ビジュアル系かき揚げ蕎麦

2009-12-31 00:00:22 | あじ
kakiage年も押し詰まった頃でもあり、蕎麦の話。

近くの大型ショッピングモールに蕎麦店がある。蕎麦の味というよりも、かなりビジュアル系のメニューに留意しているようだ。

もちろん、食欲をそそる見かけというのも料理には必要である。

「かき揚げそば」を注文。

普通、かき揚げ蕎麦というのは、蕎麦の上にゴボウやニンジンといったかき揚げ天ぷらが乗っかっている。また、かき揚げ天丼となると、エビやコバシラなどを使った高級メニューとなることもある。

この店では、高級かきあげと蕎麦の組み合わせらしい。

そして、待つことしばらく。

登場したかき揚げ蕎麦では、かき揚げが別盛りになっている。しかも、分厚い。

円盤状になっていて、厚さは約5センチである。

海苔の天ぷらがオマケである。

豪華である。

が、・・

実は、このかき揚げだが、小エビやイカを使っているのは、色でわかる。赤いものや白いものが見えるのだが、食べても味がよくわからない。どうも、食材をフードプロセッサーでこっば微塵にしているようだ。だから、脂の塊を食べている感じである。天つゆにつけると、一気に膨張する。始末に負えない。

しかも、海苔の天ぷらは、海苔が厚くて食べるのにかなりの苦労が必要だ。

長く続きすぎていて、さらに長い放送時間の某歌番組をテレビで観ながら年を越そうと思っている人には、「いくら食べても減らない蕎麦」というのは、いい選択なのではないだろうか。
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百冊目は「赤目四十八瀧心中未遂・車谷長吉」

2009-12-30 00:00:58 | 書評
akame本年100冊目に読んだのは、車谷長吉氏の「赤目四十八瀧心中未遂」。毎年百冊読みを目標にしていて、99冊目の後、油断していて本当に年末の一冊になった。

ところが、

この本、年末に読むには、あまりにも重く、暗く、そして息苦しい。

車谷氏は、現代稀にみる私小説作家ということだ。私小説がなかなか現代に成立しにくいのは、小説より奇なる事件が世情に現れるからで、並大抵な実生活をいくら書いても小説っぽくならない。

それを成り立たせる、この圧倒的な尼崎の底辺の生活。林芙美子の放浪記も真っ青のアングラ社会である。

大学卒業後、なんらかの悪運に見舞われ底辺社会を放浪する主人公と、その底辺にまで待ち構える落とし穴にはまった女のドロドログチャグチャな絡み合い、生き地獄・・・


まあ、良い年になりますように・・

でも、たぶん来年には何冊か、車谷地獄小説を読むような予感がある。
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フォーサイト誌休刊というか廃刊

2009-12-29 00:00:57 | 書評
foresight新潮社の会員専用雑誌である月刊フォーサイト誌が「休刊」、つまり廃刊になった。国内外の政治経済を有名執筆陣が署名入りで投稿していた。私も4年ほど愛読を続けていて、かなり残念である。4月号が最終回で、既に払い込んでいる1年分の購読料については残月分を払い戻しするそうだ。

新聞情報では、読者数が落ち込んで2万部となっていた、と書かれているが、私の読者番号が5000番台であるところからして、実際には1万部程度だったのではないだろうか。

村上春樹氏によって望外の利益を得ている新潮社なのだから、多少の赤字には目をつぶってもいいではないかと思うが、他の雑誌よりもかなり悪い成績だったのだろうか。

あまり信じられない新潮社からの「おしらせ」によれば、理由として

 1.厳しい出版状況で、全社的に雑誌部門の見直しをはかった。
 2.20年間の健闘はあったが、今後の収支改善が見込めないこと。
 3.インターネットの普及で国際政治経済についての月刊誌の役割が変化したこと。

の3点があげられていたが、要するに歴史は長くても赤字である。そしてその直接的な理由は読者離れであり、要因としてはインターネットで瞬時に情報が伝わるため、月刊誌という悠長な媒体では不十分だからということだろう。

読者としての個人的意見としては、さらに
A.記事が多すぎること。
B.名誉棄損裁判で負け続ける「週刊新潮」のでたらめさが、本格的な政治経済情報誌であるフォーサイト誌の評判を貶めている。
C.民主党政権になってインサイダー情報がとれなくなって、ダイナミックな政治記事が書けていないこと。

