工場夜景ツアーと元社長

2012-03-04 00:00:08 | 市民A
川崎観光と言えば、以前は川崎大師と決まっていたのだが、最近は「工場夜景ツアー」ということになる。王道は作業船に乗って運河の中から工場群を見学することだろうが、なにぶん海上というのは、大仕事になる。もっと手軽にということで、川崎日航ホテル前から出発になる「工場夜景バスツアー」が始まった。

そして、ツアーの最初に訪れるのが、「○●造船所」というので、ちょっと驚く。つい、最近、船のスクリューの売買を行うために行ったところだからだ。

nemoto


このツアーの企画には、「普段は入れない『○●造船所』から見る夜景は別格!」と書かれている。確かに、造船所って、工場の中でも、かなり危険な方だろう。何しろ、大きな鉄板とかクレーンで吊るしたり、さらには、海辺にあるのだから、落水のリスクだってある。足元にはつまづきそうなものが多数転がっている。

この前、行った時の写真を探すと、工場内の様子が出てきた。こんな超小型造船所の中を見て、川崎の代表工場だと思われると困るのだが、まあ、そうは思わないだろう。

そして、この造船所の代表者(○●さん)を知っているのだが、50歳代の半ばごろ。10年ほど前から仕事で付き合いがあるのだが、50歳になったら社長を退職し、別の人間を社長にし、自分は会長として好きなことばかりやっている。たぶん、今回のツアーだって、裏から手を尽くしたのではないかと思っている。

そして、一線から退いたように見せかけ、実は会社を支配している例は様々ある。

最近はキャノンが、御手洗会長が社長に復帰ということだ。後白河法皇は天皇の座を高倉天皇に譲るも実質的な権限を持っていた。


思えば、プーチンだってそうだ。

全員、頭髪が少ない(法皇は当然だが)。男性ホルモンと関係があるのだろうか。