ピーマン(ただし、いびつ形)

2018-07-31 00:00:56 | あじ
暑くて、多くの植物が枯れそうなのだが地植えのピーマンが収穫できた。栽培と言っても放置農業なので、気が付いたら実がなっていたということだが。

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どうも、形が良いものと悪いものの二分化されるようで、業として作るなら半分は出荷できない。もちろん、自分で輪切りにして生か炒めて食べてしまうわけなので、形などどうでもいい。ピーマンの挽肉詰めはゆがんだピーマンでは無理がある。

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ところが、35度あたりの気温になると、突然、結実しなくなる。原産地を調べると、南米ということで、コロンブスが発見して欧州に持ち帰ったとされるが、コロンブスは主に中米やカリブ海で活躍(大暴れ)していて、南米にはほんのワンタッチしかいなかった。まあ、コロンブスもどきは大勢いたので、誰かが欧州に持って行ったのだろう。

実はピーマンはトウガラシの仲間であり、トウガラシもピーマンと同じ頃にポルトガル人が日本に持ってきた。その後、トウガラシは日本人が朝鮮半島で戦争をしたときに持って行ったものがそのままキムチになった。
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忍者年収945万円は誤報か

2018-07-30 00:00:02 | 市民A
米国のラジオ局が、日本の伊賀忍者の年収は人出不足の折り、年収950万円と報じたため、世界各地から忍者希望者が手を挙げたそうだ。要するに、忍者は「肉体労働者」であり、給料の高い米国であってもその種の労働者にはそんな額は払わないということだろう。中には、「既に忍者のトレーニング済」という人もいるらしい。

どうしてそんな誤報になったのかにつき、ベテランの忍者監督の給与を聞いて、全員その金額と同じと思ったのではないかという説が有力だ。もしそうなら、年収950万円の忍者がいるということだ。もっとも、本物の忍者はスパイということだから、破壊活動や暗殺など行って、945万円でも少ないと思うかもしれない。

もちろん現代の伊賀忍者は忍者ショーに出演したり、忍者ビデオの役者になったりするだけだが、ハワイのホテルのポリネシアンショーのダンサーと異なるのは、かなり本気を出してのトレーニングが必要なことだろう。ある一定レベルのスキルは必要だろう。

しかし、ある職業別給与調査サイトによると、忍者の年収は企業ごとに平均で260~320万円となっている。職種別には指導者たる上忍では400万円の場合もあるようだ。

そして、今回の誤解の最大の原因は、調査対象が年功序列制の職場だったのではないだろうか。長く務めると、それだけで給与が上がっていくのが年功序列制で功罪があるのは知っての通り。多くの普通の会社は年功序列と能力主義をミックスした給与体系を持っているのだが、今回は忍者会社の高齢の経営者ではなかったのだろうか。アメリカのラジオ局の記者は、年齢による差別は憲法違反(米国の)ということで、全員945万円と思い込んだのかもしれない。実際の日本の忍者の給与体系は年功序列ではなく能力給にかなり近いように思える。もっとも忍者の技の奥義を究めれば、いくらでも勤務時間外の副業で稼げるような気もする。


最後に追加すると、江戸時代の忍者は、忍者ショーのような忍者スタイルではなかった。そもそも直ぐにスパイだと見抜かれてしまう。赤や黄色の忍者服の「くのいち」なんかいるわけない。スパイの鉄則は風景の色に溶け込むことだ。つまり江戸時代は人口の8割が農民であったわけで、農民の姿をしていた。武器もくさり鎌とか農具を装っていたわけだ。
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東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムへ行く

2018-07-29 00:00:12 | 美術館・博物館・工芸品
東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム。大変長い名前だ。日本で一番名前の長い博物館かもしれない。少なくとも、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館より一文字多い。品川駅港南口から10分も歩かない場所に大学があり、その構内にあるのだが、大学の受付で入門手続きをしようとすると、「博物館に行く人は、そのまままっすぐ行ってください」と言われた。要するに受付けはなしということだ。

