「とうきょうスカイツリー」駅の違和感

2012-03-21 00:00:16 | 市民A
駅の名前を決めるのは電鉄会社の勝手でしょ、ってわけで、業平橋という駅名が、あっという間に地球上から消滅した。駅は町の文化の中心でもあるのだから、もうちょっと時間をかけて検討してもいいのではなかっただろうか。

東武電鉄は、永井荷風先生ゆかりの「玉の井」駅を「東向島」と変えた前歴もあるが、まあ、それは玉の井が私娼窟で有名になり過ぎていたからか、売防法で私娼窟を目的に駅で乗降する人がいなくなったせいか不明だが、スカイツリー問題と同根裏返しみたいな気もする。

そして、元来、高い所が好きでもないし、デザインは「注射器」みたいで、ちょっと怖い。

地元の人に聞くと、長い間、夜間も工事を続けてトラックの音がうるさかったのに、地元招待券は公務員関係者しか配られなかった、と怒りまくっている。

役に立つと言えば、地元の徘徊老人が道に迷った時に、スカイツリーを目指して歩けば、無事に回収されるのだろうと、思う。

駅名を変えると言うと、神戸空港から三宮まで走るモノレールに「京コンピュータ前」というのがあって、世界最速コンピュータの名前に付け替えたのだが、そちらは人工島で乗降客がほとんどいない駅だったし許せるが、元の駅名なんか誰も覚えていないわけだ。

ところで、元々地上波のデジタル化に合わせて作られるはずだったのに、地デジ化はとっくに完了しているのだが、どうなっているのだろう。これからテレビのチャンネル数がどんどん増えることと関係があるのだろうか。