地図から消されていた大久野島の秘密

2014-04-09 00:00:44 | 地図
いまや、ウサギ島として有名な広島県竹原市の大久野島だが、戦前のある期間、この島は地図から消されていた時期があった。理由は、島で究極の殺人兵器である『毒ガス』が大量に生産されていたから。

実際、日本が毒ガスを使用したことは、1984年まで国内ではほとんど知られていなかった。化学戦の内容は陸軍の一部の人間しか知っていなかったし、国際法で禁止されていたため極秘扱いだった。そのため、現在でも全貌がわかっているわけでもないし、この島で極めて地中のヒ素濃度が高いのは毒ガスのせいなのだろうが、生産していたからなのか、終戦直前、また戦後に荒っぽい廃棄処理をしたからなのかもよくわかっていない(そういえば、茨城県の鹿島地区でもヒ素騒動があったが、きちんとは解明されていないはず)。

日本の生産量の80%が大久野島で残りが相模原だったらしい。戦後、この島に残されていた毒ガスだけで、全世界の人類が全滅する量だったそうだ。ほとんどは中国大陸で使用されていたらしいがその詳細は明らかではない。

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大久野島南部にある毒ガス資料館にいくと、かなり詳しいデータがあるが、またも国交問題になるような懸念が充満している。

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島の北の方には、毒ガス工場の一部が残されているのだが、帰りの船便の時間が切迫し行けなかった。

実際には、昭和4年に工場が完成してから、実戦に使うまでには、10年以上が経過している。日本は既に原爆を持っているという米国の学者の指摘もある。実際には生産を開始してから実戦配備まで10年必要というなら10年前から政策を始めていたのだろうか。安部総理が急に強気になったのは、国家秘密として開発中の究極装置が、ついに完成したのだろう。
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東海道中一人旅

2008-03-18 00:00:41 | 地図
ミシュラン一ツ星評価に不満げなフレンチレストラン「シェ・松尾」の本店ではなく、天王洲アイルにある「シェ松尾天王洲倶楽部」で豪華昼食をいただく機会があった。まあ、今や持つべきものは「資源開発会社の友人」だろうか。最近、彼と食事をすると、いつもメニューの右下を注文するわけだ。味の方は、いくら高くてもランチメニューの限界もあるので・・・。

db92f7e7.jpgそれで、お昼から着色ドリンクをたくさん飲んでしまったので、酔い覚ましにモノレールに乗らずに、少しだけ歩くことにした。しばらく歩くと春の陽射しは結構暑く、計算通りカロリーを消費していく(散歩は10分間で23kcal消費。ワイングラス3杯で220kcalの摂取だから96分歩けばいい)。すると、突然、「旧東海道品川宿」という表示が見えてくる。そう、江戸時代のスーパーハイウェイである東海道の最初(最後)の宿場である品川宿が近くにあるわけだ。

記憶に頼ると、品川宿は、今のJR品川駅ではなく、京浜急行北品川駅のあたりと思い出す。そして、品川遊郭は、吉原と並ぶ二大遊郭として知られ、幕府公認の吉原と異なり、無認可の私娼街のため、何度も取り潰しの処分を受けながら反骨精神で営業していた、というようなことを思い出す。まあ、記憶に頼った知識なので、不正確かもしれない。

そこで、歩く向きを変え、東海道を品川に向って歩くことにする。逆に川崎方向に歩くと、平和島のあたりに、八百屋お七が火あぶりになったり、革命未遂事件の丸橋忠弥が磔になった刑場がある。江戸に入る者に、「悪いことすると、こうなる」というデモンストレーションだったわけだ。つまり、西から江戸方面に向うと、まずさらし首を見てから品川遊郭に行って一遊びして、翌日は江戸見物ということになる。

db92f7e7.jpg実に、旧東海道を歩いて驚くことは、街並みがきちんと揃っていること。幅8メートル程度の普通の生活道路でありながら、航空写真でみても道筋はきっちり判別できる。江戸の住人の末裔がいるのかどうかはわからないが、確かに数件の木造旧家が商店を営業している。「丸屋」という履物屋の店頭には草履(ぞうり)がぶらさげられていて、おそらくは、ここで履きなれた草鞋(わらじ)を脱ぎ捨て、あたらしい草履にかえたのだろうか。また、「東海道整骨院」という笑える名前の医者があるが、長旅で曲がった腰や腫れあがったふくらはぎを按摩でもしていたのだろうか。

そして、横目で探していた遊郭の名残は、通りを歩く限り、どこにも見出せなかったのである。吉原なんぞは当時と同じ位の隆盛と聞くが、やはり元々の政府公認と非公認の差が今に残ったのだろうか。(今も警察公認とか非公認とか色々あるらしいが詳しくないので省略)

もう一つ気付いたのは、結構、ガイドブックとカメラを持って、この道筋を歩いている人が多いこと。東京に歴史ファンは多い。


db92f7e7.jpg通りを歩き終わると、京浜急行の踏切がある。恥を忍んで手持ちのカメラで東海道品川宿の入口を写してみる。さらに八ツ山橋の大跨線橋を渡ると国道15号線(第一京浜国道)。その先がJR品川駅である。江戸時代の旅人は貧富の差なくこの道を通ったわけだが、実際のところ景色が変わり過ぎて、あまり感動はなかった。極めて短い東海道の旅は、以上で終了。わずかに69kcalが消費される。

思えば江戸時代は、一日二食制。歩きくたびれたお昼過ぎに、栄養補給のために茶店で草団子を食すのが一般的。きょうの私の旅も手順と目的が異なるだけで、似たようなものだっただろうか。

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冥王星男の正体は?

