早渕川(または早淵川)の生物

2018-02-28 00:00:42 | おさんぽ
早渕川は不思議な川なのである。源流は東急田園都市線の多摩ぷらーざ駅近くの湧き水という小さな一筋なのだが、わずか数キロで大きな川になる。さらに温泉で有名な綱島付近で鶴見川と合流して一級河川となるが、この鶴見川も山からの川ではなく湧き水が源流だそうだ。そして合流部が狭いので、大雨の時に合流部で何度も堤防を水が越え家屋浸水を繰り返している。

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ところで、この早渕川に黒い鳥が現れたという話があった。黒い鳥と言ってもカラスではなく、川鵜ではないだろうか。長良川の鵜飼いが有名で、小魚を飲み込んでくれるのを人間が横取りする猟法だ。岐阜に行けば木曽川で体験することができる。なお、乗り場の隣は高橋尚子マラソンロード。

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ということで、川鵜を撮影する(あるいは捕まえて喉を締める)ためにカメラを持って行ったが、不発だった。別の鳥を撮影。椋鳥とか鴨。いかにも地元の人に聞くと、鵜は鶴見川の合流点に住んでいて、時々飛んでくるとのこと。二つの川の水が集まるところに巣を作るというのが狡猾だ。水系が異なれば魚種も変わるだろう。グルメ志向だ。

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ところで、鵜が食べるには大きすぎる40センチ超の鯉がうようよと泳いでいるわけだ。

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代わりにカメが甲羅干しをしているが、アマゾンアカミミガメだ。簡単にいうと、ミドリガメ。

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そして真打はネコ。何を狙っているのだろうか。近づいていったのだがシカトされた。
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カジノ入場料2000円に失笑

2018-02-27 00:00:19 | 市民A
もともとカジノを中心としたエンターテインメント空間を作ろうということだったはず。ラスベガスにしようということだったのだから入場料2000円というのは中途半端もいいとこだろう。自宅の近くにできた温泉の入場料と同じだ。

それに、カジノで破産する人が増えれば、パチンコで破産する人が減るだけなのではないだろうか。ある意味でパチンコや競艇に行く人と違う人がカジノに行くと考える方がおかしいのではないだろうか。それよりも入場者のドレスコード決めた方がいいのではないだろうか。

なんとなく思うが、規制に次ぐ規制を重ねて、結局は公営ギャンブルのようなしょぼいものができるのだろうと予想。

同床異夢ということなのではないだろうか。

単にギャンブルだけをやりたい人は、日本領海外(12海里=約22.2Km 30分程度)に船で行って船内でやればいいのに。
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節分天井、彼岸底

2018-02-26 00:00:19 | 市民A
先週、某証券会社の設営した十数社共催の会社説明会(株主あるいは未来の株主向け)に行った。場所は横浜駅前のシェラトンホテル。会場はA、B、Cと3ホールあって、満席。株価暴落の前に申し込んでいたのだが、ずいぶんと欲深な人がいるものだ。

基調講演は証券会社のアナリストの方で、株の暴落後の見通しということで、あまり新しいことはないが、「米国の長期金利率上昇と物価上昇」が債券暴落シナリオになり、上がり切っていたVIX指数が反応したということらしい。(というか、報道の通りということ)

今後、いつ反転するかという話になって、突然出てきた格言が「節分天井、彼岸底」。これには呆然としてしまった。多数の各種アナリストを抱え、AIを駆使している会社が格言に頼るというのは、どういうことなのだろうか。まあ3月末には底離れして上昇に転じると言いたいのだろうが、根拠がちょっと。

個人的に考えると、米国債の長期利回りが上がったのが、景気回復→物価上昇→金利上昇というコースなら問題ないのだが、政策実現のための公共事業拡大→資金調達のために国債発行→国債金利の上昇というコースの場合、人為的過ぎる金利上昇でこれでは問題。さらに軍事費を増やして朝鮮半島で戦争を始めても、勝っても得るものは何もないだろう。北の皇帝が去り核兵器がなくなったとしても、米国にとってプラスは何もない。なにかの都合で韓国が北朝鮮を吸収しても、もうかるのは韓国だけ。

