東京好みのラーメン店を倉敷で・・

2014-05-02 00:00:53 | あじ
倉敷でちょっと困っていたのがラーメン店。もっとも、たまにラーメンを食べるぐらいの店は調査の上確保しているのだが、市街地の中央方面じゃない。

ところが、東京方面から来客があって、ちょっとした食事を倉敷駅近くの飲食店で行うと、結局、何時間か後にホテルに送っていこうとすると、突然、「ラーメンが食いたい」とか言い出す。新橋でも新宿でなければ池袋じゃないわけだ。岡山県は「うどん文化」である。ご当地ラーメンなんかないわけで、無理やりラーメンを探しても、ラーメン王国東京からの客人の舌のレベルからいって、決して満足を与えられない。

ということで倉敷中心部で時々ラーメン店をさがしていたのだが、ついに基準突破の一店を見つける

shodoshimar


小豆島ラーメン HISHIO(ひしお)。

本当は、本店のある小豆島は香川県所属なのだが、東京人は知らないはずだ。店の存在は以前からわかっていたが、小豆島=オリーブというイメージ先行で、オリーブ油をつかった麺でも使っているのだろうと勘違いしていた(そういうパスタは実在するし)。

で、現実はまったく違った。まったくの濃厚スープだが、これが豚骨とか牛の脂身とかというのじゃなく、「いりこ」と小豆島特産の醤(ひしお)ということ。味は濃厚で塩分は多そうだが、脂肪分は低い。

hisio


最初なので、基本ラーメンを食べたのだが、バリエーションは多い。

しかし、実は最大の問題は、店が美観地区にあるということで、午後7時に閉店になってしまうこと。宴会の前に、「いかにゃおえま~」ということになる。合理的に考えれば、順序なんてどうでもいいのだが。

間宮兄弟(映画DVD・2006年)

2014-05-01 00:00:05 | 映画・演劇・Video
当時、話題になっていたような気がした映画。原作が江國香織(小学館)。二人のオタク系兄弟が、気に入った女性を集めてカレーパーティーをするはなしで、この兄弟に本間姉妹と、その周辺にいる男女が絡むのだが、事態はあまり進展しないまま、平坦に時が流れていく。

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監督は森田芳光氏で、そういえば、「家族ゲーム」とか「武士の家計簿」とか、普通に時間が流れていくようなストーリーが好みなのかもしれない。

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主人公は、間宮兄弟の方なのだが、これに絡んでいる本間姉妹の方も面白い、大学三年の姉を沼尻エリカ、高校3年の妹を北川景子が演じるのだが、堅実な姉の方をエリカ様、というのがどうも逆のような気がする。というか、その頃はまだ、エリカ様とは呼ばれてなかったのだろう。何が彼女を変えたのだろうか。

でも、脇役で、中島みゆきがとんでもない役で出演したりして、それでいいのだろうかと思ったりする。