といったところだろうか。

年の暮にちょっと悲しいテーマだったが、他社の雑誌をこれから探してみることにする。
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鳩山会館へ

2009-12-28 00:00:02 | 市民A
hato1本年9月16日の鳩山内閣誕生後、観光スポットになった東京音羽の鳩山会館。ちょっとのぞいてみようと思っていたのだが、近くにある旧細川家敷地にある永青文庫(美術館)の新年からの特別展と一緒に、と思っているうちに、どんどん政権の地盤が沈下しはじめ、もう一つ厄災が発覚すれば即、失脚確実となってしまった。

贈与税を納税し、除夜の鐘を108回聞いた後、ちょうど元旦の朝に、108日間の政権に試合終了のゴングが鳴る可能性すらあるし、その後で元首相会館に行くのも新年早々縁起じゃない。

ということで、すっ飛んで行ってみた。

まず、音羽通りの正門から邸宅まで、縦「くの字」型の上り坂である。よく戦国時代の天守閣にこういう作り方がある。いかにも坂の上には金の鯱が見えそうな錯覚があるが、洋館があらわれる。地下一階で一応三階建て。三階部分は二階の天井と屋根の間の空間で、倉庫ということだそうだ。これも天守閣にはよくある構造で、武器類が蓄えられている。

見どころは、主に三ヶ所で、庭園と一階の応接室、そして二階に展示されている政治家一族としての資料室。

hatoyama3まず、庭園だが、「偉大なる一郎」の中の一人である鳩山一郎元首相の立像が立つ。庭の中央は芝生になっているが、洋芝ではなく和芝である。したがって冬季には芝は冬眠する。

『養生中なので庭を歩く時は置石の上を歩いてください』と書いてあるのに親子そろって庭を走ったりしているバカ家族たちは、一生かけてもマンションから着地できないだろう。

本格的な設計とかデザインとかは感じられないのだが、要するに政治家の庭だと思う。さまざまな頂き物の樹木とかをそれぞれが邪魔をしないようにある間隔とか政治的ルールとかで植えられていると感じた。




hatoyama2次に応接間。英国風とか大陸風とかいくつかの部屋がある。通しでも使えるようになっているが、重要な案件の密談と言うのは、たいてい一人とか二人とかを部屋に通して、ということになる。鳩山一郎ご愛用の椅子まで現存している(が、傷みが進んでいて座ってはいけないことになっている)。どういう密談がなされたか、そういう情報は何も書かれていない。日ソ交渉とか自由民主党誕生秘話とかそういうことだろうか。

二階の資料室。鳩山一郎元首相と鳩山威一郎元外相に関係する資料の一部がそれぞれ別室で公開されているが、あまり生々しいものはない。ずっと前からないのか、現首相になってから隠したのかはわからない。一番気になったのは、現首相が退陣した後、彼及び弟のための資料室を作ろうとしても予備の部屋がないことだ。どうも三代の政治家を並べると、「大中小」という小学生でも知っている三連熟語を思い出してしまう。


ところで、この第二次小沢内閣ともいえる鳩山邸、第一次小沢内閣と言える細川家(永青文庫)は徒歩10分の距離である。さらに言えば彼らの大ボス、旧田中角栄邸も、細川屋敷のすぐ傍である。関越自動車道の入り口を自宅表門前に設置しようとした目白通りに面した田中家には、現在は民主党としての新人議員が居住しているが、第N次小沢内閣の首相候補群に、マッキー・タナカ氏は含まれているのだろうか。
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黄庭堅・伏波神祠詩巻 永青文庫にて

2009-12-27 00:00:47 | 美術館・博物館・工芸品
eisei1永青文庫は目白にある小さな美術館である。しかし、実は国宝8点、重文31点を含む美術品6,000点、歴史文書48,000点を含む超巨大アートセンターなのである。

しかし、展示スペースの限界もあり、収集品のほんの一角が年数回の特別展で現代の陽の目を受ける。

なぜ、このようなお宝が集まっているかと言えば、この地が「細川家」であるということである。

細川家は足利氏の親戚筋にあたる室町時代の名門である。足利氏に次ぐ当時のナンバー2の家柄。その後、応仁の乱の時代にはいくつかに分岐し足利幕府の弱体化の原因にもなるが、細川忠興が戦国時代に大活躍して重要大名の席を確保する。その後、色々あって熊本城の城主となり、現当主である細川護熙氏の代になり、念願の全国統一を果たした、が、あっと言う間に首相の座から滑り落ちた。人呼んで「第一次小沢内閣」である。