2006-08-26 00:00:23 | 地図
4e44f944.gif国際天文学会(8月24日プラハ)の表決により、冥王星が惑星から失格してしまった。本来、冥王星を含む9つの惑星を3個増やして12に増やそうという会議だったはずなのに逆にマイナス1。例は悪いが、求刑が無期懲役で1審で懲役20年の判決を受け、控訴したところ、2審で死刑判決を受けたようなものだ。多分に幸運に恵まれ1930年に発見されたこの星は、太陽の周りを248年強で1周するが、その30%を回っただけで惑星から降格した。矮惑星 (dwarf planet)という非科学的な新分類に回される。

さらに、この議案の投票方式がお笑いだ。会場の学者達に渡されたのは、下敷き大の黄色の紙。議案への賛成者は「せーの」と黄色い紙を上げて、係員が端から数えていく。数え終わるまで手を下ろしてはいけない。テレビで見ると、周りを見ながら紙を上げる学者もいる。投票方式としては、かなりの問題がある。科学者といっても人間。付和雷同型が大多数だ。ところが、優れた学説はいつでも少数意見から発展するのは、地動説、大陸移動説、二重らせん、相対性理論、など、重要なもののほぼ全部だ。

多数決というのも・・


さらに、ある冥王星関係者である漫画家の談話に驚愕。「それでも冥王星の存在を信じる」って。教科書改定問題も浮上しているそうだが、逆に、こういうことを題材に科学の真髄について1時間くらい喋れるような能力がないような先生がいれば、問題だ。「矮教師に格下げ」だ。


そして、これを機に冥王星ブーム、太陽系ブームが起きるのではないか?と大胆に予測してみる。冥王星というのは、なかなか、天文学的には面白い。

面白さを二つにわけると、冥王星そのものの特徴。そして太陽系の表玄関としての冥王星の存在である。

まず、冥王星そのものだが、異常に小さい。直径2300Km。月より小さく、日本の経済水域と同じ程度。遠いから仕方ないが、公転周期248年。他の惑星が太陽の真横の軌道を通るのに対して、17度傾いた軌道を回る。さらにかなりの楕円軌道で1周248年のうち20年は海王星の軌道より内側に入ってくる。

そして、その3つの衛星のうち一つは、「カロン(シャロン)」と言うのだが直径は冥王星の半分にもなる超大型衛星。さらに異常に接近している。その距離は20,000Km。月、地球の距離の1/19である。冥王星からカロンを見ると月の約7倍の大きさに見えるはず。さらに冥王星はゆっくり6.9日周期で自転するが、衛星カロンは冥王星の回りを6.4日と、自転より早く回る(地球と月の関係なら、地球の自転は1日、月が地球の周りを回るのが29.5日だから相当異なる。)。さらに自転の軸が120度とほぼ公転方向と直角型なので太陽側は常に昼で逆側は常に夜になる。もっとも、日向にいても寒すぎるのは間違いない。

次に、太陽系玄関論。今回、色々と勉強し直すと太陽系の学問は1990年代に大躍進していることがわかった。以前は、太陽の周りに、水星、金星、地球、火星という小型の岩石型惑星があり、おそらく何らかの不運で惑星が木っ端微塵になった残骸としての小惑星群があり、その外に木星、土星、海王星という大型ガス惑星があり、最後によくわからない冥王星。そして星屑を引力が束ねた彗星群があって、それで終わりとしたものだった。

が、そう単純なものではなく、その海王星より先にエッジワース=カイパー・ベルトという粗大ゴミゾーンがあり、さらにその外側にオールトの雲というスターダストのゾーンがあることが論じられている。一方、太陽風の届く範囲の限界の場所はヘリオポーズと呼ばれている。一応、ヘリオポーズの内側にエッジワース=カイパー・ベルトがありオールトの雲は外側と考えられている。

そして、太陽系全体の塊は銀河星雲の中を回転しているため、その回転と星間物質がぶつかって衝撃波面が発生すると思われていて、バウ・ショックと呼ばれている。つまり、そういうダイナミックエリアの近くに冥王星がある。生命(DNA)の起源を太陽系外に求める学説もあるが、このあたりとの関係がある。


ところで、話は一挙に、下世話に落ちるのだが、「冥王星男」ということばができた。会社などで、営業と称して出たっきりでどこに行ったか不明。携帯電話は電波が届かず。いつも出先から自宅に直帰しているようだが詳細は不明。というタイプの男のことだ。