ところで、この大学は水産大学と東京商船大学が合併したのだが、ずっと昔だったら、商船大学を出た船員の卵が水産会社に入社したかもしれないが、海洋資源の研究をする大学と船員を養成する大学では、あまり共通点はないように感じる。場所も品川が旧水産大学で越中島が旧商船大学。船員の大学には博物館はないので、このマリンサイエンスミュージアムは水産資源についての博物館である。水産資源というのは、海の動物と海藻のことになる。

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となると、今や捕獲が禁止または制限されている動物たちの剥製や標本が並んでいるのではないかということだが、まさにその通りだ。あざらし類や海鳥、ペンギン、エビや魚。

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1950年代から1960年代にかけて、大学の所有する調査船で太平洋をくまなく探索していたようだ。

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一角にはガラパゴス諸島のコーナーがあり、これがダーウィンが「種の起源」を書いた根拠の生物群なのだと感嘆せざるを得ない。ガラパゴス携帯どころじゃないわけだ。ダーウィンがガラパゴス諸島を訪れたのは1835年だそうだが、その102年後の1937年に水産大学では神鷹丸という調査船を作り、太平洋をくまなく調査していたようだ(海産物の調査だけだったのかはわからない)。戦後、1959年から1年間、ガラパゴス探索が行われている。

何のことはない、世界から「ガラパゴス国家」と揶揄されるより50年も前にガラパゴス化の研究をしていたわけだ。
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人生いろいろ相談室(カラフル)

2018-07-28 00:00:43 | しょうぎ
ゆうちょバンクのポスタルクラブ会員誌に「カラフル」というのがあって、年会費を引き落とす月に限り、郵送される。その中に「人生相談室」というのがあって、今月は、53歳の男性のお悩み。

現在、53歳の男性です。年齢から考慮して、これからの仕事のスキルや、趣味である将棋や囲碁の腕前など、年齢を重ねて行っても向上していくものなのでしょうか?不安です・・・・・


趣味で将棋をやっているなら、努力してどれくらい上手になるのかとか想像がつきそうなものだし、むしろ趣味よりは仕事のスキルを高める方がいいのではないかとは思うのだが、読者六人からの意見が掲載されている。かいつまんで書くと、

Aさん:我々はプロではないので、スキルはそんなに考えなくても明るく楽しく・・・

Bさん:私も60歳から卓球、ウォーキング、気功、山登り、俳句、水墨画始めました。

Cさん:人生100年時代、向上しなくても好きなことができるならよいではないですか?

Dさん:無駄な経験はない!

Eさん:不安な分だけ、しっかりと花を咲かせるよう頑張って下さい。

Fさん:たとえ上手でなくても好きでやっているなら、「まあいいか」と開き直って・・

努力すれば必ずうまくなります」というような意見は全国から一通もなかったのだろうか。それにしてもDさん、そこまで・・・。


私なら、こう言いたい。

大丈夫です。将棋の世界には、初段免状を乱発する将棋普及指導員がいるし、囲碁の世界にも関西棋院という強い味方がいますから。



さて、7月14日出題作の解答。

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初手5九飛までの一手詰、ではない。もちろん、相手が「負けました」と言ってくれれば、それでいいのだが。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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余詰め対策をしているうちに平凡作になってしまったかも。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
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ウップヘッタを使う

2018-07-27 00:00:19 | あじ
「ウップヘッタ(upphetta)」という調理用品を知っているだろうか。先日、IKEAで衝動買いした。999円。

アイスコーヒーを作る道具で、高さは20センチ以上30センチ以下。なにかマッシュポテトを作るような構造になっている。なお、ホットコーヒーも作れるそうだ。

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まず、ガラスの容器の中にコーヒー豆を粉にして入れ、水を注ぐ。つまり水出しコーヒーの要領。そして冷蔵庫で4時間冷却して、次にバルブのような円形の板を取り付けて、上からゆっくりと押しつぶす。

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粉は板の下に残り、抽出されたアイスコーヒーをカップに注いで、飲むだけだ。

