笑うな!久米宏、いや・・

2014-03-31 20:45:45 | 市民A
今月のCNNにもっとも多く登場した人物は、プーチンでもなくオバマでもなく、この人だろう。久米宏にそっくりの人物。

husein


マレーシア運輸相代理兼国防相のフセイン氏。

運輸相代理というのは、なぜ代理なのだろう。

そして、最大の謎は、インタビュー中に、よく笑うこと。

なぜ笑うかというと、CNNによれば、「極度に緊張しているから」ということらしい。

CNNがここまでこだわって報道しているには、「何か」つかんでいるのだろう、と思うのだが。

MH370機長の行動と偶然

2014-03-31 00:00:39 | 市民A
マレーシア航空370便(MH370)のこと。

最初に別件だが、ネットを見ていると日本人、外国人を問わずMH370ではなくNH370としている人も多いのだが、NHは全日空のコードで、NH370便は実在している。仙台‐名古屋である。外国人にもNとMの区別は間違いやすいのだろうと気付く。

本題だが、現在、明らかになっている様々な事実を統合的にまとめた推論は、まだ現れていない。マレーシア政府はパイロットを消去法的に唯一の犯罪者としたいようだが、無理が多い。カナダ人パイロットの説というのが登場して、火事を消すため酸素の薄い高空14,000メートルまでいって、西に方角を向けたのは緊急着陸のためというのが趣旨だが、その後の奇妙な航跡を説明しにくい。

おそらく、真実は、もっと複雑なのではないだろうか。その中に機長の役割があるはずだ。

当初、私が考えていたのは、機長と地上の闇組織がタッグを組んで身代金目的のハイジャックを行い、マレー半島の上空で高度を下げたときに、ドアをあけてパラシュートで逃げたのではないかということ。副操縦士がいるのだから着陸位できるだろうと考えたのではないか。旅客機のドアは内開きのため、外の圧力が低いと開かない。低空飛行にしてトンずらしたのではないか、と思ったわけだ。そして副操縦士はうまく操縦することができなかった。開けっ放しのドアは、その後、高度が復旧した段階で、ベルトをしない人は機外に放り出され、している人は酸欠で失神というか呼吸困難になる。

高度の情報は、10,500Mから14,000Mになり、7,000Mになり、再び10,500Mになったと想像されているが、実際にはインマル情報は点の情報で、もっと低かったりもっと高かったことがなかったかどうかはわからない。

しかし、その後の報道からして、機長がそういうことをやるとは、とても思えなくなった。

ただ、機長の搭乗する直前に家族があわただしく引っ越したことが、ずいぶん気になった。といっても家庭問題で自殺ということではない。それならこんな面倒なやり方はやらないだろう。

脅迫されていたのではないだろうか。だから家族を引越しさせた。そして、闇組織からの指令を実行しないための大ギャンブルに出た。一人芝居である。トランスポンダーの遮断を行ったあと、急上昇して、その後、失速して急降下したのは予想の範囲内だった。そして進路については、それまでに西に転針したあと、カナダのパイロットが指摘したように半島西部の空港に緊急着陸するつもりだった。そうなれば、脅迫されていた組織への言い訳ができる。

しかし、ここで1種類の偶然と1種類の必然が起きる。一つは貨物室の発火。貨物に含まれるリチウム電池だが、B787の就航時にも問題となった発火性があり、電池の輸送重量の限界が示されているが、もっとも発火しやすいのは気圧の変化によるとされる。超高度から低空へ失速して立ち直るまでの間に発火したのではないだろうか。そして、エイカーズからの定時送信が不通になる。

しかも、多くの乗客や乗員が酸欠に陥ったのではないだろうか。そして機長も副操士もそういった酸欠状態に陥ってしまったのではないだろうか。そして、自動操縦のまま、あらかじめセットされたインド洋の南部へ無人飛行を続けたのではないか。

