間の悪い女(ひと)

2009-08-20 00:00:39 | 市民A
「サイバーのりP」が、髪振り乱してバキバキDJプレイする映像が、何度も何度もニュース番組で繰り返されていて、「クラブ=薬物」という図式になってしまったような、ないような。吸引具とストローを箱根の元弁護士別荘の敷地に埋め、反省のため髪を丸めてしまえば、クラブ業界に秋風が吹くことはなかったかもしれない、と嘆いている人たちがいそうだ。

そして、その「連想図式」のせいで、思わぬトバッチリを受けている歌手というか、新米DJがいるそうだ。

鈴木亜美さん。以前、鈴木あみさんだった方である。

もともと、間の悪いことに巻き込まれることが多いようで、1998年に、現在、執行猶予中の小室哲也氏のプロデュースでデビューして、現在、ちょっと人気が希薄化しつつあるかもしれない浜崎あゆみさんの域に近づきつつある時に、所属事務所が脱税。さらに、事務所と両親の間で、契約トラブル発生。法廷闘争になり、しばらく休養するはめになる。

その後、フリーで再起をはかったりして、結局、エイベックスからリスタート。なんだか、陸上短距離で、何度も何度も他の選手がフライングしたせいで、スタートを繰り返しているみたいで、どんどん年齢が・・



で、結局、歌手であり、タレントであり、文筆業であり、なんだかわからない多様化の中で、次に始めた一芸が、「DJ」。この一年、日本だけではなく台湾に行ってもDJやっていたようだ。


で、またしても、巻き込まれた感じである。


もちろん、クスリをやっているかどうかは、近くにいればわかるものらしいし、本来、クスリがなければDJができないわけでもないので、本人には、まったく、いい迷惑だろう。たぶん、しばしDJ封印ということだろうか。

年齢的にも27となれば、いまさらアイドルに戻るわけにもいかないし、まあ何の因果か、今後はマルチタレント(多芸主義)路線でいったほうがいいのだろう。


ただし、空席中となっている、「子育てセレブママドル」の椅子を狙うのだけは早すぎるのかもしれない。妙なヒモ男に捕まってしまい、「のりピー」が「らりピー」と呼ばれるようになったように、「あみ~ゴ」が「*り~ゴ」になったら、困るから。