わんぱく将棋大会

2012-03-17 00:00:11 | しょうぎ
地元の将棋教室の年度のシメに当たって、地区センターで「わんぱく将棋大会」を開く。30人ほど参加して、10位までに賞状を出すことにする。3位までが将棋連盟会長名の大判免状で、4位から10位までは地元の地区センター長名である。

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一応、1時間半の間にランダムに対戦(駒落ちハンディあり)していって、その間の勝ちを5点、引き分け3点、負け2点として点数順に順位を決めていくのだが(同点なら勝数順)、この負け2点というのが曲者である。

優勝のS君は11勝1敗の57点。2位は9勝0敗の子、3位は7勝2敗2分けの子と、このあたりまでは順当だが、4位は6勝4敗、5位は7勝1敗、6位は5勝4敗1分けと微妙な成績。7位は5勝4敗、8位が6勝1敗と微妙だ。9位と10位は奇跡的に兄弟だが、9位は兄の方で3勝8敗と大きく負け越しの31点。さらに10位の弟については、なんと、・・

1勝13敗の31点。

ルールに対して非難ブーブーといったところだ。その下の5勝1敗の子より1勝13敗が上ということになった。4位の6勝4敗の子は発表を待たずして、あきらめて帰ってしまったし。

しかし、賞状に名前を書きこもうとしても、小学生の字は判別不能だ。名前なしの表彰状を先に渡して、後からじっくりと名前の漢字を聞きだして清書していくのだが、自分の苗字を漢字間違えで覚えている子もいることが判明。親は何をしとる!!といったところだ。

そして、3位までの子に渡した賞状の将棋連盟会長名のところには、最近コンピューターに敗れた元棋士の名前が書かれているのだが、それが「名人」の名前だと勘違いしている親子が結構いることに気付く。だから、やっちゃだめだったのに・・


3月3日出題作の解答。

z1234


▲8九角 △9九玉 ▲7八角 △9八玉 ▲8七角 △9七玉 ▲9九竜 △8六玉 ▲6五角(途中図1) △7五玉 ▲9五竜(途中図2) △同角 ▲8五飛まで13手詰

「フ」の字くずれ、である。実際、あぶり出し作を大量に作る作家のことを尊敬してしまう。

動く将棋盤はこちら

今週の問題。

20120317


王手の可能性が少ないので、比較的一本筋かな。

わかった、と思われた方はコメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
けっこうねばる (不透明人間)
2012-03-17 13:56:46
○○●まで○●手。
ほかに手段がないので3手目まではすぐに見当がつきました。
詰むのはわかりますが手数がやや不安。
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Unknown (おおた葉一郎)
2012-03-17 13:57:23
不透明人間様
正解です。
手数もOKです。
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Unknown (やぶいり)
2012-03-18 07:32:51
○○●まで○●手でしょうか。
終盤がちょっとややこしい。
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Unknown (おおた葉一郎)
2012-03-18 07:33:31
やぶいりさま
正解です。
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Unknown (蛇塚の坂本)
2012-03-19 17:10:29
最終手○○●の○●手詰みと成りました銀と玉の端の攻防が面白い。
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Unknown (おおた葉一郎)
2012-03-19 17:12:57
坂本さま
正解です
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