横尾忠則の「昭和」NIPPON

2014-03-30 00:00:58 | 美術館・博物館・工芸品
神戸灘から坂を上ると王子動物園。そこを左に曲がるとしばらくして横尾忠則美術館がある。個人の美術館を作るとすると問題になるのが作品収集。基本は絵を売るために描くのだから、画家の手には絵が残らないのが普通だが、ポスター類は原画として個人に返ってくるのかな。

yokoo1


で、展覧会は「昭和」にこだわる。彼の幼年時代の原体験は「空襲」。神戸や西宮を狙った空襲をリアリズムで描いている。そして戦後。万博があり、例の「状況劇場×天井桟敷」の文化人二分騒動の時には、両者と均衡外交をして、両方のポスターを描いている。

yokoo2


そして、三島由紀夫。高倉健とか傾倒するもまさに昭和の時代にはまっていく。

無題としたS天皇に似た人物の全身像も描いたが、何度も執拗に昭和時代を描き続ける。

yokoo3


昭和64年の正月で終わった長い昭和時代につき、彼の中では昭和は終わっていない、ということなのだろうか。

誰か、彼の昭和に「ピリオド」を打ってあげてほしい。と思う。

年度末のこども将棋大会

2014-03-29 00:00:49 | しょうぎ
預かっている将棋教室の1年間の〆として、3月に将棋大会を開く。あちこち移動を続ける仕事を持ちながら、こういう決まったスケジュールを入れるのは難しいが、なんとなく来年度も続けることになる。うかうかすると、教室が増えてしまうのだが、そこまでにはならないように適当にやっている。

taikai


上は初段位で下は覚えたて。大会で困るのは棋力差だが、駒落ルールを適用。それと、特筆すべきルールは、勝抜けではなく、勝ちは5点、負けは2点(引分け3点)ということで、1時間半の間に沢山指した方が有利になる。負けそうになると、すぐ投了して次に臨む子もいる。作戦色々だ。43点の子が優勝。42点が2名いて準優勝二人。ただちに計算して、表彰状に名前を書く。おおわらわである。表彰状は10位まで。副賞は3人に棋士の署名(印刷)の扇子。職団戦に長く出ていると、古い時代からの沢山の在庫がある。

一応、署名棋士を確認して、問題棋士でないことを確認しておく。誠さんとか直子さんとかクニオさんでは小学生(というか親)に不適切だろう。

4月になると、新1年生がやってきて、がやがやと幼稚園風になってしまうのが毎年のことだが、それも2ヶ月ぐらいの間だ。小学1年生の担任の苦労がよくわかる。(会社にも新入社員がくるので頭が痛いが、採用しないわけにもいかないし・・)


さて、3月15日の出題作の解答。

e12


0329k


一枚、金が足りないので、と金を使用。ごちゃごちゃやっているうちに、捨合と打歩詰回避が入る。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

0329


大量の持駒。

金2枚、銀3枚。こういうのは、金銀の順番によって、変同が生じやすい。初手は金に違いないのだが、右から打つか左から打つか。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。

川崎マリエンの「かわジロー」

2014-03-28 00:00:52 | たび
川崎港にある川崎マリエンという建造物は、いったい何のために建てられたものか、今一つ(というか、さっぱり)わからないのだが、最上階には展望室があり、川崎港が一望できるといわれるが、あまり高くもなく、眼下には富士重工業(スバル)の輸出基地になっていて、自動車運搬船に次々を車が積み込まれている。東京湾の対岸の千葉県南部もよく見えるが、だから何なのという感じがつきまとう。

marien1


そして、高さが売り物のこのビルの最大の人気は逆に1階にある剥製である。

marien3


なんと、世界最大級のサメである。凶暴で有名なホオジロザメ。ジョーズである。

この、ふさわしくない動物は、平成17年10月26日に川崎港千鳥運河に死体として漂着したわけだ。解剖の結果胃の中からイルカの尾が発見される。体長は4.8メートル。

marien2


その死因は不明。漂流経路も不明。東京湾の外からなのか内なのか。

愛称の「かわジロー」は、川崎市の「かわ」とホオジロザメのジロを組み合わせただけだ。「川崎ジョー」の方がいいかもだ。

ところで死んでからの漂流ということで、もし生きたまま川崎に登場したら、こんな丁重な扱いは受けずに、ただの蒲鉾になってしまうのだろうか。胃から見つかったイルカが最後の晩餐になったのだろう。シッポまで食ったので、つかえてしまったのだろうか。

