凶悪事件発生

2009-08-03 12:58:31 | 市民A
jiken午前中から、会社の周りでパトカーや救急車やテレビ局や上空のヘリや大騒ぎだ。ヘリは東京地裁の裁判員制度の方だろうが、意味不明だ。そして、そのうちこの裁判員制度の対象になると思われる事件が、大騒ぎの原因である。

凶悪事件が発生した。

昼休みの現場は、警察が黄色いテープであちこちを通せんぼしているが、このあたり一帯は食堂街である。特定の食堂に行きたい人だけは、テープの内側に入れてもらえる。

テレビ局では、フジがもっとも出しゃばって、あちこちの商店にカメラを持ち込んで取材している。

殺人未遂 女性刺されて1人死亡1人重体 男を逮捕…東京
8月3日11時24分配信 毎日新聞

3日午前9時ごろ、東京都港区西新橋1のYさん(78)方の近くを通り掛かった人から「包丁を持った男と女がけんかしている」と110番があった。警視庁愛宕署員が駆け付けると、住宅内で芳江さんと孫で耳かき店従業員の女性(21)が血を流して倒れていた。2人は病院に搬送されたがYさんは間もなく死亡、女性は意識不明の重体。室内にいた男が「自分が刺した」と認めたため、愛宕署は殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

愛宕署によると、逮捕されたのは千葉市美浜区幸町2、会社員、H(こうじ)容疑者(41)。同署の調べに「殺そうと思ってやった」と容疑を認めているという。

H容疑者は女性の勤務する耳かき店の客だった。同署は7月19日、女性から「変な男につきまとわれている」と相談を受けていた。署員は異常があれば至急連絡するよう伝えていたという。

愛宕署の調べでは、H容疑者は最初に応対に出たYさんの首などを1階で刺し、2階に上がって女性を刺したとみられる。Yさんと女性の体には複数の刺し傷があり、室内から血の付いた包丁が見つかった。Yさん方は5人暮らしで、事件当時、自宅に他に家族2人がいたが、無事だったという。


実は、記事にあるように警察への通報は午前9時過ぎとなっているが、9時8分頃現場を通りかかったわけだ。

まだ野次馬は10人程度だったが、木造二階建ての民家の前には近所の人たちの他に若い警察官が一人いて、警棒をもって民家に突入する寸前だった。

当然ながら、単なる通行人の目撃者の私には、くわしい状況はわからないのだが、明らかに民家の中に異変が起きていることがわかる。頭に浮かんだのは、人質監禁か一酸化炭素自殺。

さらに、一人で突入しようとした若い警官に、近所の人たちは、「危ないから」と引き止めていた。そう、突入は二人一組が基本だ。後で思えば住民は、建物の内部に危険な人間がいることを察していたのだろう。

実は、そこでデジカメで写そうかと思ったのだが、事件の粗筋が読めないこと。武器がピストルだと近づいていること自体が危険。

さらに、道路に出ている人の中にパジャマの男性がいる不自然さ、などからして、事件そのものに組み込まれると厄介だ、と判断し、立ち去る。(ちょっと遅刻していたし)

その後、パトカーや救急車、なぜか消防車まで登場してしまう。

後で思えば、事件現場を通った時、まだ被害者は生存していたのだろうが、何かできることがあったのかどうか、考えてもよくわからない。

しかし、最近、自分の行くところに、色々と事件が起こるのだが、単に「世間に事件が増えただけ」ということなのだろうか。

KHACHATURIANって読めます?

2009-08-03 00:00:16 | 音楽(クラシック音楽他)
towerr渋谷のタワーレコードに行くと、正面の入口に向かって、左側には忌野清志郎の特集が組まれ、右側ではマイケル・ジャクソンの特集になっていた。マイケル・ジャクソンの方は、インスタント感が漂う安っぽい紙製の等身大ディスプレーで、忌野清志郎の方は、フィルムになっていて、ガラスの内側からきちんと貼り付けられている。

二人の命日は、5月2日と6月25日なので、その間に忌野氏の方のディスプレーは制作が開始されたのだろう。ただ、手が込んでいる方が人目を引くわけでもないということだろう。死者の存在感はマイケルの方が上だ。1階から4階までは、この二人の楽曲が耳に入り続ける。5階がJAZZで、6階がクラシック。この階は、命日だらけだ。「○●▽没後何年記念」とか・・

ちょっとさがしていたのは、また俗っぽいCDで、ハチャトリアンの「仮面舞踏会」。英語だと“Masquerade(仮面舞踏会)”。

そう、某女性フィギュアスケーターご愛用の一曲である。昨年はフリーで使ったものを、今年はショートに転用。フリーはラフマニノフの「鐘」だそうである。単に仮面舞踏会を使い回すわけではなく、ちょっと硬めに編曲するらしい。ラフマニノフと組み合わせると、かなり、重厚なイメージになっていくのだが、大丈夫だろうか。

大きなモデルチェンジではないだろうか。

ところが、そのハチャトリアンのCDを持ってなかったわけだ。特に調べてからいくわけでもなく、時々ふらりと探すわけで、「仮面舞踏会」といえば「べルディ」と相場が決まっているので(カーペンターズという人もいるけど)、ちょっと探さなければならないのだが、店員さんに聞くのも小恥ずかしい。

自分で、作曲家ABC順の棚を探すのだが、スペルがわからないので、「H」のところをいくら探しても、「ハイドン」とか「バッハ」しか見つからない。

その日、たまたま気付いたのだが、

KHACHATURIAN だった!

アラビア語では、子音「KH」は、Hを強烈に強く発音する音で、喉にからんだ痰を排出するために、喉の奥の方から、「クゥワァー」というように発音する。

氷上に流れる楽曲の紹介で、「クゥワァーチャトリアン」では、ちょっと・・

聴いてみると、作曲家は、この曲を渾身の思いで書いていることがわかる。他の曲とは「練り」が違うような感じだ。でも、よく探すよね。


ところで、渋谷のパワーレコードだが、JRや銀座線の渋谷駅から歩くと、あの世界遺産級の東京名所である「ハチ公口スクランブル交差点」を横断しなければならない。外国人の目からすると、あの交差点を誰もぶつからずに好き勝手な方向に移動するのが驚異だそうだ。

しかし、最近、よくぶつかるのである。

たぶん、外国人が増えたことと、携帯を見ながら歩くバカが増えたからだと思う。

というわけで、交差点の向こう側に出られる半蔵門線を使っているのである。