頓死といっても将棋用語のこと。本当の頓死は、サドンデスという言葉でわかるように予期せぬ時に亡くなることで、まあ書くと長いことになりそうだが、本日のテーマじゃない。
将棋の頓死は、プロ棋士やプロ崩れの人たちは、「トンコロ」と言うことが多いようだが、「コロ」は「コロッ」の略なのか「殺」の略なのかは不明。
語感としては、有利だと思っていたのに突然詰まされることというようなニュアンスを含む。先日の王将戦で郷田九段が渡辺王将に3手詰を食らったのも、最初は頓死と言われていたが、元々有利の状況ではあったが、一手の大悪手を指して、不利になった後の即詰であったことが判明したことから、頓死とはいわれなくなった。
形態としては、詰めろをかけられたのに、放置して別の手を指してしまうとか、元々詰まないのに特定の駒を持ち駒として与えてしまったため詰まされるとか、王手をかけられて逃げ間違えてしまって詰まされる場合などがある。
ところで詰将棋自体、頓死問題と言いかえた方がいいかもしれない。作家によってはありあまる攻め方の駒を用意して詰ませるのは、あまり頓死感はない。むしろどうみても攻め方の駒が少ないのに詰ませるパターンの方こそ「頓死風」といえるのかもしれない。
わたしの指将棋は、だいたい不利になって、遠くから気付かれにくい詰めろをかけて、さらに気付かれないように盤の別の方向を見ていたりして自分の手番になるとさっそく詰めて勝つことが多い。勝ち将棋の中のトン死勝ち率は、100%に近いかもしれない。
さて、1月17日出題作の解答。
▲1一角 △同玉 ▲2一銀成 △同玉 ▲3三桂 △2二玉 ▲1一角 △同玉 ▲2一金まで9手詰。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。
将棋の頓死は、プロ棋士やプロ崩れの人たちは、「トンコロ」と言うことが多いようだが、「コロ」は「コロッ」の略なのか「殺」の略なのかは不明。
語感としては、有利だと思っていたのに突然詰まされることというようなニュアンスを含む。先日の王将戦で郷田九段が渡辺王将に3手詰を食らったのも、最初は頓死と言われていたが、元々有利の状況ではあったが、一手の大悪手を指して、不利になった後の即詰であったことが判明したことから、頓死とはいわれなくなった。
形態としては、詰めろをかけられたのに、放置して別の手を指してしまうとか、元々詰まないのに特定の駒を持ち駒として与えてしまったため詰まされるとか、王手をかけられて逃げ間違えてしまって詰まされる場合などがある。
ところで詰将棋自体、頓死問題と言いかえた方がいいかもしれない。作家によってはありあまる攻め方の駒を用意して詰ませるのは、あまり頓死感はない。むしろどうみても攻め方の駒が少ないのに詰ませるパターンの方こそ「頓死風」といえるのかもしれない。
わたしの指将棋は、だいたい不利になって、遠くから気付かれにくい詰めろをかけて、さらに気付かれないように盤の別の方向を見ていたりして自分の手番になるとさっそく詰めて勝つことが多い。勝ち将棋の中のトン死勝ち率は、100%に近いかもしれない。
さて、1月17日出題作の解答。
▲1一角 △同玉 ▲2一銀成 △同玉 ▲3三桂 △2二玉 ▲1一角 △同玉 ▲2一金まで9手詰。
動く将棋盤は、こちら。
今週の問題。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。