川崎市はこの川崎マリエンの近くに人工海岸を作ったそうだが、利用者を増加させるためには、はっきりいって、「かわジロー」の展示は逆効果だろうと思う。

下津井城址を攻略

2014-03-27 00:00:19 | The 城
下津井(しもつい)に行ったら、下津井城に、のぼらんとおえま~、ということでナビ頼りで山道を車で登る。ところが、山道をナビで走ると、突然、柵が目の前に現れて急ブレーキというようなことがよくある。しかし、ここでは逆で、行けないはずの柵が外されていて、車で土の道を進めそうに見える。

罠っぽいな、と直感する。路肩にクルマを止めて、あとは歩くことにする。まさか、こんな山の中で駐車違反で捕まることはないだろう。そして、柵が開いていた土の道を歩いていくと、やはりその先は細くなり、もし車で進入すると数百メートルをバックで戻らないといけない。ハンドル操作を誤れば、崖下100メートルぐらい落下だろう。ネズミ取り。

simotuijo1


で、歩き続けると、石垣が見えるが、これは昔のものではないだろう。何しろ、この城は元々、文禄年間(1592年~1596年)に宇喜多秀家が岡山城の支城として築城する。その後、1603年に改築されるも1639年に廃城となる。極めて短命の城だった。

で、話し出すとキリがないのだが、ちょっとおかしい第一点は、築城時期。文禄年間というのは宇喜多秀家は、ほとんどの時期、朝鮮半島で戦っていた。それも中心人物だ。秀吉にとって、もっとも頼りになる部下だった。なんで、こんな場所に小さな城を作らなければならなかったのか。

しかし、そんな秀家だが、運命は数年で大転換する。今のウクライナ情勢みたいなものだ。秀吉が亡くなり、その後、関ヶ原の戦いで西軍の中心人物として大奮戦したのだが、小早川秀秋の裏切りで敗退。落武者として敗走し、なりふり構わず逃げ回り、ついに島津藩にたどり着くが、あえなく徳川側に引き渡される。そして一命を許され、八丈島に島流し。実は、享年83歳。戦国時代の登場人物はすべて消滅。将軍も家康、秀忠、家光までもお先にどうぞということで四代家綱の時代だった。その子孫は、八丈に住まわれているそうだ。

そして、裏切った小早川秀秋が岡山城主に交代するも発狂して落命。お家断絶となる。そして池田家の時代がくる。

気になるのは、同郷の児島出身の鳥人(世界で最初に空を飛ぶ)、浮田幸吉。浮田と宇喜多は関係があるのだろうか。

simotuijo2


そして、山道はいつまでも続く。坂だったり階段だったり。二つ目の疑問は、この海岸の小山に築いた立地だが、あちこちの島が島影となって敵の接近を察知するのが遅れると考えられる。戦略上、あまり有利な場所じゃない。

simotuijo3


そして、もはや次の階段で、あきらめて撤退しようと思うとたんに頂上に着く。ずいぶん狭い面積の場所に天守址があった。瀬戸大橋をながめると眼下にある。ずいぶん高いところまできたわけだ。


帰り道を間違えて、さらに追及すべき次の課題の脇を通り過ぎる。

むかし下津井回船問屋と児島ジーンズの関係

2014-03-26 00:00:21 | たび
下津井(しもつい)といっても今や無名な地名で、あえて知っている人は、下津井蛸の産地ということで漁協と認識しているだろうし、実際に漁船が多いし、小型の飯蛸用の小さな蛸壺をお土産で売っている。児島のジーンズストリートに行ったついでに足を延ばす。

