言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

久しぶりの九州

2022年10月06日 16時29分48秒 | 日記

 昨日深夜に義父が亡くなり、急遽帰宮することになつた。随分と久しぶりだ。

 義父の弔ひでの帰郷は仕方ないとは言へ、心の準備なく帰るのはやはり落ち着かないものである。父を失つた娘としてはどのやうな思ひで車中を過ごしたであらうか。義父は娘を待つて逝つてくれた。

 そんなことをあれこれと思ひつつ、列車に乗り込んだ。日豊線は本線であるが、単線である。駅で待ち合はせることが多く、進みは遅い。この感覚も本当に久しぶりである。

 緊張して神経がささくれだつてゐるやうに感じる。

 曇り空に、沈痛な思ひは滞つてゐる。

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