IKEAの販売員も言っていたが、紙で濾さないので、紙の匂いが付かず、コーヒーの純粋な味が楽しめるということ。

使ってみて気になるのが、「どういう豆の挽き方がいいのか」「水と粉の比率はどうすればいいか」というようなことだが、どこにも書かれていない。まあ、3回くらい作ればコツがわかるのだろうか。

なお、紙フィルターを使わないので、豆を捨てるときにどうしても美しくはいかないわけだ。
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「ナナナ」

2018-07-26 00:00:25 | 企業抗争
テレビ東京の株主に贈られたQUOカード(500)のデザインはテレ東のキャラである『ナナナ』。地デジ化に伴いチャンネルが12から7に昇格した時に作られたものらしいが、知らなくても、まったく恥ずかしくないだろう。

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古い回転式チャンネルでもリモコンボタンでも12は辺境だった。だいたい、4、6、8、10が民放で1がNHK。つまりリモコンのチャネルの中心から遠い番号は、それだけでハンディがあった。7になって民放の仲間の中に紛れ込んだ。

といっても全く独自路線の番組編成で、長寿番組を育てたり、突然にポップスターを育てるのが上手い。

ワールドカップ、紀州のドンファン、日大アメラグ、モリカケ、貴乃花などの通俗番組は、他局で観てくだされ、という態度のわけだ。

角度を変えてみれば、上場している唯一に近いジャーナリズムである。「株主の意向で報道が歪められてはいけないから上場しない」というのが、報道各社の言い分だが、といって株式による資金調達は長期安定的であるのに対し、他の会社は広告提供スポンサーという短期資金に頼っているのだから、むしろそれの方が公平性に問題があるし、そもそも貸しビル事業で収益を上げているからといって、新聞各社は、記者が経営陣の言動を忖度して書き放題という状態なのだろうか。

ところで、QUO500というのは、ケチの極みだと思う。昼食代にもならないか、なるか・・
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ミョウガの収穫

2018-07-25 00:00:02 | あじ
プランターに生い茂っていたミョウガの根元にタケノコのように頭を出したのが、ミョウガのツボミ。つまり花だ。うかうかしていると咲いてしまうので掘り返して収穫する。水で洗えばちょっとスリムだが市販品と同じようなものになる。

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元はと言えば、臨家がミョウガ畑をおしまいにしてカボチャ畑にするときに、まとめて何本かいただいたものをプランターに植えておいた。

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収穫に際して手が汚れることになる。それほど美味い物じゃないがあると刻んで香りを楽しむことになる。

ところで、このミョウガだが、ショウガの仲間であるが、食べる部分が異なる。ショウガは根の部分で、ミョウガは花の部分。しかも、ほぼ日本だけで食べられているようだ。学名はZingiber.mioga。英名もMyoga。つまり日本語だ。

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ミョウガとショウガはどちらも大陸から伝来したものだがより辛い物がショウガ、それほどではないものがミョウガになったという説があるらしい。

ミョウガを食べると物忘れが早くなるという説があるが、今のところ確認されていない。

東京に茗荷谷という地名があり地下鉄の駅名になっている。ミョウガ畑だったそうだ。近くに喧嘩が強いので有名な大学があり、そのためミョウガのイメージを劣化させている可能性がある。
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熱波の中の寒話

2018-07-24 00:00:24 | 市民A
本当は、「熱波の中の閑話」なのだが、少しでも涼しくなるように祈って寒話と書いてみた。

外気が35度以上となれば、室内に閉じこもり、27度冷房にするのは当然なのだが、どうしても窓を開けたり、ドアから出入りしなければいけないことがある。

そうなると、開けた窓から、室外の暑い空気が入ってくる。当然、入ってきた熱い空気と同量の冷えた空気が外部に逃げていくわけで、もったいない上に、室内温度も上がってしまう。