simotui1


しかし、有史以来、明治の初めまで、重要な商業港であったようだ。そして多くの回船問屋(船会社)が、当地で軒を連ねていた。

現在では、倉敷市がその中の一軒である高松屋(旧西荻野家)の建物を整備して「むかし下津井回船問屋」として公開している。

simotui2


そして、なぜ江戸時代に、ここが重要港になっていたか、そして児島ジーンズとの関係はという点は、かなり複雑である。パズルのような経済関係があった。

キーワードは「北前船」。長さが20メートル強しかない小型の木造船が、江戸時代の海運の中心だった。大型船だと外国に行けてしまうからだ。そのため、長距離を連続公開することが難しい。しかし、船の特徴は長距離を大量の荷物を運ぶことである。その結果、船に荷物を詰め込んで、風と潮流と人力を使いながら港から港へと渡り歩くことだった。特に瀬戸内海は潮流と干満が大きく、なかなか前に進めない。そういう関係で、天然の良港である下津井は、西の鞆の浦(坂本竜馬で有名)と東の日生(ひなせ)の中間にあって、潮待港であるとともに、この地が必要としていたある北海道産の物産を取引していた。

それは、「ニシン」。干したニシンである。北海道の小樽から積み込み、日本海を航海し、下津井で荷揚げする。実は、池田藩は、岡山市の南側に大干拓地を展開していた。要するに大名に割り当てられた領地は○○万石というようにコメの取れ高で表示していたわけで、荒地に芋を植えたり、海を埋めて土地を作る分はカウント外だったわけだ。原油生産国カルテル連合であるOPECが国別生産枠を設定しても、天然ガスや天然ナフサがカルテル協定の枠外にあるため、それらを増産したりするようなものだ。


そして、池田藩は干拓をはじめたのだが、ただ、それだけでは土地に塩を含むため、稲は育たない。そこで、綿を植えたわけだ。塩に強い農産物。そして綿の肥料としてニシンは最高であり、肥料なしに比べ、収量は5倍になったそうだ。

そして、綿は地元の特産になり、明治になり各種繊維業が発達するわけだ。その一つの流れがジーンズ生地である。

そして、北前船は、下津井で揚荷をしたあと、あいたスペースに畳とか食用油とか詰め込んで、大阪に向かったわけだ。そのため、ここが集荷場になり金融業が栄えることになる。

冬を大阪で休養したあと、今度は逆コースの航海が始まる。途中で詰みこんだ物産は、日本海側、北海道と各地にあった豪商の手に渡り1年一往復を繰り返し、富を蓄積していたようだ。

しかし明治を下ると、帆船の時代は終わりに近づくし、日露戦争の負の遺産である機雷が日本海を浮遊し始めたそうだ。結果として北前船は消えていくことになり、当港も使命を終えることとなる。

simotui3


売店で飯蛸の煮つけを買う。やはり本場の蛸である。酒を飲み過ぎてしまう。

旧野崎家住宅(児島)

2014-03-25 00:00:20 | たび
児島シリーズ第二弾。ジーンズストリートの近くにある「旧野崎家住宅」。塩田王の野崎家の旧居である。

nojima1


で、野崎家に「旧」が付いているが、厳密にいうと、野崎家は、今も塩業メーカーでナイカイ塩業という会社になっている。もちろん野崎社長だ。さらに住宅は、今でも使えるわけだ。トイレとバスルームが外に別棟になっているので、少々寒いと思うが。

mojima2


で、日本の塩田王が現れたのは、古い話でもなく1829年のこと。児島の地は、どんどんと塩田化されていた。製法は、きわめて力任せ。砂交じりの塩を、次々と洗ったり煮詰めたりと精製していく。海外では、だいたい岩塩から精製するのだから、日本式は自分で考えるしかない。確か、江戸初期の瀬戸内海の塩は、精製度が低く、目減りするという欠陥があった。これに対し、浦安の方で精製塩を作っていたはずだ。

nojima3


この作業は、土木工事みたいなもので、塩交じりの泥を運ばなければならなかった。アメリカだったら奴隷が仕事をしているのだろう。体力はいるし、塩まみれになるし、平均寿命は短かったのだろう。