それと彼岸底ということばが示すものはもう一つあって、2019年秋に予定されている消費税アップとそれに伴う不況だが、彼岸底になるはずだ。


ところで、会社説明会は「相鉄ホールディングス」とマザーズ上場の「日本動物高度医療センター」に出席。相鉄は、日本最大の証券会社の日本最大の個人顧客を持つ横浜支店でもっとも多く顧客が株主になっているとの情報を仕入れていて、別の某証券会社を通じて持っているのだが、実は会社の内実をよく知らなかった。300億円の経常利益の約半分は不動産事業だそうだ。横浜駅前の土地を広大に所有していて、高島屋に貸していたり、シェラトンはホテルの運営まで相鉄が行っているそうだ。さらにサンルートも買収したとのこと。株主優待券の相鉄の切符は使い途がなさそう(金券ショップ?)だが、まあ堅いのかな。

「日本動物高度医療センター」はペットの高度医療のために、川崎、名古屋、東京と大病院を経営している。ペットを飼っていない人は買わない方がいいと思うが、手術や放射線治療は人間と同じ。ただ、ペットは人間より小さいし、何かと難しいことが多いので技術的には病気別の専門医が必要ということだそうだ。高度医療は、現在は大学病院中心になっているのだが、獣医(研究者)をたくさん集めたいので、加計学園卒業生は大歓迎だそうだ。

将来的にはペット数が横ばいか微減という状況でもペット保険の普及率が上昇しているので、高度医療を行う人(いや、ペット)も増大が期待できるということだそうだ。

主旨はわかったのだが、自己資本比率がかなり低いようで、大病院を次々に建てているから借入金が多いのだろうが、前半の病気の治療の話を長くして、後半の決算書の内容を割愛してしまったのは、たまたまなのか、わざとなのか、気になる。説明会に登場するということは、次の新病院(大阪)のための増資とかやるのだろうか。
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佐川美術館、巨匠たちの館

2018-02-25 00:00:50 | 美術館・博物館・工芸品
琵琶湖の東岸にある佐川美術館へはJR琵琶湖線(東海道線)守山駅あるいは琵琶湖の対岸の湖西線の堅田駅から琵琶湖大橋を渡って、いずれも路線バスがある。琵琶湖は大きいので、地図を見て駅から歩けるような錯覚に陥るが、守山駅からのバスは30分走る。

しかし、織田信長が築いた安土城は湖面に浮かぶように見えたらしいので当時の琵琶湖はもっと大きかったのだろう。琵琶湖の前に建物を建てると、見栄えはいいが建物は小さく見える。

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ということで、佐川美術館はかなり大きいのだが横長の美術館は、なんとなく本業で使っている物流倉庫のような形に見える。書き方が悪いかもしれないが、美術館としては大変大きいということは間違いない。

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そして、これだけの規模にもかかわらずデパート型の総合美術館ではなく、日本の巨匠三人、すなわち彫刻家の佐藤忠良、画家の平山郁夫、そして陶芸家の樂吉左衛門の専門館になっているようだ。

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展示されている作品からいうと佐藤忠良作品が屋外にも展示されているし館内にも大量に並んでいる。どうも短足長胴で平板な容貌という少し前の日本人をありのままに造形するのが好きだったようだ。当たり前のようだが、モデルというのは美しいのが当たり前なのだ。

平山郁夫作品の中で、宗教的な絵画を特に多く収蔵しているように思える。多くの画家は職業として絵画を売却する必要があるため、比較的手ごろな応接間サイズの絵画を描くのだが、平山作は本当に巨大作品ばかりだ。絵の具を塗る体力だけでも必要だろう。普通の美術館では、他の画家の作品と並べると大きすぎてバランスを欠くので扱いにくいのかもしれないが、佐川美術館では、そういう心配はない。

