カード派?現金派?

2012-03-07 00:00:02 | 市民A
実は、題名の件ではなく、銀行が行っていた(行っている)カードローンについて、銀行内部でカードローンを企画していた専門家が書いた実録本「リテールバンキング今昔物語」について、知人である著者から一冊頂戴したこともあり、紹介してみようかと思ったのだが、ちょっと地味過ぎるので方向転換してみようかと思った次第である。

retailbank


というのも、元々、企画するバンカーの世界と、無担保ローンを借りて各種のギャンブルやホストクラブ等につぎこむ人たちの世界と、まるっきり接点が無いのに、どういう目的でカネを貸すのだろうかという問題と、カネを借りるならカード会社のキャッシングやサラ金といった競争相手があるし、不動産担保ローンみたいなものもある。実際、銀行自体が右往左往し、カード会社間の競争もあり、結局は不毛な砂漠状態になってしまったように思っている。

実際、自分でも数百万円を比較的低利で借りられるバンクローンのカードを作っているが、数十年経っても使っていない。暗証番号も覚えていない。貸金庫に入れっぱなし。なぜそのカードを作ったのかは、無理に頼まれたことと、不動産の買い替えの時の入出金のタイムラグに備えてのものだったが。

それで話を方向転換して、クレジットカードのこと(ここから先、カードと書けばクレジットカードのこと)。前々から思っていたのだが、カードの保有枚数というのは、大か小ではないか。中はないのではないかということ。数ヶ月かけて知人(若い人も年配の人も)に聞いていた。さらに現金の手持ちというのも何となく聞いていたのだが、ことは、カード派か現金派か、ということではないように思えてきた。

というのも、カード保有種類は、予想通り大(10枚以上)と小(0~2枚)に分かれていて、0~2枚が30%位の感じだ。10枚以上が50%位の感じだ。

一方、カードが多いから現金を持たないという人は、意外に少ないような気がする。所持金が1万円以下の人はほとんどいないようだ。むしろ、財布の中をお札とカードやポイントカードなどではじけるように太らせている人が多い。だからカード派か現金派ではなく、散財派か緊縮派か、というような国家財政の問題みたいになっているような気がする。

で、自分のカード枚数を調べようとして、まず覚えている種類を書いてみたところ9枚だったのだが、現物を並べてみると、11枚あった。探すともっとあるかもしれない。

カード会社(JCBやVISA)の単体カードが2枚
交通系が2枚
流通系が3枚
金融系が1枚
自動車・ガソリン系2枚
ホテル系1枚

系列別には、JCB4枚、VISA3枚、マスター2枚、その他1枚

金色1枚
年会費無料3枚

結構、普通かなって思っている。持ち歩くのは2~3枚だけ。

現金も、あまり持ち歩かない。緊縮派なのではなく、持っていると散財してしまうからだ。