児島ジーンズストリート

2014-03-24 00:00:58 | たび
倉敷市児島地区にあるジーンズストリート。学生服の産地からジーンズ地の布と染めにより、国産ジーンズの雄であるエドウィンはじめ多数のブランドがあって、「軒を並べている」と思っていたのだが、実際には、軒を連ねていたりはしない。

jeanzstreet1


通りの中に、断続的にジーンズ店があるので、一般のお店や寺院もある。

有名なのは、ベティスミスとかだったが、最近は桃太郎ブランドが伸ばしているらしい。いずれにしても、すごく高いから。

jeansmomo


だけど、児島の町の人は、多くはジーンズをはいている。

本当のところは、もっと熱い場所かと思ったけど、いたってクールエリア。行ってみないとわからないなあ。

フルーツ・オブ・パッション

2014-03-23 00:00:38 | 美術館・博物館・工芸品
神戸県立美術館は、神戸の「灘」にあるのだが、「灘」という酒処であるからして、駅前には酔っ払いがゴロゴロしているのかと思っていたのだが、全然違った(もっとも神戸や大阪には、公共の場所にベンチは非常に少ない。すぐにゴロゴロされるからだ)。駅から海岸に向かう道の先には県立美術館、北に坂を上ると別の美術館がある。ミュージアム回廊。

で、この美術館、建物がかなりの美術館だ。今まで数多くの美術館にいったが、大型美術館の中では秀逸である。ドイツにはこういう美術館が多いのか。

kobe0


で、パリのポンピドゥーセンターから、最近収集した作品がやってきている。フルーツ・オブ・パッション。なぜ集めたばかりの作品が旅に出るのかはよくわからない。購入代金の損益が作品ごとにチェックされるのかな。そんなはずない。

kobe3


ただ、東アジアでよく観る現代美術とは違い、欧州物は渋い。

kobe1


これが芸術として成り立つのか、というギリギリ感もある。映像はなかなかいい。しかし、現代のアーティストも自己主張するのは、大変だ。

ロボット将棋の方が面白いのでは

2014-03-22 00:00:14 | しょうぎ
第三回電王戦五番勝負は、早くもプロ1敗。第二局はプログラム改竄問題が発生し、ルール上、嫌なムードが漂っているが、この分じゃ人間側全敗の眼もあるような気もする。将棋連盟のスタンスが、ショーなのか本気なのかよくわからないが、早い話が理念なき資金集めということに見えてならない。いっそのことA級順位戦に数機参加させて、名人を狙わせてみたらどうだろうか。

ところで、今回から「デンソー社」がスポンサーに加わり、対局ロボットが登場した。もっとも難しいのは取った駒を裏返して成るところだろうが、手首が180度回転すれば簡単だ。うそだと思ったら駒を親指と人差し指でつまんで肘から先を180度外側に回してみたらわかる。もっとも人間の子供に教えても、決してそんな動きはしない。指は五本あるからだ(小指は使わないが)。

roboshogi


ところが、まったく違うプロジェクトが進んでいて、奇しくも「セルフ将棋」という装置を富士ゼロックス社が数社の町工場と組んで完成させていた。こちらの目標は「ドラえもんの『なんでもポケット』プロジェクト」。ポケットから取り出される様々な便利ツールを復元しようとする企画である。いきなりタイムマシーンとか、難しい。スポンサーがコピー・ファックス機の会社なのだから、開発の最終目標は、人間ファックスに違いないと予想している。これなら飛行機に乗らずに好きなところに行けるはずだ。

もはや、両機で戦うしかないじゃないか。

ところで、駒を裏返すことより難しいのは、駒を並べることのような気もするが。対局相手の指をつまんで裏返したりしないのだろうか。


さて、3月8日出題作の解答。

d12


0322k


何とか、金を取らせようとするが、簡単にはいかない。最後は無理やり押し付ける。

動く将棋盤は、こちら


今週の出題。

0322


これ位の枚数の問題は、結構、類作(あるいは同一作)があるかもしれない。盤上にある桂二枚の所属が問題だ。クリミヤもウクライナもどちらも欲しい、というようなことかもしれない。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。