そして問題は樂吉左衛門作品。一子相伝型の「樂吉左衛門」を名乗る当代はイタリア好みで、旧来の楽焼とはまったく異なる煌びやかな意匠を好む。もしかしたら、樂美術館にそぐわないので佐川美術館で自由に羽根を延ばしているのだろうか、と思っていたのだが水底の地下にある彼の独占スペースにはあまり多くの作品は観られなかった。巡業中だったのだろうか、あるいは当美術館併設の茶室に作品があるのだろうか。
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昇段規定を眺めていると

2018-02-24 00:00:23 | しょうぎ
藤井聡太六段が誕生し、次はいつ七段になるかという話になっている。竜王戦の挑戦者になると七段になるともいわれるが、将棋連盟のHPを参照すると、「六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級」という規定があり、竜王戦の挑戦者になる前にこれが適用になると思われる。

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ということは、今回の六段で大騒ぎであったが、仮に朝日杯で優勝しなくても竜王戦で挑戦者になれば五段から七段に飛ぶことができたことになる。

さらに、八段の条件を見ていると気付いたのだが竜王と名人以外のタイトルを一回獲得すると七段なのだが、二回とっても八段になれないにも関わらず三回とると九段に上がることになる。(もっともHPではそうだが、実際は違っていて、八段になっていないと何回タイトルを取っても九段にはなれないとの説もある)

なんとなく、藤井現六段の驀進を考えると十段、十一段、十二段などを新設しないと、今でも八段が少なく九段が多すぎるアンバランスが、さらにゆがんでいくような気がする。つまり、「級」と同じように、数が少ない方が強いと思われてしまうとか。


さて、2月10日出題作の解答。

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初手に銀を打っては詰まない。▲1四金の発見が必要である。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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序盤からしばらくは、玉型の駒の配置を変えることに努力する。カーリング風に駒を打って動かすわけだ。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
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山本家の味噌煮込うどんといっても・・

2018-02-23 00:00:54 | あじ
まったく名古屋的な話で恐縮だが、名古屋の食べ物といえば、味噌カツ、ひつまぶし、トンテキ、あんかけスパゲティ、きしめん等と並んで有名なのが「味噌煮込うどん」である。

特に有名店が「山本屋」なのだが。

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しかし、山本屋というのは、実に二種類あるわけだ。

「山本屋本店」と「山本屋総本家」。これがまったく別の経営というのだから混乱してしまう。しかも、あまり仲がいいとは言えない関係らしい。

両者のHPを見ると、どちらも「我こそが老舗」と主張している。どちらも山本さんが作った会社ではなく「山本屋」という店名を買ったということらしい。二重売買をしたのか、そもそも「本店」も「総本家」もかなり古くから暖簾が存在し、それぞれが別の暖簾を買ったのかもしれない。そうなるとルーツを突き止めるのはかなり難しい。

ということで、名古屋人でも知らない二つの山本屋だが、個人的には山本屋=山本屋本店と思っていた。JR名古屋駅地下のエスカという飲食街に「本店」が入っていて、そこで食べたり、お土産を買ったりしていた。

ということで、「総本家」の方の味噌煮込うどんを買って、自宅で作ることにした。

一応、鶏肉と油揚げとネギと生卵を追加することにしたのだが、確かに味は相当違う。

「本店」の方が辛い。角が立っている味と言える。「総本家の方が薄口の感じがある」。あえていうと大衆的な味である。

しょっちゅう食べるなら「総本家」で、時々食べるなら「本店」ということなのだろうか。
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奥の細道むすびの地

2018-02-22 00:00:53 | たび
大垣駅から大垣城に向かって歩いているうちに、その先の方に「奥の細道むすびの地記念館」があることがわかってきた。歩きスマホで確認すると、松尾芭蕉の「徒歩で行く奥の細道ツアー」の解散地がこの大垣だったようだ。江戸を出て5ヶ月、2400Kmの終点である。旅行会社のツアーの場合、出発地まで戻って解散することになっているのだが、なぜ大垣で終わったのか。

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突然、芭蕉のことを書き始めても江戸の初期の人のことに詳しい方は少ないだろうし、実際、その「むすび記念館」でも「漂泊の詩人」とか「旅を住まいとした」とか的外れな記載が多いのだが、ごく簡単に振り返ると、1644年に伊賀上野(藤堂藩)の下級藩士として生まれ、10代後半は、いわゆる「包丁侍」だった。城内の調理人である。

