぱいということ。夏休みは1か月以上あるのだが、その間に大繁殖してしまうかもしれないわけで、夏季休暇が始まる前に、小学生には、「ヒアリ捜索をしないこと」を学校で徹底することが必要なのではないだろうか。

大人よりも子供の方がニュースに敏感というのは悪いことではないのだが、小学校では豊田議員の三文オペラ調の話し方が流行しているようで、これは夏休み中に忘却扱いになるかもしれない。中身がないから、話が盛り上がらない。

そういえば、この記事を書きながら、数十年前にシンガポールでゴルフをしていた時に、巨大なアリに右足のすねを噛まれたことを思い出した。激痛があり、さらに噛まれたところに穴があき、1年ほど炎症がとまらず、膿が出て、直径3ミリほどの穴があいたようになった。思えば帰国後、体調を崩していたことまでを思い出してしまった。今でも穴の開いた場所は、赤くなったままでケロイド状になっている(撮影する前には、剃刀が必要なので画像は割愛)。まずいのかもしれない。
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