CNNにも登場したフットゴルフ

2014-03-21 00:00:37 | スポーツ
先週末から、相当時間、CNNを視ている。ウクライナ問題とマレーシア航空行方不明機。どうして日本のテレビはダメなんだろうと思う。次から次へと専門家が登場して、ミニ論争したりして、問題点の所在を明確にしていく方法なんて、日本でも多用すればいいのにと思うのだが。


で、CNNもスポーツニュースの時間があって、紹介されていたのが「フットゴルフ」。要するにゴルフクラブのかわりに足を使うわけだ。ボールはサッカーボール。ルールはゴルフと同じだろう。もちろんカップの直径は大きい。

footgolf


たぶん、ゴルファーがこのゲームを始めるのよりもサッカー選手が転向した方が上手になるのだろうとは思うが、もともとサッカーの得意なゴルファーやゴルフの得意なサッカー選手もいるのだろうから、よくわからない。

どうもプレーヤーよりも、両競技の周辺企業が激熱な期待をしているようだ。ゴルフ場に新たな需要が生じるわけだ。たぶんウエアーも、どちらのスポーツのものでもだめだろう。下半身はボールを蹴るためだが、胸や頭でボールを止めることはないため、上半身はゴルフ型。(まあ、上下別に買えばいいのだろうが)

ただ、ゴルフクラブの代わりにサッカーボール1個買えばいいのだろうから、安上がりな気もする。まさか、14種類の靴を履きかえながらプレーすることはないだろうが、バンカーキック用のサンドシューズとか必要かもしれない。日本上陸に備え、ジャパン代表を目指してトレーニングでもしようかな。近くの公園の砂場でバンカー練習とか。パターは足じゃなくて、ヘディングでもいいのかな。

岡山県が一番なもの

2014-03-20 00:00:03 | 市民A
okayamaworst山陽新聞3月18日号によれば、2013年の非行率で、岡山県は二年連続の日本一に輝いたそうだ。それも2位には水をあけて授賞。少年1000人に対し、刑法犯として、摘発・補導された人数が9.4人とのこと。全国平均の1.6倍だそうだ。2位以下は、福岡、広島、和歌山、沖縄、大阪、高知、兵庫、京都、香川の順。ほとんど横に並んでいる地域だ。

それでも前年より240人減少の1829人とはいうものの、こどもの数は減っているのだから自然減なのか警察の努力なのか、よくわからない。警察署の建物はかなり立派なのだけど。

全体の47%が中学生で、24%が高校生というのも変なバランスだ。警察が登場する校内暴力は74件で、過去5年間で最高だそうだ。

ただ、窃盗犯(万引、自転車ドロ)が63%。粗暴犯14%、知能犯1%と内容が情けない。犯罪史に残るような大犯罪者予備軍はいるのだろうか。いや、少年の頃に捕まるようでは大物にはなれないだろう。

実際には万引検挙というのは現行犯が基本だし、犯罪検挙率だって半分くらいだろうから、実際の少年犯罪の数字はこの3倍くらいだろうと想像できるわけだ。

最近も、倉敷市内で社長殺人事件があったし、少し前には妻を殺して本堂に火を放った住職がいたし、いつまで書いても気の利いたオチを思いつかないので、これで終わり。

二つの報道に特化したCNN

2014-03-19 00:00:39 | 市民A
1週間ぐらい、ずっとCNNを見ている。英語版で日本語の翻訳付。なんとなく忘れていた英語が聞こえるようになってきた。プーチンの演説だけは、ロシア語と英語と日本語の3言語が流れるので、日本語しか聞き取れない。

CNNのニュースの40%の時間はクリミア問題。40%の時間はマレーシア航空370便問題。残りの時間に、殺人事件の裁判とか、ミック・ジャガーの恋人(?)の自殺とか。

putin


長い時間、ずっと聞いていると、ロシアの言い分もよくわかってくる。基本的にはウクライナ(国民)の政治的未熟さのため、崩壊感覚になったところをパクったのだろうが、だからといって、放任するわけにもいかない。ただ、クリミヤが一緒になりたいのはロシアじゃなくて、ソ連ではないかと思うが、そうはいかないわけだ。