一方、明智家から忠興の正妻として迎えたガラシァ夫人は、旦那との折り合いがイマイチで、血縁の続いた子孫には細川隆元氏がいる。

そういう関係で、このコレクション類を概観すると、大きく3種類あるのではないかと思うわけだ。

まず、忠興に繋がる室町時代の細川家から伝わる名品群。これらの中には、「歴史」の中に登場する名品が含まれている。次に、江戸時代の細川家がコツコツと収集したもの。そして、元首相の祖父である細川護立氏が昭和前期頃に国内や中国から収集した東洋美術。映画からの知識で恐縮だが清朝末期に豪族たちが没落していく過程で、お宝を格安で換金売りしていたようだ。そういうものが流れていたのだろう。

では、名家であるならば、豪邸に住まわれていたに違いないと思うのだが、実はこの美術館の建物は細川家の邸宅ではなく事務所だったわけだ。邸宅の方の敷地は分離して「和敬塾」という男子大学生の独身寮になっている。歴史を遡れば、村上春樹氏も一年間居住して、その保守的な塾風に耐え切れず、脱出(あるいは追放)。大邸宅は現存していて、時々公開されている。


そして、今回の特別展は、『黄庭堅・伏波神祠詩巻』。11世紀の中国の禅僧であり、名書家の作品。本当は新年になって別の展示を観に行こうと思っていたのだが、近くにある別の観光スポットの方に慌しく行かなければならなかったので、これはこれとして。

eisei2伏波神祠詩巻は、現代的に言えば「詩集」である。黄庭堅は詩の作者ではなく、既存の詩(祝詞)を巻物に書くわけだ。日本も中国も漢字文化だが、私見だが中国の書は文字の形や線の太さに個性があるように思っている。日本語の漢字は基本的には仮名と漢字の組み合わせの中で、中国語とは役割が違うということもあってか、むしろかすれを利用した筆の勢いとか、文字の大小といった空間の中の墨の使い方といった方向を感じる。

それ以上は書道10級の腕前がいくら眺めてみても何もわからない。

気がつくのは、この詩巻の冒頭と末尾に約80の朱鑑が押されていて、それがこの作品の今までの所有者を特定することになるそうだ。購入した人が、「私が買った」という証拠の印を押すわけだ。

細川の印が押されているのかどうかはわからないが、張大千(1899-1983)という著名なコレクターの印影が最も新しいものだそうだが、この張氏は謎の人物として知られ、もう一つの顔は「贋作者」ということだそうだ。

eisei3書の他には、文房具類も展示されていた。もちろん鉛筆や消しゴムではない。まず、文房四宝といって、筆、墨、硯、紙を重用する。さらに文房十友に範囲を拡大すると、筆洗、筆筒、硯屏、水滴、筆架、書鎮ということになるそうだ。よくわからないものもある。

現代の自分の机の上には何があるかと言えば、パソコン以外の文房具といえば、メモ帳と3色ボールペン、電卓、USBメモリー。あえて言えば紙屑類。金融機関から定期的に送られてくる残高報告書とか、大叩きしたゴルフのスコアカードとか。さらに、決して開くことがないだろうDVDとかCDとか。
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禁じられた遊び

2009-12-26 00:00:08 | しょうぎ
kinjiraretaasobi1近くの図書館に、巨椋鴻之介氏の詰将棋集である「禁じられた遊び」を発見。年末年始に勉強しようかと思っている。

勉強といってもパソコンで並べてみて、気になる変化を調べるというだけなのだが、並べきれるかどうかあまり自信がない。

さらに、どうしても他人さまの手筋というのを、そのまま流用すると、いかにも盗作風になってしまう。詰将棋パラダイスなどをみても、同じ作家はどの作品でもだいたい同じような棋風というか雰囲気が出ていて、その中に妙なものを嵌め込むとわざとらしい。



kinjiraretaasobi2とはいっても、勉強(学習)というのは、自分の知らない手筋を見るというところから始まるというのが基本の一つなのだから、まあやってみようと思っている。