また、いずれエアコンのスイッチを切ると、あっという間に室温が上がっていく。

つまり、冷たい空気が暑い外気に征服されたような気持になる。


ところが、視点を熱力学の観点に置くと、ちょっと違う結論を考えることができる。

熱力学の第二法則というのがある。近似的にエントロピー増大の法則と言い換えても大差ない。

熱は高い方から低い方に移動するという法則だ。宇宙全体の温度は絶対零度(約マイナス273度)に近づいていき、逆戻りしないということ。

二つの温度の違う物質を接触させると、二つともその間の同じ温度になり、一旦同じ温度になったら再び温度差が生じることはない。経験的にも理解できるだろう。


では、窓を開けると、冷気がサヨナラして熱風がこんにちはとなるのはどういうことだろう。

室外の大気が室内の空気を温めているように思えるが、見方を変えれば、室内の冷気がほんの微々たる影響ではあるが大気を温めていると考えればいいわけだ。

つまり、第二法則といったところで、酷暑耐熱生活には何の役にも立たない話であるということで、「お寒い話」ということで、「寒話」ということでもある。
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ゴールデンスランバー(2009年 映画)

2018-07-23 00:00:32 | 映画・演劇・Video
伊坂幸太郎の同名小説をそのまま映画化した作品と言っていいだろう。伊坂小説の多くは映画化されるということは、映画になることを前提に書いているようにも思える。スクリーン受けする場面がいくつも登場する。

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主演の堺雅人が無実の罪を着せられた首相暗殺事件はラジコンヘリの爆発から始まるのだが、すべてシナリオが決まっていて、現場近くで容疑者として射殺される筋書きだった。しかし、宅配業者としての経歴を生かし、土地勘によって逃げ延びる。

実際、堺雅人はどうみても犯罪人に見えないわけで、大学時代の友人などが、逃走の手助けを行う。その点、佐藤浩市のように悪人にも見え、善人のようにも見える俳優が主演だと、見ている観客まで、「彼は、黒?白?」と混乱することになり、もっとよかったかもしれない。

彼を手助けする男女は、大学の友人だけではなく指名手配中の男とか裏社会のじいさんなど色々いるが、ひとことでまとめると「警察嫌い」が共通項かもしれない。

最後は追い詰められて川に飛び込んで死んだふりをして、そっくりな別人の死体とすり替わり、整形手術をしてのうのうと生き延びるわけだ。このあたりは、ナチス要人の国外脱出の手口だ。

実際にこの手の事件に巻き込まれるのはごめん被るが、映画としてみるには、「追われる」のと「追いかける」のとどちらが好きかと言うと「追われる方」がいいかもしれない。なぜなら「追われる映画」は普通は逃げ切るから。あるいは真犯人が捕まる。追いかける方は、なかなか相手を仕留められない。仕留めたと思ったら、続編が作られて、生きていたことになる。
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世界報道写真展2018年

2018-07-22 00:00:54 | 美術館・博物館・工芸品
東京都写真美術館で開催中の『世界報道写真展2018』に行く。何年に一回は見ているような気がする。世界125ヵ国の4,548人のカメラマンが応募し、世界の約100の会場で展示されるそうだ。

あいかわらず報道とはいえ惨忍な写真もあるのだが、それでも少しは減ったのかなとも感じた。気付いている人がいるかどうかはわからないが、現代の戦争は、国家(あるいは国家連合)同士で戦うことはほとんどなくなった。といっても軍備拡大する国は多いし、あからさまに脅迫外交をする国もある。

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戦争は、主に国内で行われている。それがわかりやすいものもあれば、他国からみてわかりにくいこともある。いずれにしても内戦というのは、おおむね「多数の既存勢力」対「少数の対抗勢力」という形になる。そうなると、局地的には「少数勢力への袋叩き」、と「対抗勢力のテロ」という構造になる。いずれにしても残虐行為が起こりやすい。

タイの救出された13人の少年サッカーチームも、コーチ1名と選手3名はラオス系らしく、タイの国籍を得てないし、といってどこの国籍もないそうだ。パスポートは発給されないから、国外には行けない。日本では二重国籍の可否が課題というのに、ようするに他国の事なんてほとんど知らないわけだ。

ところで、大きなスペースを得ていたのが農業の近代化についての写真群。オランダが挑戦し成功した現代農業について。なんと日本よりもずっとずっと小国なのに農産品の海外輸出額は米国に次いで世界2位だそうだ。一方、輸入も多い。ようするに農業と一言でいわずに、農業の中に特定の産品(チーズとか)に特化するというような割り切りがある。