そして、あまりうだつが上がらずに20代に俳諧に染まったわけだ。そして30歳の時に思い立って江戸に住むことになる。このあたりの事情がいかにも怪しいわけで、後に隠密説が登場してそれが現在の主流になっている。伊賀忍者のふるさとの出身であり、江戸に出て2年後には日本橋に住み、神田上水の下流の水道工事を行っていた。当時の日本橋は今もそうだが江戸市中の超一等地。伊賀から出てきて2年で住めるはずはない。

もっとも、藤堂藩と幕府の間には様々な特別な関係があったと推測されるので、まだ全貌がわかったわけではない。芭蕉の指折りの弟子のひとりの河合曾良は奥の細道に同行したのだが、この方の墓所は長崎県の壱岐にある。そこで亡くなったのだが、何をしていたかというと巡見使という仕事で、幕府の意を受け、全国を歩いて反政府テロが起きないか検査していたわけだ。つまりこちらの方が隠密そのもののわけだ。つまり曾良の隠密活動を隠匿するために芭蕉の「奥の細道ツアー」を利用したとも考えられる。だから東北方面(伊達藩所領)では、黒羽で13泊し、名所の松島は一泊しかしなかったというのも、すべて曾良の都合ではないか、とも考えられるわけだ。さらに、曾良はツアーの途中で何度も姿を消したり現れたりする。「奥の細道」の編集をして、芭蕉の没後、発行したのだが、隠密的な記載は消し去っている。

で、30歳で江戸に出た芭蕉がロングの旅に出るのは、40歳になってからの「野ざらし紀行」、「笈の小文」、「更科紀行」そして、45歳の時の「奥の細道」である。「旅に生きた」とまでは言えない。奥の細道以降は東海道を何往復かし、50歳で大阪で亡くなっている。辞世の句が「旅に病んで夢は枯野をかけ巡る」であったことと、西行法師をこよなく愛していたことから、一生旅をしていたと思われることになったが、それほどではない(西行法師没後500年で奥の細道ツアーが始まる)。

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それで、大垣で旅が終わったのは、一つは大垣の有力な支援者のところに行ったということらしい。その場所が記念館になっている。そして、その後、芭蕉は舟に乗って水門川から木曽川に出て、下り切って伊勢湾に出ると、そこが桑名で、さらに自分の故郷を目指したわけだ。つまり大垣は陸の中にあるのに水運の重要ポイントだった。

そういうこともあり、記念館の横には船着き場があり、灯台まであって驚く。

さらに気が付いたのだが、大垣に来た年配男が5年後に亡くなるということは、・・
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大垣城で武器を手にする

2018-02-21 00:00:22 | The 城
東海道線を西から東へと移動中に「そうだ、関ヶ原に行こう」と思ったのだが、ちょうどJR関ヶ原駅に着く数分前に、急に天は暗くなり、大粒の雨が降り始めた。なにか、私に見せたくないものがあるのだろうか。となると、代替案として二駅先の大垣にいって駅から近いところにある大垣城にでも行くかということにした。

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有名なのは、駅から徒歩10分ほどと行きやすいこと、それに平地だ。関ケ原の戦いの時に西軍出陣の本拠地となったことが有名だ。残念ながら終戦まで半月という時期に空襲により焼失。もう一つ残念なのは昭和三十年代に鉄筋コンクリートで再建された折、観光上の理由で元の大垣城ではない別の城のデザインが参考にされたのだが、「それはないだろう」ということで平成時代に、焼失前の大垣城に近づける改修が行われた。一方で木造再建の声も大きいようだ。

小ぶりな天守の意味は、平地の城なので籠城することは考えられてなく、したがって武器庫の大きさも大きくなかったからだろうか。奇抜なデザインではなくシンプルな感じである。西軍は、大垣城だけではなく石田三成の本拠である佐和山城でも激しく戦い、そして壊滅した。この城にも佐和山城にも「お宝」は発掘されていない。大垣-関ヶ原-近江佐和山のラインのどこかに埋められているのかもしれない。