それなら、借りたりしないで、定価を払えばいいということだが、実は定価を払った詰将棋本というのは、単に開かれない机の枕になりがちで、駒場和男氏の「ゆめまぼろし百番」が二年目の正月を迎えようとしている。

借り物には期限がつきもので、期限がないとぐうたらしてしまうのである。



さて、12月12日出題作の解答。



▲2五銀 △2七玉 ▲3六銀 △1六玉 ▲1五金 △同玉 ▲2六角 △同玉 ▲3五角まで9手詰。

初手の▲2五銀に△同玉は、▲2四金 △1六玉 ▲5三角成 △2七玉 ▲1七馬までの7手詰。

3手目に3六銀の拠点を作り、最終手のために金と角を捨てる。

捨駒ファン及び空中戦ファン用の一作。入玉嫌いの人にも配慮して、入玉寸前で踏みとどまる。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題は、巨椋鴻之介氏とは遠く離れた簡便作。なんとなくスポーツ新聞向けみたいなバラバラ作だが、手順は締まらないが、詰め上がり型には締りがあるが、不完全な形になって、モヤモヤ。



わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。
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投函前の輪ゴム

2009-12-25 00:00:38 | 市民A
年賀状の作成が終わる。新ソフトにあらためて住所録を全部入力。そういう単純な作業でも繰り返して行っていると、クセのある入力手順であっても、作業能率が上がっていく。これが、ダメソフトだと、いつまでたっても速くならないものだ。たぶん日本人が作らないとうまくいかないのだろうとは想像できる。

そして、一覧表を印刷してチェックすると、いくつかの間違いがあるが、作業の始めと終わりの時間に集中している。古今東西の人類共通テーマだ。

post1そして、友人グループ毎にデザインを変えて印刷し、会社の近くの郵便局の前のポストに投函しようとした時に、ポストの投入口に貼り紙があった。

「輪ゴムでまとめて下さい」ということ。さらに輪ゴムまで用意されている。

実は、以前は輪ゴムで束ねていたが、輪ゴムを取り外す手間をかけては悪いなと思ってバラバラで投函していた。余計なお世話だったのだろうか。あるいは新年に配達するときに束ねる輪ゴムを購入する費用をセーブするために、投函時に回収しようというのだろうか。


ところで、一週間ほど前に、ある得意先に年末あいさつに行った時に、「年賀状」の話になった。そして、ふとしたことから、昔話になり、「プリントゴッコ」の話題になる。得意先の一人の方が前職でプリントゴッコ製造販売会社と取引があって、半強制的に社員価格で購入することになり、毎年、新色のインクを使った話や、ランプの電池が弱いと、きちんと色が出ないとか、マットがインクで汚れてどうにもならなくなったとか、印刷中にインク切れになったとか、結構細かくリアルな話になった。

でも、言われると、「そういうこともあったなあ」と思い出すのだが、言われないと何も思い出さないわけだ。相手の人たちは、私とあまり年齢も違わないのに、どうしてそんなに連想的な記憶の構造が違うのか。それの方が気になるのだが。
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夜景でも

2009-12-24 00:00:51 | PHOTO
クリスマス・イブなので、My夜景コレクションから。



恵比寿のガーデンプレイス近くにある空間。


雨の夜

(撮影には、人波の途切れる瞬間を待つという事態が生じ、靴の浸水という困難が伴ったのだが)


2009年10月25日「六本木で写真展へ」で紹介した世界の夜景展では、上海やラスベガスや世界の人工的な都市の幾何学的な夜景で埋め尽くされていたが、「ちょっと違うな」という感じがあった。


巧まずして思わず美しい瞬間。


そういう街、そういう刹那的な瞬間が好きだ

(と、横光利一風に呟いてみる。)
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無選別ししゃも

2009-12-23 00:00:08 | マーケティング
sishamoまったくの小ネタだが、最近親戚宅で食事をしたときに、最近のししゃもの話を聞いた。

「無選別シシャモ」というらしい。

まあ、想像の通りと思うが、メスとオスとがランダムになっているということ。

思えば、シシャモと言えば「子持ちシシャモ」のことを指すほど、魚卵を持った個体だけが売られている。メスだから子持ちとは限らないのだから、オスと子持ちじゃないメスはたぶん二束三文(いや二匹三文)だったはずだ。ペットの餌とか・・