そして非常に多くの作物が工業的に管理されている。大規模工場のわけだ。農民一人当たりの耕地面積は日本の10倍近いそうだ。要するに、農業人口の減少を逆手にとって、労働力が少ない方がいい農業を展開しているということだろう。

展覧会のあと、気になってオランダ農業について調べてみると、「オランダ農業に見習おう」という運動が国内でも考察されているようだ。といっても比べることが難しいほど、異なった農業を行っているわけだ。しかも日本の農業は無理やり感があって、会社務めと兼業者が多い。そもそも農業は労働基準法の適用外なので、勤労時間の上限がない。さらに、農業の大規模化とか植物工場化とかを訴える人は、農業をやってない人なのだから、ますます成功の道は暗いような気がする。
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将棋完全英語化はあきらめた方が・・・

2018-07-21 00:00:21 | しょうぎ
将棋連盟が支部会員に配布している「支部ニュース」の最新号の中で、ますます強豪化してきた女流棋士のカロリーナ・スティチンスカさんが海外普及の困難さについて書かれていて、そのいくつかの要因の一つとして、「駒」や「棋譜表記」のことが書かれていた。

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感想だが、確かに駒はチェスとは違って、敵味方の判定は駒の色ではなく向きで区別するし、敵陣に入ると裏返しになるし、取った駒は敵味方逆にして使える。機能的にはそれらを満たしたものが将棋駒であるし、チェスやシャンチー(中国将棋)とは異なっている。チェスとシャンチーの駒の形状の違いは、立体的か平面的かの差だけといってもいい。

一方、将棋駒とシャンチーの共通点は漢字の使用で、西欧人には門が高い。さらに日本の駒は正式には「王将」というように二文字表記だし、駒の裏は崩し文字で日本人でも正しく読めない。

また、日本の棋譜は、たとえば初手の7七歩は数字と漢数字の組み合わせだし、たまには5三銀右不成とか厄介なことになる。チェスのもっとも簡単な表記は、例えば7六歩は、7776と書いて、77の駒が76に進むことを表現するが、これだけでは「成」と「不成」が区別できないのと、駒を打つ場合、打つ場所と打つ駒を記載しなければならない。そうなると対局図の駒の表記問題になり、英語を使おうかということになるが、そもそも英語は180度回転しても同じ文字があるので、どちらの飛車(H)か王将(O)かわからない。桂馬、香車、角とKで始まる駒が3枚もある、銀と桂は左右に分解できる漢字で、読みにくい。

一方で、駒の種類は8しかないし、ルール上で使われる日本語は、「詰み」「勝ち」「負け」
「打つ」「指す」「先手」「後手」「王手」「二歩」「待った」くらいだろうか。戦術名は色々あるが、「シケンビシャ」とか「コシカケギン」とかそもそも記号のような名前だ。柔道よりも日本語使用は少ないような気がする。

そう考えると、駒は一文字化し裏は赤文字、(銀と桂は文字を変えた方がいいかも)で、基本単語は日本語読み(含むローマ字読み)位が妥当なのではないだろうか。


さて、7月7日出題作の解答。

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7月7日にちなんで、7手詰。水門開閉問題。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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手数のヒントは、ワールドカップのサッカーチームの選手の人数。(洞窟サッカーの方ではない)

途中で進展する。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
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国会議員議席増とIRと

2018-07-20 00:00:11 | 市民A
参議院議員定数が増加した。前回増加したのは沖縄返還に伴って沖縄県が新設された時だ。それほどの慶事(と思わない人も少しいるが)が今回あるのだろうか。また特定枠というのは戦前の貴族院議員を思い出してしまう。事実上民意を問わない議員のような感じだ。

基本的に、人口と議員数がアンバランスであるということと、議員定数減を目標にしてきたという二つの論点から合区が誕生していたのだが、確かに県をまたいで一人の議員(実際には3年毎に半分入れ替わるので二人の議員)というのも問題がないわけではない。苦渋の選択だったのだろうが、本当は県の最低人口とか決めて、実際に「合県」とかやるべき時期なのだろう。