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特筆すべきは、城内の武器の展示。いずれも持ち出せないように紐がついているが。まず、弓。思いのほか思い。弦を引くのに相当の力が必要だ。弓の名人として名高いのが那須与一。源平合戦の中の屋島の戦いで活躍。彼が平家の舟に立てられた扇を射抜いたとされる場所に行ったことがある。彼が乗った石も現存している。

そして源為朝。そして東海一の弓使い徳川家康。実際に弓を引いてみると家康の見方も変わってくる。腕力に自信があり、かつ長身だったということになる。狸オヤジのイメージとは矛盾する。

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そして鉄砲。これも本物らしく、重い。武士は大変だ。

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さらに槍。これは大変だ。凶器になり得る。展示品の先には刃は付けられていないが鉄の板がついているだけだが、もともと何人もが一緒に突いて使うのだから恐怖の武器だろう。弓と鉄砲と槍。どれがもっとも惨忍かというと、槍なのだろうか。
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イエロー・ジャーナリズム?

2018-02-20 00:00:00 | 市民A
約2年間、暴露雑誌が売り上げを伸ばしていたのだが、二つの報道から、違和感を感じ始めた人が増えているように思える。奇しくもどちらも「小室」関連なのだが。

振り返ると、複数の雑誌が取り上げたスクープ記事は、「ベッキー」「甘利」「宮崎」「ジャイアンツ野球賭博」「舛添乱費」「山尾」「今井」「森友」「加計」・・・その他多数なのだが、特徴があるのは、「秘密性」というよりも「不公正」というところの要素が大きいような気がする。

テレビで活躍している姿とはまったく異なるタレントの実態(もともと虚像なのだが)に騙されていたことに気が付くというパターンがある。

公明正大であるべき政治家が嘘をついていたパターン。

やっては絶対いけないはずの野球選手の賭博。

一般国民には厚い壁である国家権力の忖度。

パワハラ、セクハラ、うそつき。もみ消しの類。

つまり「アンフェア」。


ところで、両小室事案だが、

小室哲哉の件。小室哲哉という存在は、虚像ではないわけで、作曲家をやってお金を稼いだわけだ(そして派手に遣ってしまった)。それはみんな知っているわけで、そういう能力のある人は、大衆からは妬まれないわけだ(同業の作曲家からは別として)。ストーリーに登場した看護師という職業も、みんなが知っているように、激務であり、それに対する報酬が少ないことが言われている。つまり、もともとアンフェアではない人たちのわけだ。

そしてもう一つの小室家のことというのは、今のところ当人には責任がないことになっている。こどもが婚約したから親が婚約破棄したとしても、少なくても子供の責任はないはずだ。こどもの問題に親が責任があるというのには一分の理がある場合もあるが、逆はない。少なくとも小室家は普通の家庭なのだから、色々なことがあってもよくある話であるわけで、皇族でなくなる人と普通の人に対して行き過ぎ報道もいいところだ。

イエロー・ジャーナリズムの本家である英国だって、皇位継承権のある第二王子の花嫁の肌の色がちょっと違うとかバツイチだとか言わないことになっている(むしろ英皇室内に漂っているようだが)のに、日本はかなりの勘違い報道なのだろう。

といっても、買う人が一人もいなくなったら成り立たないのが雑誌の「定め」で、雑誌ほど勃興の激しい出版ジャンルはないのだから、その運命は一人一人の読者の財布が決めればいいのかもしれない。
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アンフェア the end(2015年 映画)

2018-02-19 00:00:18 | 映画・演劇・Video
2006年に放送されたテレビドラマシリーズの劇場版。第一作が2007年、第二作が2011年、そして2015年の完結編。

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三作ともほぼ同一キャストで撮影されるというのは、かなり困難なことだ。スケジュールを合わせるのが難しいし、間があくと容貌にも変化があるし、病気になる人もいるだろう。もしかしたら第二作の時に第三作の撮影も済ましていたのではないかと想像したが、ストーリーのコアのところにスマホ等の電子機器が登場することもあり、難しいような気もするが、そもそもいつの事件かも正確には明らかにされないのだから機器が古くても構わないわけだ。