しかし、個人的見解として、子持ちじゃない方も好きなわけだ。卵がない分、身が多い。

なにしろ、かなりの量が捨てられているのだろうと推測されるわけだ。その分、大量に捕獲しなければならない。子持ちかどうか選別するのも手作業だろうし、なかなか簡単ではないだろう。どこで選別するのかよくわからないが、漁場とその選別場所への移動分が運送コストが高くつく。

そういう意味では、無選別の方がずっといい。


さて、「シシャモ」という魚を漢字で探したが、よくわからない。手元の釣魚図鑑の一覧表にも載っていないのだが、よく考えれば、シシャモは釣らない。網で一網打尽にする。むしろ、大型魚の餌なのかもしれない。

名前はアイヌ語のような発音であるが、そういえばシャモとは「和人」を意味したような。

となれば、シシャモは「和人の死」を意味するアイヌにとって神聖な食べ物なのかもしれない。

ところで、シシャモを焼いてから食べるときに、個人個人で差が出るのが、頭と尻尾の処理である。頭や尻尾を残さず食べる人と頭だけを食べる人、どちらも食べない人。

私は、頭は食べるが、尻尾は食べない。本当は全部食べてもいいのだが、尻尾を残しておくと、仮に酔っ払っても、何本食べたかわかるわけだ。
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スロープレーとマント

2009-12-22 00:00:40 | スポーツ
先週末のゴルフのこと。千葉県にある難関コース「K」に行ったのだが。

ki1「冬のK」というのは、難関の上にも難関というのがメンバーの間では有名になっている。ティーグラウンドはレギュラーティーが後ろに下がるし(バックティーの位置)、グリーンはトーナメント並みに速いし、さらにカップはグリーンの端の方の池とかアリソンバンカーの近くに切られる。

元々、大きな池や巨大なバンカー、さらにフェアウェーでも平らな場所はないし、ベアグランドみたいな場所もある。グリーンは横長で縦の許容度はない。スピンボールが必須。

どうして冬が難しいかというと、一般客が終わった後、トーナメントプロがシーズンオフの調整にくるから、それに合わせた難易度になっている。

で、予め嫌な予感を持っていて、スポーツ用のマントを持って行った。もちろんマントを着たままクラブを振るわけじゃない。

前の組が、超超スロープレーだった。さらにキャディ抜きのセルフ。2000円くらい安いのだろうか。しかし、初心者的でもないだろうに50がらみの男4人で、なかなか前に進まない。

下手な人が来てはならないコースであるということは、論外として、ルールやしきたりをよく知らないのではないかと思うわけだ。

まず、ボールがホールより遠い人から打つという鉄則がわかっていないようだ。一番後ろ(つまり比較的下手な人)が、最後に打っている。その時、前の人はボールの進行方向を歩いているのだから、見ていても大変危険だ。どうせ保険に入っていないのだろう。

ボールの予備を持っていないので、OBを打つたびカートまで取りに行く。

念入りにパターのラインを読むが、ワンパットで入らない。

さらに、ピンフラッグを抜いた後、後ろの組が誤解しないよう縦向きではなく横向きにもたなければならないのだが、縦にして持つので、思わず後ろから打ちそうになる。

渋滞が何組にも影響し始め、係員がやってきて、赤や青の旗を振って、早くプレーするように促すのだが、一向にわからない。まあ、「早く打つように」とは言わないもので、「後ろが詰まっています」というような婉曲的な言い方をするので、わからない人にはわからない。

ki2ブッシュのような場所にボールを打ち込めば、そこには「マムシに注意」と書かれているのだが、ゴルフ場用語では「ボールを探さないように」という隠語になる。もちろんOBなのに規定通り5分探そうとする。

さらに落し物が多い。最初はヘッドカバーを忘れていた。キャデイマスター室に無線連絡。さらに、乗用カートのリモコンを落としていた。リモコンなしでカートを使うとさらに遅れるので、またも無線連絡。取りに来た係員に、「前の人から順に打っている」という情報を提供する。前に行って何か話していたが、改善の兆候なし。

そこで、こういうこともあろうかと、遠目でもわかるように、用意していた防寒用の派手なマントを着こむ。なぜ、マントを着るのか見ればわかりそうなものだが、彼らにはわからないのだろう。