とはいっても、西郷隆盛が強引に決めた県割りを変えるには現政界には小人物しかいない、という前提でいえば、現実的には「半票議員」とか作ったらどうだろうか。人間は二人でも、投票は0.5票。歳費も0.5人分。議員宿舎はさすがに2DKというわけにはいかないだろうが、家賃を少し払ってもらうというようなことにすれば、半票であっても名刺には「参議院議員」とか「衆議院議員」とか特大の文字で印刷できるので、それ位で満足してもらえばいいのではないだろうか。


次にIR関連法案。問題はカジノだけではなく、統合型リゾートということ。そもそも大規模リゾートといっても東京ディズニーランドとユニバーサルスタジオ以外は大苦戦している。ラスベガスみたいなものが、さらに二つも三つも可能なのだろうか。

候補地もよく言われているように某官房長官の地元の横浜と某地域政党のある大阪なのだろうか。あまり歓迎されていないような気がする。むしろ、カジノだけを成田、関空、中部という空港に作った方がいいような気がする(インチョンのように)。実際、3ヶ所目を作ろうというならどこなのだろうか。築地?

ただ、なんとなくリゾートのすぐ近隣にパチンコ、パチスロ店が林立して、そこだけが外国人であふれることになりそうな予感がある。そうなるとカジノの中にもパチンコホールができるだろうし、ギャンブルのボーダーレス化につながっていくような気がする。IRの中だけは合法パチンコということになるとか・・
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容疑者Xの献身(東野圭吾著)

2018-07-19 00:00:29 | 書評
2006年の直木賞受賞作。著者の代表作の一つだろう。実は、東野ミステリーには、到底思いつかないような重い人生の荷物を持った人物が登場する。それも一人ではない場合もある。ということでドラマになったり映画になったりすることが多く、その重圧感から敬遠していたのだが、実は全然違う種類の本の中で激賞されていて、本書を読みたくなった。

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それは将棋の本なのだ。なお、将棋とチェスの比較の話が本書の中に1ページ程度入っているのだが、それが何の意味をもった歯車になるのか私にはわからない。

で、本書を紹介しているのは神谷さんという将棋八段の棋士で、2016年に書いた定跡書の中に、わざわざ2ページを割いて絶賛している。映画化されたときに舞台となったロケ地のアパートや弁当屋が自宅と近いようで、時々アパートを眺めにいってウットリするそうだ。なお、彼は直木賞受賞したときにガッカリしたそうで、並みの直木賞作家と同列に扱われるべきではないということだそうだ。何度も何度も読み直して本がボロボロになり、買い直したとのこと。

そして神谷八段は東野圭吾氏にお願いをしているのだが、本作に登場する二人の容疑者は結局、真実とは異なる形で刑務所に行くはずなのだが、なにとぞ続編をお書きの上、幸福な余生を与えてほしい、とのことである。

神谷八段といえば、昨年、28連勝という永久不滅のはずだった記録を破られたのだが、藤井四段が勝ち続けている間に、「記録を破られた時のコメント」を関係団体から求められたそうだ。さらに、「記録が並んだ時のコメントも準備してほしい」ともいわれたそうだ。世間には人の心を傷つけるのが得意な人もいるものだ。


ところで、ネタバレではあるが、刑務所に行くのは数学者なのだが、彼は人生の大目標として未完の証明問題に取り組んでいて、「ゆっくりと考える場所」を探していたのだが、その動機は本書の中の大きな部品(エンジン)なのか小さなかけら(ネジ)なのか、解読できなかった。つまり、刑務所に入るために事件を起こしたのか、途中で刑務所に行きそうになって、「問題でも解くか」というあきらめの心境になったのか。

単に、読者が解答にたどりつくためのサービス洞窟なのかもしれないが。
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溜池の話