そして、第一作からの流れは、冒頭で軽く復習されるわけで、国民を監視する国家の一部(警察+検察+裁判所)が、どうやって邪魔者を排除しているかがわかってくる。その事件簿のデジタル化されたものをめぐって、監視される側(一般国民)の代表が篠原涼子の演じる雪平刑事なのだが、なかなか味方があらわれない。

ということで、味方となるべき青年が現れ、ジャーナリストと接触しようという時に、ジャーナリストが次々に殺されていき、現場からその青年や雪平の指紋が発見されるわけだ。

つまり、この映画は、「誰が味方で誰が敵か」ということを観客になぞかけしているような展開なのだ。そして、アンフェアなことをやる権力は、日本の近くにある寒い国々と同じような方法を使うのだが、映画から離れて考えてみると、実際の日本は「殺人」という方法ではなく「忖度による政権運営と、ご都合報道による世論操作」ということで進んでいるように思える。

そして、デジタル情報をジャーナリストに渡すことが困難になり、中欧の某国の大使館に持ち込もうという方向に進んでいく。某国大使館は都心の高層ビルの中にあり、やめてもらいたいがそのビル内で撃ち合いが始まる。そして今まで命中率の低かったピストルが急に当たり始めて、敵も味方もゴロゴロということになり、ストーリー的には無事に完結する。

映画が終わっても敵と味方の区別ができなかった人のためにエンドロールの中で、詳しい補足情報が映し出される。それでも理解できなかった人は、yahoo!知恵袋に尋ねると、誰かが詳しく教えてくれるが、中には誤った回答も見受けられるわけだ。
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渋谷でもっとも暑い場所

2018-02-18 00:00:44 | 美術館・博物館・工芸品
渋谷駅周辺では、駅そのものを含め無数の工事が行われている。古いビルは次々に倒され、高層のオフィスビルやホテル、商業施設に建て直されている。ある意味で「暑い街」といってもいいだろう。

ただし、実際に気温が熱いわけではなく、冬になれば雪は積もるし、高層ビルの間を寒風は吹き抜けている。

ところが、徒歩10分程度のところに、本当に暑い場所がある。しかも公共施設である。

目白通りを恵比寿方面に歩き、突如右に曲がった場所にその建物はある。

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「渋谷ふれあい植物センター」。この施設名だけではよくわからないだろうが、大きなガラスの温室が建っている。入館料は100円(シルバー無料)と格安で、館内は相当暑い。つまり亜熱帯から熱帯といった設定になっていて、そういう種類の植物が植えられている。お決まりの食虫植物もある。この時期、コートを着ているので、まず一枚脱いで、次にまた一枚脱いでということになる。太陽政策だ。

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今まで行った色々な植物園の中でも異例の感じがある。どうも強い主張が感じられない。サボテンも鉢植えで並んでいるし、屋上のハーブ園も鉢植えで、私の庭の地植えのハーブ類の方が立派に思える。そして2階部分には、椅子がおかれ、無料のお茶が飲めるし、植物関係の様々な本を読むこともできる。くつろいでいるのは20代の男性とか女性とか。

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一人でこういう場所で精神を休ませているのだろう。ちょっと心配だ。まあ、ペットと一緒の時がくつろげるという人もいるのだから、植物と一緒の時にくつろげる人がいてもおかしくない。こういう方々が年配になると盆栽とかやるのだろう。

そして、この場所は、渋谷区民他の心を休ませる大きな役目を果たしているといえるのだが、一つの根本的な問題がある。

それは、暑過ぎることかもしれない。
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禁断のオッサン流振り飛車破り(神谷広志著)

2018-02-17 00:00:54 | しょうぎ
本日は、朝日オープンの準決勝&決勝ということで初の藤井×羽生戦が行われる。勝負以外の興味として、どちらかが「和服で現れるのか」ということ。そして、興味ではないが、いずれ名人戦と重複感のある本棋戦は廃止になるだろうとも思われていたこの棋戦で藤井五段が優勝すると、簡単には廃止にできないだろうと、彼の優勝を祈っている棋士もいるだろうと想像する。