こういう時こそ、一発、前の組の中にボールを打ち込んでやろうかと思う。実は、よく打ち込むことが多い。

しかし、打ちこまれると、カッとする人も多い。古くは関ヶ原の戦いでも、裏切るか否かはっきりしない小早川某の陣に家康は鉄砲で一発お見舞いした。そうしたら歴史が動いた。

見かけは、あまり強そうに見えない4人組だが、凶器となりうるゴルフクラブを持っている。あんなものを振り回されたら、困る。あのタイガー・ウッズですら、奥さんが振り回すクラブから逃れようとキャディラックのライトバンに乗って迷走したが、私の近くに逃走用として使えるのは、歩くよりも遅いカートだけである。

しかも、最近は走ると首の骨が痛む。ガキの頃、喧嘩で頭突きを連発していた後遺症だろう。

やはり、言うこと利かすには、愛人同伴の暴力的団体役員風の風体でなければならないのだろうか。
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これから生まれるこどものみに支給を

2009-12-21 00:00:46 | 市民A
「こども手当」が大変なことになってきた。「高速道路無料化」と並ぶ民主党の最も重要なマニフェストが財源不足で漂流中である。

15歳以下のこども一人当たり毎月2万6千円(年間31万2千円)が支払われる(初年度平成22年は1/2)。総額は年4兆5000億円らしい。総税収が40兆円に満たない国でそれだけの支払いは、ほぼ無理だろう。扶養手当廃止では焼け石に水で、さらに新たな税の財源探しが始まる。

所得制限の話があるが、元々、親のためのカネではなくこどもの為のカネなのだから、すべてのこどもが平等に受け取るべき、という主旨だった。さらに、所得が多くても子供が多い家庭だってある。元々、日本には「大金持ち」は少ない。鳩山家のような超高額資産家はほんの一握りだし、金融工学の達人に超高額ボーナスを払ったりしない。結局は税源は中流階級ということになる。だからこそ、愚策ということだ。

それに、年間31万円を何に使えと期待しているのだろうか。今、この財源に大いなる期待をしている業界が、いくつかある。

まず、保険会社。「こども保険」である。毎月2万6千円を積み立てて、大学入学時(18歳)に満期で受け取る。かなりの金額になるだろう。私立大学の入学金対策。最大の欠点は、おカネが需要に回らないこと。

次に、「塾」業界。月額2万6千円の高額コースを用意しているようだ。

さらに自動車販売業界。学校や塾への行き来に自動車は必需品として、毎月2万6千円払えばクルマが手に入るとローンを勧めている。

つまり、毎月2万6千円の支出先に有効なものがないわけだ。

まだ、話題になっていないが、公立高校無料化というマニフェストも生きている。つまり、民主党政権のおかげで、15歳までたくさんお金をもらえて、18歳までは高校がタダ。そして、「18歳参政権」につながるのである。

困ったことに、外国人から見ると、この「こども手当」が、かなりの人気である。手当のおかげで出生率が上がれば、日本の潜在成長率が高まると考えられている。

そこで提言だが、

これから生まれるこどもだけに支給したらどうだろう。それなら額は少ない。悩む必要もほとんどない。

既に生まれているこどもにばら撒いても、こどもは増えないだろう、少子化対策効果としては効き目が薄い。これから先の話にすればいいのだろう。

何か、徳川5代将軍綱吉の「生類憐みの令」みたいである。
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損保ジャパン東郷青児美術館 コレクション展

2009-12-20 00:00:31 | 美術館・博物館・工芸品
普通、コレクション展というと、特別展をやっていない期間をあらわしていて、入館料も安くなっている。常識的に言うと、「世界の名画」は存在しないので、まあそのつもりで、・・
ということが多い。コレクション展は12月27日までで、500円である。

しかし、実際、この美術館には、普段は展示されていない名画が多いと聞いていた。一方、ゴッホの「ひまわり」の中の一枚を巨額で購入してしまったため、他のコレクションを差し押さえて「ゴッホ美術館」と勘違いさせているようだが、まったく勘違いである。もちろんゴッホは作品数が少ないので、ゴッホを買い漁ることなど不可能なのだ。



ただ、コレクション全体の特徴というか欠陥というか、「東郷青児作品」が非常に多いわけだ。どういういきさつでこうなったかわからないが、全コレクション数が約650で、そのうち東郷青児が450らしい。つまりその他が200。