うかうかしていると、いつの間に、「多数決により、社員から矮社員に降格」ということになってしまうかもしれない。
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毛利藩邸が六本木ヒルズに・・

2005-07-20 19:58:47 | 地図
ac5f54d3.jpg地図の話から。
先日、購入した「江戸・東京・重ね地図CD-ROM」。江戸といっても幕末の安政3年の地図と現代の東京の地図が、重ね合わせて見ることができる。では、使ってみる。

少し前に、六本木ヒルズに行った時、地下鉄六本木駅とは反対側に緑地があるのを発見。表示では、毛利庭園となっていて、毛利藩邸があったとされている。

そして、この場所を地図で調べると、まさに、六本木ヒルズもテレビ朝日も、長州毛利藩の藩邸内になっている。そして、毛利藩邸で有名なのは、四十七士が奇襲に成功し、自首した後、幕府から彼らの一部を預かることになり(押し付けられた)、さらに彼らには切腹が言い渡され、この藩邸内で、腹を切ることになってしまったのだ(介錯の首切りまで毛利藩で行ったかどうかは不勉強)。

ようするにヒルズの裏庭は、大量殺人(自殺?)の現場であり、不動産取引では「訳あり物件」になる。現代の毛利庭園内にも首を洗った場所とかの記録がうっすらとわかるような記載がある。


ところで、毛利といえば関が原の戦いでは一応西軍だったが、郵政民営化法案の衆議院での投票ではないが、戦闘からは、「棄権」したため、お取りつぶしは免れ、長門の国を与えられることになったわけだ。そして、下関は交通の要所であることから、常に幕府に監視されていたわけだ。幕府を無視していた薩摩藩ほどの豪快さはない。

しかし、長州と薩摩を歴史上で考えると、一つ謎がある。今まで聞いたことのないつまらない謎なので恐縮ものなのだが・・

現在、東京では、六本木の「毛利藩邸跡」、三田の「薩摩藩邸跡」と呼ばれている。かたや大名の名称(毛利)、かたや国の名称(薩摩)で呼ばれる。ところが、これが、上方(京都)では長州藩邸、島津藩邸と呼ばれているようだ。

ちょうどねじれている。これは、地図をみてもなかなかわからない。各藩邸跡を地図で読むと○○国○○○○とキチンと藩と大名を併記してある。

NETで検索しても、この謎に近づく記載は見つからない。あえて私見だが、歴史上の事件が先にあり、事件の名前として、現地で世間に流布してしまった場合は通称優先となるのだろうか??

誰か、この呼称の東西ネジレ現象の原因をお教え願えないだろうか・・
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Google Earth 2

2005-07-18 20:03:03 | 地図
2c195515.jpgGoogle Earth で遊んでいる人が多いようだ。おそらく、遊んでいる人の大半はブロガーじゃないかって想像できる。こういうのになると、ブログ族は早いし、すぐに一致団結してしまう。

たとえば、"tokyo"で飛ばすと、なぜか有楽町のNTTの建物に到着するらしいが、だからといってGoogleがNTTの買収を狙っているとかいないとか・・

でもやはり、使う人の腕と脳味噌が重要なのだろう。活用例は次のブログで(10時間後UP予定)・・

とりあえず、遊んでみたのだが、地球をぐるぐる回して、もっとも海が多い半分と、もっとも陸が多い半分を探してみた。ながめているうちに気がついたことはいくつかあるが、無難な話を一つだけ書くと、「大英帝国は日が沈まない」というのは本当らしい。海半球にある陸地は「ニュージーランド」だけのようなものだ。ニュージーランドを制するものは世界を制するか・・

そして、陸半球の真ん中にあるのは、カスピ海で、やはり日本は端っこだ。
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Google Earth 1

2005-07-16 20:09:30 | 地図
0602b42b.jpg最近、地図に凝っている。というか地図ソフトで遊んでいる。

まず、「Google Earth」。最近、愛読中のTea time diaryさんのエントリを参考にダウンロード。同じく愛読の「なころぐ」さんにも紹介されていた。要するにスパイ衛星みたいな画像だ。使い方がよくわからない(というか使う目的がわからない)のだが、とりあえず、自宅付近を捜す。

なぜか、別の地図と見比べながら、駅や、川や、高速道路から絞り込んでいく。本当は一軒を画像一面に引き伸ばせるのだが、防犯上の理由で、集団的に表示してみる。

次は3Dだが、地形は立体表示できるが、人工物(東京タワーも含め)は、斜めから写した単に写真になっている。エベレストを見つけた。まわりには、もっと鋭角的な山もある。しかし、この3Dマップは、目的が少しわからない。過去3年以内に撮影された画像ということで、現在同時進行の写真ではない。もちろん技術的には同時画像も可能かもしれない。庭に金塊を埋める脱税王を検挙するには、パソコンの前でGoogleを見ていればいいとかなるのだろうか・・

「Google Map」・「Google Local」というのもあるのだが、そちらは普通のパソコン地図だ。
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