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さて、その藤井五段によって不滅の28連勝の記録を破られた神谷広志八段の渾身の著書である「オッサン流振り飛車破り(平成28年5月)」。第29回将棋ペンクラブ大賞の技術部門大賞に選ばれている好作である。「29回」という著者にとって不吉な数字が付いているというのが、連勝を破られる運命を暗示していたのかもしれない。

内容は、大きく四戦法。「ゴキゲン退治の盛り上がり戦法」、「四間飛車退治の鳥刺し戦法」、「四間飛車穴熊退治のホラ囲い」、「石田流退治の棒金戦法」。

ペンクラブ大賞の選考会でのプロ棋士の声では、B級戦法ではなくマニアック戦法であり、しかも自分で対局に使った上、本書を書いているというところが評価されているようだ。まったく指しもしない戦法の本を出版する人に対する反語的評価でもあるのだろう。

自分的にはホラ囲い(別名ミレニアム)と棒金は時々指すのだが、なかなかうまくいかないのだが、本書を読むと形勢が良くわからない時はゴリゴリと攻めてみればいいというように感じた。鳥刺しは、将棋を覚えたての頃の古い定跡書に書かれていたように思うので、少しやってみようかなとも興味を持っている。

選考棋士の談によれば、文才があるのだから棋書だけではなく文芸作品を書かれたらどうかという意見もあった。記録を破られて意気消沈するだろうことを、半年前に予測していたのだろうか。


さて、2月3日出題作の解答。

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舟囲い崩しの詰将棋で、1二から角を打つ筋に気付くかどうかである。ただし、6手目の玉方の逃げ方が、同手数迂回手筋になっているとのご指摘があった。

原図の動く将棋盤はこちら


今週の出題。

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超難易度の手はない。

入口がやっかいな面はあるが、途中からは駒のさばきを行っていくので、どこかで見たような終局になる。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。

余詰めがありました。改作図を掲示いたします。

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伊豆の雪

2018-02-16 00:00:37 | あじ
大室山のふもと近くの伊豆高原に泊まっていたのだが、晴天から急変。驚くことに雪が降ってきた。そしてノーマルタイヤ車できたこともあり、閉じ込められることになる。しかもコンドミニアム方式なのでキッチンで勝手に調理しなければいけないが、外食予定だったので食材はほぼなし(飲み物と酒のつまみのみ)。

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ということで、出前を取るという予想外の展開になるのだが、といってもこの天候では頼まれた方も同じようなことなのかもしれない。東伊豆らしくもない普通の刺身定食となる。

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といっても東伊豆を代表する食材は、「金目鯛」、「伊勢海老」ということか。「干物類」というのもあるが、それは帰りのお土産用だろうか。

むしろ、味と魚の多様性にこだわれば西伊豆(駿河湾)の方だろうか。といっても伊豆半島中央の山岳地を天城越えしないと西側には行けない。

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そして、中伊豆にある「伊豆の国ビール」を飲むことになる。伊豆の地ビールとしては「伊豆高原ビール」と「伊豆の国ビール」が有名だが、ビールの味には詳しくないので評価しないことにする。もちろん館内の自販機でナショナルブランドの缶ビールは買える。

20ほどある部屋(2LDK)のうち、たぶん4部屋しか稼働していないように感じたのは館内の天然温泉に何度も使ったのだが、誰一人として見かけなかったことや駐車場の車の台数からの推測なのだが、チェックアウトの時にタイ国人夫妻のように見える二人を見かけ、何日逗留していたのか不明だが、この寒さにいささか同情してしまった。もっとも、一定期間潜伏するには適しているように感じた。

ところで、各地で火山活動が活発になり、伊豆の大室山にしてもそう遠くない時に大爆破したことは、山肌に樹木が生えていないことや、城ヶ崎海岸の溶岩を見ても感じられるのだが、列島の真下でマグマが上昇していることを示すのではないかと思えてしまう。そう思うと、温泉の湯温も少し高すぎるように感じた。
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神祇大社で踏みつけたもの

