島根県ではない場所で島根料理店に行き、ノドグロを注文する。調理法は塩焼き。
ノドグロは一見普通の形をしているが、表面が鯛のように赤っぽく美しいのとは逆に、ノドの中が黒いという不思議な関係にある。水深100~200mの砂底に生息している。福島県以南の海(つまり暖流支配下)。つまり東京湾にもいる。日本の海は特に日本海側の海岸にそれぐらいの水深の場所が多く(もともと、日本海は湖だったこともある)、特に島根が名産。
全米オープンテニスで準優勝した島根県出身の錦織圭氏が、「日本に帰ったらノドグロを食べたい」と言ったので「地方区」から「全国区」になりそうで困るのだが、大きさの割に高級魚である。白身はあくまでも柔らかく繊細な繊維質の肉質で、スポーツ選手に好まれるとは知らなかった。
今回食したのは体長30センチ弱(焼く前は30センチ超だろう)だが、最大40センチまでになる。まとめて獲れる魚じゃないので高い。料理店で「本日のおすすめ」というようなメニューに登場していたら、金額と魚のサイズを確認してから注文するのが一般的なのだろう。つまり偶然。
島根では、美しく赤い個体よりも白っぽく鱗ボロボロの方が上物とされるようだ。ドロっぽい場所に生息している方が、脂がのっているそうだ。政治家みたいな話(竹下某?)。
小型の食用珍魚といえば、八角、目光、喉黒というところが有名だが、お金持ちでも庶民でも、食べようと思っても毎日食べることができない、というのが、またいいのだろうか。
ところで、この文章を書くために調べてみると、食べてしまったノドグロだが、魚類図鑑のイラストよりも頭が大きい。実は、皿に乗ってテーブルに登場した時にも若干感じたのだが、テニスラケット型のようにも見える。ニシゴリモデルかもしれない。
ノドグロは一見普通の形をしているが、表面が鯛のように赤っぽく美しいのとは逆に、ノドの中が黒いという不思議な関係にある。水深100~200mの砂底に生息している。福島県以南の海(つまり暖流支配下)。つまり東京湾にもいる。日本の海は特に日本海側の海岸にそれぐらいの水深の場所が多く(もともと、日本海は湖だったこともある)、特に島根が名産。
全米オープンテニスで準優勝した島根県出身の錦織圭氏が、「日本に帰ったらノドグロを食べたい」と言ったので「地方区」から「全国区」になりそうで困るのだが、大きさの割に高級魚である。白身はあくまでも柔らかく繊細な繊維質の肉質で、スポーツ選手に好まれるとは知らなかった。
今回食したのは体長30センチ弱(焼く前は30センチ超だろう)だが、最大40センチまでになる。まとめて獲れる魚じゃないので高い。料理店で「本日のおすすめ」というようなメニューに登場していたら、金額と魚のサイズを確認してから注文するのが一般的なのだろう。つまり偶然。
島根では、美しく赤い個体よりも白っぽく鱗ボロボロの方が上物とされるようだ。ドロっぽい場所に生息している方が、脂がのっているそうだ。政治家みたいな話(竹下某?)。
小型の食用珍魚といえば、八角、目光、喉黒というところが有名だが、お金持ちでも庶民でも、食べようと思っても毎日食べることができない、というのが、またいいのだろうか。
ところで、この文章を書くために調べてみると、食べてしまったノドグロだが、魚類図鑑のイラストよりも頭が大きい。実は、皿に乗ってテーブルに登場した時にも若干感じたのだが、テニスラケット型のようにも見える。ニシゴリモデルかもしれない。