MLB4球団目マリナーズに所属するも、惜しくも1軍に残れなかった藤波晋太郎投手だが、唯一最大の問題はコントロールであるのは言うまでもないだろう。
速いボールを投げるからコントロールが悪いのか、遅いボールでもコントロールが悪いのかは不明。スリークウォーターで投げるのは、コントロール対策なのだろう。左右にコントロールが乱れる場合は上から投げた方がよく、上下にコントロールが悪い場合は横から投げた方がいいともいわれるが、たぶん上下左右にぶれるから斜めから投げるのだろう。
実際にボールをリリースするあたりの画像(今回、ほとんどの画像は日刊スポーツからにカット)を見ていて気が付いたのは、上半身でも下半身でもなく、履いているスパイク。

まず、足にフィットしているのだろうか。足の形の問題もあるがスパイクの上の方が縦横に広がっていて、足先の方が狭くなっている。また、靴底の広さよりも足の裏の広さの方が大きいように見えて、不安定感がある。
しかも、靴の先端がわずかに上を向いていて、スパイクの一番前のポイントがすき間から見えている。

実は、こういうのは普通なのかと思って、コントロールのいいと言われる日米の投手たちのフォームの画像を見ると、つま先が浮いている投手は見つからない。さらに色々とみていると、コントロールに関係なく足の先がフィットしていない選手は見つからない。
もっというと、若干つま先を内向きに閉じて、地表を突き刺すように押し込んでいる投手が多い。
スパイクだけ見るとアスレチックスの時のスパイクはやや靴底が大きいタイプのように見えるが、今はどうしたのだろう。マリナーズ所属と言えば大足で有名だったイチロー氏。彼は特注のオーダー靴だったので、靴をオーダーしていた神戸在住の方を紹介してもらえればいいかもしれない。
ところで、このブログを参考にして1軍に戻れたなら契約金の一割ぐらいは送金してほしいな。