麻布演劇市第192回公演は「演劇集団いたわさ」によるチェーホフ劇。スパシーバは「ありがとう」という意味のロシア語だそうだ。三幕構成で、「しいッ」「たばこの害について」「創立記念祭」。もちろん、チェーホフそのものではなく現代に置き換えて大いに書きかえられているのだが、やはり喜劇って時代を超えるって難しいものだと感じる。
キャストの方々は、それぞれ大熱演なのだけど、やはり歴史を乗り越えていく劇って、悲劇なんじゃないかな。と、思う。しかし、テレビドラマって日本製は、たいがい喜劇なんだよね。明るい未来。
わざわざ麻布の小さな劇場に足を運ぶ演劇ファン(中にはホールの中にもかかわらず野球帽とマスクとサングラスをかけて目立っている有名な俳優や女優さんもいる)の前なのだから、形式やしきたりなんか無視して前衛に走ったっていいじゃないかと思うわけだ。
そして、考えさせられたのが、劇中のコトバで、「200年後の人間が、現代の人間をみたら、なんと楽しみの少ない退屈な人生を送っているものだ、と思うかもしれないが、それでも少しだけでも楽しんでいこう」というようなのがあった。
同感と思うが、なんとなく、「おおたさん、あなたは楽しみ過ぎてんじゃないの」という声もありそうだが、まあ200年先を行っているから、・・
ところで、ちょうど1年前に父親が緊急入院してから、さまざまな困難がロッキー山脈のように続き、さらに東京と倉敷のダブルジョブ方式になって仕事量の困難もアンデス山脈のように続くことになったのだが、ようやく1年で再び劇場に戻ることができた。美術館にも行くし、ノルマの年間100冊読書も到達できそうだし、月に10作の詰将棋作成ももう少しというところだ。後は音楽鑑賞とゴルフとおいしい料理なのだけど、これがやっかいである。何しろ先の予定が定かじゃないので「事前予約」が難しい。しかし、ともかく、やっと自己中心的な人生に近づきつつあるといえるわけだ。
キャストの方々は、それぞれ大熱演なのだけど、やはり歴史を乗り越えていく劇って、悲劇なんじゃないかな。と、思う。しかし、テレビドラマって日本製は、たいがい喜劇なんだよね。明るい未来。
わざわざ麻布の小さな劇場に足を運ぶ演劇ファン(中にはホールの中にもかかわらず野球帽とマスクとサングラスをかけて目立っている有名な俳優や女優さんもいる)の前なのだから、形式やしきたりなんか無視して前衛に走ったっていいじゃないかと思うわけだ。
そして、考えさせられたのが、劇中のコトバで、「200年後の人間が、現代の人間をみたら、なんと楽しみの少ない退屈な人生を送っているものだ、と思うかもしれないが、それでも少しだけでも楽しんでいこう」というようなのがあった。
同感と思うが、なんとなく、「おおたさん、あなたは楽しみ過ぎてんじゃないの」という声もありそうだが、まあ200年先を行っているから、・・
ところで、ちょうど1年前に父親が緊急入院してから、さまざまな困難がロッキー山脈のように続き、さらに東京と倉敷のダブルジョブ方式になって仕事量の困難もアンデス山脈のように続くことになったのだが、ようやく1年で再び劇場に戻ることができた。美術館にも行くし、ノルマの年間100冊読書も到達できそうだし、月に10作の詰将棋作成ももう少しというところだ。後は音楽鑑賞とゴルフとおいしい料理なのだけど、これがやっかいである。何しろ先の予定が定かじゃないので「事前予約」が難しい。しかし、ともかく、やっと自己中心的な人生に近づきつつあるといえるわけだ。