鋸山には小学校の遠足で行ったことがあった。数十年ぶりだ。
と、ここで私的注釈だが、こども時代の思い出を辿って人生の終焉を迎えようという旅をしたわけではまったくない。海外のリゾートホテルの利用権を持っているのだが、ご存知の状態で何年分か溜まっていて、いくらためても行けなくなるだろうから国内施設に振り替えようとしても、同じ考えの人が多く、夏の段階で予約可能だったのが、鬼怒川温泉と箱根強羅と御宿だったということ。三カ所とも運よくコロナ下火期間になったのは運が良いからか。
運が良かったといえば五輪チケット。5ヶ所の観戦権利がフイになった時は、悔しさが燃え上がったが、その後、開催直前に突発性の眩暈で寝込んでしまい、権利があっても行けなかったわけで、結果としてチケット代が全額返金になった。さらにもう一つの幸運もあり、その反動で来るべき2022年が大いに不安になっている。
思えば、2021年のラッキーは換言すると「おカネのラッキー」だったわけで、反動が「おカネのアンラッキー」であれば、まあ不幸中の幸いということだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/5b/3524de3405e5da7945c0d20637f21607.jpg)
鋸山の画像でよく紹介されるのは、頂上にある不安定な感じのある岩場だ。そこに立ってみると怖くないのだが、離れてみると危険としか思えない(この岩の上に立つための最終アタックが少し怖いが、足を踏み外しても3m程度滑り落ちるだけだが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d6/16a5a34111f0610be29bcb0b961bae1a.jpg)
順路に従って下りてきて、上を眺めると恐怖だ。コース順の妙と言うべきか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/56/47673d3f65a665d0c1f01bc25d154459.jpg)
頂上からの眼下には海が広がる。海からいきなり300m超の崖のような岩山があるということ。なお、鋸山とは山頂が横に広がり鋸の刃のようにギザギザだからだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/61/e18f8377850a0c33367210d3ddb22625.jpg)
そして、この山は一体として日本寺のものだが、山の下の方には山体を削って彫り出した石仏がある。完成したのは天明三年大野甚五郎作である。天明時代は8年間しかないが、大事件が連発した。まず天明時代を通して大飢饉だった。浅間山が大爆発。田沼意次が失脚。蝦夷地開発に着手。千島列島の探索が行われる。志賀島で金印が発見される。天明の打ちこわし。寛政の改革。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a3/74b120116039a220e5aa99f5c14e4c12.jpg)
ようするに天候不順や火山爆発による飢饉になって日本経済が破綻寸前になる。北海道や北方領土がなんとかできないかとなり、政権は崩壊、緊縮政策に逆戻り。唯一明るい話題が金印発見。
なんとなく令和と・・コロナ拡大で貧困の拡大、地震や火山爆発で食糧危機、円安進行と原油高、好戦的な独裁国家群に囲まれ防衛費が増大、国内では放火魔が多発・・、唯一五輪と万博を開催。
そして江戸末期、明治、大正、昭和前期と大仏は荒れに任せていたが、昭和44年に修復される。大仏の体に筋が見られるのは修復の跡なのだろう。
と、ここで私的注釈だが、こども時代の思い出を辿って人生の終焉を迎えようという旅をしたわけではまったくない。海外のリゾートホテルの利用権を持っているのだが、ご存知の状態で何年分か溜まっていて、いくらためても行けなくなるだろうから国内施設に振り替えようとしても、同じ考えの人が多く、夏の段階で予約可能だったのが、鬼怒川温泉と箱根強羅と御宿だったということ。三カ所とも運よくコロナ下火期間になったのは運が良いからか。
運が良かったといえば五輪チケット。5ヶ所の観戦権利がフイになった時は、悔しさが燃え上がったが、その後、開催直前に突発性の眩暈で寝込んでしまい、権利があっても行けなかったわけで、結果としてチケット代が全額返金になった。さらにもう一つの幸運もあり、その反動で来るべき2022年が大いに不安になっている。
思えば、2021年のラッキーは換言すると「おカネのラッキー」だったわけで、反動が「おカネのアンラッキー」であれば、まあ不幸中の幸いということだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/5b/3524de3405e5da7945c0d20637f21607.jpg)
鋸山の画像でよく紹介されるのは、頂上にある不安定な感じのある岩場だ。そこに立ってみると怖くないのだが、離れてみると危険としか思えない(この岩の上に立つための最終アタックが少し怖いが、足を踏み外しても3m程度滑り落ちるだけだが)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d6/16a5a34111f0610be29bcb0b961bae1a.jpg)
順路に従って下りてきて、上を眺めると恐怖だ。コース順の妙と言うべきか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/56/47673d3f65a665d0c1f01bc25d154459.jpg)
頂上からの眼下には海が広がる。海からいきなり300m超の崖のような岩山があるということ。なお、鋸山とは山頂が横に広がり鋸の刃のようにギザギザだからだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/61/e18f8377850a0c33367210d3ddb22625.jpg)
そして、この山は一体として日本寺のものだが、山の下の方には山体を削って彫り出した石仏がある。完成したのは天明三年大野甚五郎作である。天明時代は8年間しかないが、大事件が連発した。まず天明時代を通して大飢饉だった。浅間山が大爆発。田沼意次が失脚。蝦夷地開発に着手。千島列島の探索が行われる。志賀島で金印が発見される。天明の打ちこわし。寛政の改革。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/a3/74b120116039a220e5aa99f5c14e4c12.jpg)
ようするに天候不順や火山爆発による飢饉になって日本経済が破綻寸前になる。北海道や北方領土がなんとかできないかとなり、政権は崩壊、緊縮政策に逆戻り。唯一明るい話題が金印発見。
なんとなく令和と・・コロナ拡大で貧困の拡大、地震や火山爆発で食糧危機、円安進行と原油高、好戦的な独裁国家群に囲まれ防衛費が増大、国内では放火魔が多発・・、唯一五輪と万博を開催。
そして江戸末期、明治、大正、昭和前期と大仏は荒れに任せていたが、昭和44年に修復される。大仏の体に筋が見られるのは修復の跡なのだろう。