2018-02-15 00:00:05 | たび
伊豆ぐらんぱる公園の道路を挟んだ向かい側の丘に登っていくと現れるのが神祇大社という神社である。神祇は「じんぎ」と読む。有名なのは、お犬様の神社であること。たまたま本殿に繋がる階段を上っていたら犬を抱いて下りてくる男性とすれ違った。

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神社の入口にある手や口を洗う場所には別途、犬用の水場がある。ただし、人間用の神社の場合、「八方除専門」とか「金儲け専門」とか「足の病気専門」とか「交通安全専門」とか願い事別に専門化しているが、神祇神社の場合は「犬問題一般」が対象のようだ。

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もちろん人間の側にもご利益が必要ということで、用意されたのが地面の各所の敷石に刻まれた謎の文様。これは象形文字であって、その後簡略化されて現在に至った漢字が添えられていて、文字の意味が分かるようになっている。神社内のすべての象形文字を踏めばご利益があるようだが、寒すぎたし、境内各所には雪の名残があり、自分勝手に作業簡略化することにして、現代漢字「宝」という字の上で、繰り返し足踏みすることにしてしまった。作業簡略化が吉と出るか凶と出るか、いずれ結果はわかるだろう。

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そして、絵馬ならぬ絵犬。かなりたくさん掲げられている。しかし、読んでいると、ほとんど全部が「犬の健康」についての祈願である。それも特別の病気というわけではなく健康一般を願うということなのだから、愛犬との旅行中に気楽に立ち寄るのだろう。犬は伊豆にとって大きなビジネスチャンスになっている(というか人間観光客が減ってきたため、犬用に改修していることが多いのが実態)。

しかし考えてみれば、犬の健康を祈るというのは飼い主の気持ちとしては当然なのだが、犬の立場で考えてみれば、「今年こそステーキ一枚食べてみたい」とか「隣家の目つきの悪いオヤジに噛みつきたい」とか、犬の本性にのっとった愛情表現をしてみたいとか、色々あるのだろうと、犬に同情してしまうのだ。
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城ヶ崎海岸の冒険者

2018-02-14 00:00:25 | たび
東伊豆に行っていた。伊豆は温かいだろうと思っていたのだが、宿泊地が高原のリゾートクラブであったこともあってほぼ横浜と同じようなものだった。

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ということで厚着して国立公園の城ヶ崎海岸を散策。溶岩が固まってできた海岸だそうで、大室山というシンプルな形の火山が爆発した時に海岸まで溶岩が流出したそうだ。そして、溶岩は脆いので、波に洗われたり風雨で岩が劣化して、ボロボロと壊れていき、現在の野性味の高い岩石海岸ができたようだ。一応、釣り橋と灯台が名物なようだが、景観にそぐわないような気がする。

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もっとも、自由に人間が歩き回ると危険すぎるので、遊歩道方式にしているようにも思う。

にもかかわらず、インスタ映えを狙い、岩場の上に登ってつま先を10センチ近く岩の外に出した画像とか、岩場に座って足を投げ出したりと、ハイリスク画像があふれているそうだ。そもそも岩が崩れて現在の状況になったわけで、地震一揺れで総崩れだって起こるはずだ。

また、後で調べると、この岩から本人の希望のないまま落ちる人は後を絶たないらしく、その場合、ほとんど全員が岩の上に落ちて違う世界(天国か地獄)に向かうそうだ。しかも救出(あるいは回収)も簡単には行えないわけだ。

海の上に落ちないとライフジャケットは役に立たないわけで、むしろ体に重りを付けた方が安全意識が高まるような気がする。

jogasaki3


当日も、遠くの岩場に目を凝らすと、どうも釣り人の用具である釣り竿のケースやアイスボックスが放置されているように見えた。近くに人影はないし、さらに既にうちよせる高波はアイスボックスを洗っているように見えている。

翌日の地元ニュースを確認したのだが、アイスボックスの運命について書かれているものはなかった。
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