200の中にはかなりの作品もあるのだから、元々、この美術館の展示全体を名画で埋めることは可能なのだろうが、どうも全館上げての特別展をすることで価値を落としているのではないかと思ったりする。

そして、コレクション展。

ここを幸いと、美術館の入口から1/4ほどが東郷青児の部屋になる。もちろん大巨頭であり、有名な作品も並ぶのだが、彼は生涯を通じて、あまり大きくは作風を変えていない。だから同じような作品が大量に並んでしまう。戦後、中近東方面に出かけ、主題探しをしていたようで、その影響の強い作品が何点か揃っていて、そこはみどころになる。

sjt1そして、ルノアール。『帽子の娘』と『浴女』。後期の作品がある。こうなると、華やかな前期の作品も観たいが、そうはいかない。


そして、この美術館のコレクションの特徴である「グランマ・モーゼス」こちらも大量出品である。以前、特別展で観たのだが、こちらはたくさんあってもそれなりに飽きない。


ルオーも何点か並んでいたが、ルオーと言えば松下と出光と思っていたが、こちらにも多そうだ。ルオーも何枚も並べてみるタイプではないように思うのだが。



sjt3日本画は全体に少ないようだが、山口華揚の『幻化』。日本画ではなく、新日本画なのかもしれない。
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1図面のことなど

2009-12-19 00:00:46 | しょうぎ
最近、ある酒宴で棋士の方とお話をさせていただいた。ここに書くと人心を惑わすことになるだけなので、ほぼ内容は明らかにできないが、最近「渡辺明ブログ」でもサラッと触れられていた「ブログ等に棋譜を公開する場合の、1局1図面ルール」について。

まず、突如郵便で連絡が届くそうだ。そして、新ルールが通達されるのだが、色々と疑問が生じるわけだ。竜王のように、棋譜が対局後まもなく公開される棋士ならともかく、公開されない場合、別に著作権と関係ないじゃないか、という意見だ。確かに大部分の棋譜は陽の目をみない。

そういう時には、もっとも若い理事の人に、電話を掛けるそうだ。説明を求めるわけだ。「なぜ1図面なのか」「新聞等で公開された後もそうなのか」「棋譜が公開されない場合でもそうなのか」などだ。

実際そういう質問もよくあるようだ。「みんなでそう言ってください」ということだそうだ。

ところで、それに関係して酒宴の席で出た話題だが、新聞観戦記が「イマイチ」ということ。最近は、タイトル戦なども多くはネット上で同時進行となり、プロ棋士による感想が次々に書き込まれる。それと同じような記事を数日後の新聞に掲載しても、感動が少ない。

かといって、新聞には棋譜の解説も書かなければならない。結局妥協的になり、なんだかわけがわからなくなる

では、対局後数日後に登場する観戦記は、何を書けばいいのか。

思うに、一局の将棋が決着を見るのは「悪手」とか「好手」とかいった大きなイベントがあるわけだ。プロもアマも同じだろう。そのイベントというのは、まさに対局が終わってから一局を眺めてみて伝記を書くようなものではないだろうか。

大好手「A」とか大落手「B」が登場するまでの、本人たちにすら気付かないことのあるさまざまなドラマを、小説風に描ければいいのではないだろうか。

もっとも、それには、かなりの筆力が求められるのだろう。


さて、12月5日出題作の解答。



▲1一金 △1三玉 ▲8三飛成(途中図1) △同飛 ▲4六角成(途中図2) △2四歩 ▲同馬 △2二玉 ▲2一金 △1二玉 ▲1三歩 △同飛 ▲同馬 △同玉 ▲2三飛 △1四玉 ▲2四飛成まで17手詰

途中図1では▲8三飛不成でも可。

途中図2に桂合、香合だと華麗な15手詰めになるのだが、それを本筋とするには、桂か香かを特定し、歩合を消す(二歩ルールを利用)必要がある。

うまくできなかった。

b34華麗ではない17手詰が正解になる。

5二金がめざわりのような気もするが、関ヶ原の戦いに遅刻した徳川秀忠のようなものかな。

動く将棋盤は、こちら





1219shusei今週の問題は、打って変って、粘着質な感じが漂う。将棋連盟みたいだ。簡単そうで簡単には終わらない。かといって難しい手が必要でもない。コツコツを追いかけ、一歩一歩追いつ追われつという展開だ。解決はかなり先になる。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。



