メタ認知についての非常にわかりやすい書である。
非認知能力といふ言葉を学んだのが、5年前である。そして職場で伝へ保護者にも伝へて、社会的にも「認知」されてくるやうになつて一気に浸透して来たそれはそれで大変良いことで、学力をつけるにはコンピテンシーの要素が重要だといふことは当然と言へば当然のことである。
が、ここに来て非認知能力といふのはやはり認知能力なのではないかといふ思ひも出て来た。忍耐力はともかく批判的能力(クリティカルシンキング)といふのは認知領域であることは間違ひない。
したがつて、学力とは別の能力とは、メタ認知が出来る力とした方がいいやうに思ふ。
本書はそのガイドとしては最適である。一般書なので出典が明らかでないのが残念だが、それはネットで調べれば良い。
関心のある方はどうぞお読みください。
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