ロシアは今までに、タタール人を追い出し、トルコ・英仏連合軍と戦い、ドイツと戦い、やっと手に入れたのに、フルシチョフがウクライナに渡してしまったということなのだろう。

問題は、クリミヤを手に入れたのが、「一本勝ち」なのか、まだ、「技あり」ということで、次の「技あり」を取って「合わせ一本」を狙っているのか、それが問題なのだろう。

例えば、北方領土を巨額と引き換えに日本に引き渡すとしても、10年ぐらいたってから、住民投票の結果、再びロシアに戻そうとか言うんじゃないかとも思う。

777


そして、370便。ずっと視ていると、事態は少しずつ情報がでてきて、その都度、新たな解釈が登場。だいたい、誰かが何かを隠しているような気がするし、燃料は4時間分というのが最初だったし、今や7時間分という話もある。

機外との連絡は何種類かあって、エイカーズというのは電波を切るのに、コックピットの下にある機関室にいってバッテリーからはずさないといけないが、トランスポンダーはコックピットで特殊操作で可能。エンジン情報は英国のロールスロイス社に衛星経由で常時接続。この情報が最後まで続いていて、南北の回廊図の元になっている。(回廊を飛行したわけじゃなく、その位置のどこかまで飛んだということ。)それではその回廊と不明になった場所から飛行可能時間の円を描いて交点を探せばいいと思うが、飛行高度によって燃費がかわるからそうはいかない。

日本では報道されないが、自衛隊機(P3Cか?)がインドネシア上空を飛ぶことを拒否されたとか、北京のホテルにいる家族たちに、自宅までの航空運賃を払って帰ってもらおうとして大紛糾したり、マレーシアの運輸大臣の不敵な笑顔とか、不思議なことが多い。「オーライ、グッドナイト」というのは副操縦士が管制官にしゃべったコトバだが、仕事中にグッドナイトなんか言うかという疑問もある。その2分後にトランスポンダーが送信停止。18分後にエイカーズからの30分ごとの定時送信がない。低空でマレー半島を横切りマラッカ海峡に向かうが、そのまま直進すると、例の回廊とは別のところにいってしまう。

いずれにしても、どこかに着陸しているなら、携帯電話の電波情報があるだろうから、いまだに電波情報がないのは悲観的にならざるを得ないのかもしれない。低空飛行したのは、機長(または副操縦士)の仲間が地上で身代金を要求して、成功したか不成功だったかはわからないがパラシュートで逃げたのではないだろうか。そのあと無人のコックピットには、例の29歳の航空関係者の「アマリさん」だったのではないだろうか。

朝食バイキングAT 函館

2014-03-18 00:00:16 | たび
函館のホテルで朝食。いつもは東横インに止まって、道南食堂というところで朝から2500円の四色丼(ウニ、イクラ、カニ、ホタテ)など食べてビールなのだが、さすがに仕事が押しているので某ホテルに泊まり朝食バイキング。

いつもは洋食ですませるのだが、函館まできてベーコンエッグでは・・

で和食盛りにしてみると、・・

hakodate4


ようするに、イカとエビと鮭ということなのだろう。どうみても夜の居酒屋感覚の朝食になる。そして、ひと仕事してから、函館空港から新千歳空港まで小型のプロペラ機に乗る。ジェット機が行方不明になった後だけに、プロペラ機の方が安全な気がするが、実際は逆だろう。機長が外国人というのも違和感あるが関係ないだろう。函館から千歳まで空路40分。特急なら2時間半程度だが、この日も特急のドア故障で特急は運休していた。

そちらでも一仕事してから、新千歳から岡山への一日一便のエアドゥ(B767)に搭乗。前日から当該便が35分遅れるとのメールがきている。後で知ったのだが、機長が病気で欠航便があって時刻表がメチャメチャになっていたそうだ。

edo


岡山空港に着陸した後、ボーディングブリッジには別のANA機が到着したため、滑走路上でエアドゥ機から降ろされ、バスも来ないので、滑走路を歩いて到着ロビーに向かうことになる。緊急脱出訓練みたいだ。