2018-07-18 00:00:04 | 市民A
土砂崩れ、堤防決壊と西日本では水害が続いているが、最近になって囁かれているのが、溜池の決壊のおそれ。特に瀬戸内各県では江戸時代に築かれたものが多く、想像すれば大災害が起こることが予測されるだろう。ダムの決壊みたいなものだが、基本的に農業用の池なので、一気に水門開放で大放水というような緊急対応は設計されていない。しかも溜池の所有権というのも様々な形態があって、その管理補修は誰が行うのかというのが大問題。しかも、溜池というのは夏の水不足に備えるのが主目的であるので、6月から7月というのは、満タンにしてあるわけだ。つまり逆にその時期の大雨というのがもっとも危ないわけだ。

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ところで、おおた家の実家(今は無人で、時々掃除に行ったり、不動産屋と打ち合わせている)は、瀬戸内各県の中の一つで、山でもなく平地でもなくといった場所にある。場所を書くとまずそうなので、画像だけだが、その実家の横には溜池(溜池1)がある。

そして問題は、それよりもさらに高い場所に大規模な溜池2がある。江戸時代から昭和の初めまでは地主だったようで、水利権を持っていて、このかなり大きな溜池2の堤防(土地の種目は「堤」)の一部に十年ほど前まで所有権があった。

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しかし、これはとんでもない問題で、堤防が切れると大洪水になり大被害が出るのだが、その場合、誰の責任になるのかよくわからない。堤防の一部を持っていたからといってその責任を取れといわれても困るし、堤防という性質上、責任放棄のため、ブルで更地にするわけにはいかない。つまりその小さな二足零文の土地を市に寄付しようとしていたのだが、中々引き受けてもらえない事態が続いていたのだが、先代がやっとのことで、市に押し付けることができた。

引き受けてもらったことに関係があるかどうかはわからないが、そのあと上流の大きな溜池2の方の大工事が始まった。水を抜いて底ざらえをして、堤防をコンクリートで作り直すわけだ。工期は約1年。

そうなるとその水を使って米作をしていた方々や、ハウスで葡萄を作っていた方、もっと下の方で野菜畑をやっていた人たちは全員1年間の休業となり、補償金生活となった。そして、新たな問題が1年後に起きたわけだ。

大部分の農家が、農業にお別れしたわけだ。米価は下がり、葡萄棚は腰が曲がって届かなくなるし、休業中に働いていた会社は人出不足で正社員にするし・・

そうなると、農業用水の使用量が激減してしまったわけだ。つまり、・・・
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ワールドカップ終わって

2018-07-17 00:00:06 | スポーツ
ワールドカップが終り、様々な「総括」がなされているが、かなり角度を変えた意見を書いてみる。

1. J監督のこと
まったく不思議なのは、ベスト16で敗退が決まった直後から、次期監督問題の報道が始まり、西野、クリンスマン、ベンゲル、森安と次々に名前が出てくるが、少なくともサッカーの祭典が開催中、しかもトーナメントが煮詰まっていくのに、世界のことはともかく自国の監督の話ばかりしている国のことを監督候補たちは快く思っているだろうか。サッカー愛に欠けていると思うのではないだろうか。しかも前監督は本番直前に理不尽な理由でクビにしているわけだ。しかも、報酬は他国よりもかなり少ない(森安氏はU-23の監督と兼務になるのだが、両方の監督分の報酬をもらえるのだろうか。ケチられるような気がする。)

ナショナルチームの監督は、発掘、育成、実戦という中でも、育成というところは所属チームで行うのだから、早い話が、どの選手を選んで、どうやって試合に勝つかということになる。また、生意気な選手が多いと、監督がW杯に出場していないと見くびるようなことを言う(解説者風発言)不届き選手がでてくる。

お勧めは、世界初のAI監督ではないだろうか。

2. タイ国洞窟チーム招待の件
タイで洞窟から脱出した少年サッカーチームをW杯決勝に招待したものの、病院治療中という理由で実現しなかったということになっている。

ところがコーチ1名と選手3人にはタイ国の戸籍がないそうだ。ラオス系だかららしい。といってもラオスの国籍があるわけではない。つまり無国籍人間。したがってパスポートを作ることはできない。唯一の方法は決勝をタイで開くことだ。
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