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ワニ、地上に残った最強動物

2009-12-18 00:00:17 | 市民A
なぜ、ワニの話なんか書くのか自分でもよくわからないし、どんな結論に向かって行くのかもよくわからないが。

nairuwani現在、最強のワニというのは「ナイルワニ」という種だそうだ。足も速く、泳ぎも素早い。尻尾の力が強く。ジャンプも得意だ。さすがに木には登れないようだが、そもそも木登りが得意な動物は、あまりワニの生息域にはいない。

さらに水の中に住んでいるので、川辺でのんびりと水浴びや洗濯をしていると、いきなりガブっと食われる。もちろんワニの歯や顎を思い出せば、その時の痛さは想像を絶する(といか想像したくない)。

つまり、水辺で一人でワニと対峙すれば、ワニがその気なら、ほぼ食われてしまうだろうということ。

しかし、もちろん、ワニは空腹状態であれば恐ろしいが、満腹の場合は何もしない。シンガポールのワニ園に行ったことがあるが、餌を大量に与えているのだろうが、大変に穏やかな表情で昼寝をしていて動かないし、係員はたくさんいるワニの中を無防備で歩いている。だからといって、中には同士食いをしたのか手足の一部がないのもいるので、うっかり柵の中に入るわけにはいかない。柵の中に落ちても、たぶん誰も助けてくれない。

このワニだが、恐竜全滅時代に、やはり多くの種が絶滅して、世界に残った種類は比較的似通った形態をしている。要するに陸上でも水中でもなく水辺を中心にあいまいな生活態度を取っていたものが生き残った。会社で出世するイエスマンみたいな話だ。

inosisiwani化石の話だが、ワニ世界で最強だった種が「イノシシワニ」というタイプである。体長が6メートルあって、主に恐竜を襲って食べていたようだ。何と手足が長い。陸上を走ったようだ。草むらに隠れて陸生恐竜の尻尾でも咥えて、川に引きずり込んだのだろう。そこに仲間が群がってくる。

さらに「イヌワニ」というのもいるようだ。犬のように走る。小型だが、オオカミよりも恐いだろう。目的が単純だから目付きも民主党の幹事長風なのだろうか。

ところで、このワニ類だが、ゴンドワナ大陸の代表的生物とされている。

約2億年前には、地球上には2つの大陸があった。ローラシア大陸とゴンドアナ大陸。現在の北半球の大部分を占めるのがローラシア大陸。南側にあったのがゴンドアナ大陸。主にゴンドワナ大陸がローラシア大陸に向かって移動していく。

途中で、南アメリカとアフリカが切り離され、さらにマダガスカルとインドが分離。インドはどんどんローラシアを圧迫して、しわよせで隆起したのがヒマラヤである。東南アジアのあたりは複雑でよくわからないらしいが、オーストラリアと南極はどこにもぶつからずに海に囲まれることになる。

inuwaniいくら書いてもまともな結論に向かわないので、このあたりで終わりにするが、数週間後、皆様の初夢の中に「イヌワニ」や「イノシシワニ」が現れないことだけを、祈っておく。(とはいっても、一富士、二鷹とか言われるが、富士山で遭難する夢や、鷹にさらわれて空中で食われる夢が縁起がいいとはとても思えないし、・・)
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損したような気分の「筆王」価格

2009-12-17 00:00:26 | マーケティング
fudeo年賀状の季節が近づいてきて、ついにソフトを買い換える。以前のソフトは「筆まめ」で干支が一周り以上して、だましながら使うのにも限界があるというもので、ソースネクストで購入したのが10月頃。

定価4980円のものを4400円位で買ったと思う。何もソフトなんか買わなくても表計算ソフトで十分とも言えるが、どうせ年1回しか使わないので、複雑な操作は覚えられないので、結局こういうことになる。

ところが、前のソフトの住所録が取り出せないようで(というか、前のパソコンと一緒に廃棄してしまった)、手で打ち込まなければならない感じだ。

それが面倒で、ソフトのインストール自体を怠っていたのだが、そのうちソースネクストからのメールで、ソフト価格が4400円から4100円に下がった。

さらにサボっていると、さらに大幅下落したようだ。

これ以上下がると涙がでてくるので、やっとインストールはしたのだが・・

住所の打ち込みが終わらないと、役に立たないし・・

というか丸損。
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