中日警察対決

2012-03-26 00:00:10 | 市民A
中国の事件で、暴漢に襲われて、瀕死の重傷を負った女子高生の事件があった。

中国警察、息のある女子高生を「凍死」 業者が田に遺棄

女子高生が襲われたのは今月11日夜。地元メディアによると、学校で大学受験の模擬試験を受けた後、帰宅途中だった。
12日夕、衣服が乱れ、血を流して溝に倒れている女子高生を村民が発見し、110番通報。女子高生は生きていたが、現場に来た警官は凍死した浮浪者と判断し、 救急車も呼ばず、地元政府に「遺体運搬車で運ぶように」と連絡した。現場では「まだ息があるんじゃないか」という村民もいたという。

その後、地元政府が手配した運搬車の運転手は女子高生を、10キロ弱離れた別の村の田んぼに捨てた。13日午前10時ごろ、村民が女子高生を見つけて救急車を呼んだ。村の警察の調べで後頭部を鈍器で殴られたことや、身元が判明。女子高生は倒れてから、気温が0度近くまで下がる屋外に計2日間も放置され、危険な状態が続いていたが、峠は越えたという。


一方、日本では、千葉県警が大失態。

長崎ストーカー:千葉県警、組織的隠蔽か 旅行を把握

長崎県西海市で、2女性を殺害したA容疑者からストーカーや暴力を受けた2女性の家族に対し、千葉県警習志野署が被害届提出の先送りを求めた直後、同署捜査員らが慰安旅行に出かけていた問題で、殺人事件に至った経緯を検証した際、千葉県警本部の複数の調査担当者らが旅行の事実を把握していたことが同県警への取材で分かった。

この中には、今月5日に被害者遺族に検証結果を報告し、謝罪した刑事部参事官のほか、生え抜きの県警警察官トップである生活安全部長も含まれるが、キャリア組の刑事部長や本部長には報告していなかったという。県警は組織的に隠蔽(いんぺい)された可能性もあるとみて、警察官を処分する監察官室を中心に再調査に乗り出した。

県警によると、旅行に参加したのは、習志野署でストーカー事件などを扱う生活安全課長をリーダーとする当直担当グループの12人。同課員3人のほか、ストーカー行為をしていた筒井容疑者の、家族に対する傷害事件の捜査に当たっていた刑事課員4人や地域課員2人など。「被害届の提出を1週間待ってほしい」などと、捜査方針について説明した同署刑事課の捜査員も旅行に参加していた。


表面的には、中国版の方は、いかにも劇場型の派手な失敗で、日本版の方は、密室的陰鬱さが漂うが、同質のところが多い。むしろ、結果から言えば日本版の方は二名が死んでいる。

警察の本来の仕事よりも、自分たちの都合で行動していることに注目すべきである。本来、事件の捜査とか事件の防止と言ったものが仕事の中心であるのに、自分たちの作った勝手なルールで行動するというのが万国共通の警察のルールなのだろう。証拠を作ったり隠したり自由自在に行う大阪府警というのもあるし、少なくても、冤罪で逮捕されないように気をつけなければいけないわけだ。

もし、中国で死体扱いから生還した女子高生が、「こんな国、嫌だ!日本に行く!」と思ったとしても、千葉県と大阪府には住まない方がいいだろう。