富山・長野の観光バス旅は高遠城址、光前寺(駒ケ根市)をもって終了し、中央本線の茅野駅から特急あずさ号に乗り都心方面に向かうのだが、高遠市から駒ケ根市に向かう途中に天竜川沿いを南下する時間があった。
不思議な風景なので車窓から撮影し、後で調べると「中央構造線」の一部だった。
日本の代表的な構造線は、九州中部から四国北部、紀伊半島を横切り関東まで続く「中央構造線」と新潟県と静岡を結ぶフォッサマグナの二つがあると思っていた。
今回調べてみると、フォッサマグナを糸魚川・静岡線と思い込んでいたのは間違いで、その線は日本海と太平洋の間に、ある時期に存在した大きな溝(これがフォッサマグナ)の西端の線に過ぎないということらしい。東端はおおむね柏崎と千葉市と結んだ線で甲府を通る。
この横に走る中央構造線とフォッサマグナ西端が縦横に交わるのが諏訪湖だそうだ。
では、どういう順番だったかというと、日本列島の母体は、残念ながら大陸の一部だった。しかしその頃、中央構造線は大陸の沿海部の横ずれによって発生。
その後、大陸から日本列島が分離する段階で東北日本と西日本の方向がずれてきて、本州の原型が二つ(東北日本と西日本)に割れてしまう。それによってできたのがフォッサマグナ(大地溝帯)。
その後、堆積物が増加したことと、海底からマグマが噴き出したりで、再び東北日本と西日本が一体化し、海底だった溝の底から隆起したり噴火したりしてアルプスが出現し、あたかも東西日本が別の島だったことが見えなくなっているそうだ。
天竜川は東西に走る中央構造線が、例外的に諏訪湖に向かって北上する場所らしく、諏訪湖で糸魚川静岡線(おおむね富士川)と交差するようだ。
フォッサマグナの東端が柏崎というのも気になる。世界最大能力の発電所がある。
これにて、立山黒部アルペンルート+信州の旅紀行は「終わり」。
不思議な風景なので車窓から撮影し、後で調べると「中央構造線」の一部だった。
日本の代表的な構造線は、九州中部から四国北部、紀伊半島を横切り関東まで続く「中央構造線」と新潟県と静岡を結ぶフォッサマグナの二つがあると思っていた。
今回調べてみると、フォッサマグナを糸魚川・静岡線と思い込んでいたのは間違いで、その線は日本海と太平洋の間に、ある時期に存在した大きな溝(これがフォッサマグナ)の西端の線に過ぎないということらしい。東端はおおむね柏崎と千葉市と結んだ線で甲府を通る。
この横に走る中央構造線とフォッサマグナ西端が縦横に交わるのが諏訪湖だそうだ。
では、どういう順番だったかというと、日本列島の母体は、残念ながら大陸の一部だった。しかしその頃、中央構造線は大陸の沿海部の横ずれによって発生。
その後、大陸から日本列島が分離する段階で東北日本と西日本の方向がずれてきて、本州の原型が二つ(東北日本と西日本)に割れてしまう。それによってできたのがフォッサマグナ(大地溝帯)。
その後、堆積物が増加したことと、海底からマグマが噴き出したりで、再び東北日本と西日本が一体化し、海底だった溝の底から隆起したり噴火したりしてアルプスが出現し、あたかも東西日本が別の島だったことが見えなくなっているそうだ。
天竜川は東西に走る中央構造線が、例外的に諏訪湖に向かって北上する場所らしく、諏訪湖で糸魚川静岡線(おおむね富士川)と交差するようだ。
フォッサマグナの東端が柏崎というのも気になる。世界最大能力の発電所がある。
これにて、立山黒部アルペンルート+信州の旅紀行は「終わり」。