ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

賑わう、賑わう…伊坂ダム(伊坂貯水池)

2022-02-28 07:06:00 | 三重(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は三重県四日市市伊坂町(よっかいちしいさかちょう)にある伊坂ダム(伊坂貯水池)を訪れます。アクセスは四日市ジャンクションの西なのですぐにわかります。

見えてきました。これですね。





左岸のダム横には大きな駐車場があり、貸し自転車の店や喫茶店なども立ち並んでいます。なんでしょうか、ここはまるでレジャー施設ですか! 通常のダムとは異なるので、ちょいと違和感。





とりあえずダムへ向かいます。左岸の貯水池に面したところには伊坂ダムの案内図。これによれば、四日市を中心とする北勢地域の臨海部では古くから紡績業が盛んで、昭和30年代より石油コンビナートが建設され、全国有数の工業地域に発展してきた。それに伴い工業用水確保の必要性に迫られたため三重県では昭和28年(1953年)に四日市工業用水道の建設に着手。昭和30年(1955年)9月から一部給水を開始したそうな。そうした経緯の後、三重県企画庁は昭和39年(1964年)10月にアースダム形式による伊坂ダムの建設に着手。そして昭和41年(1966年)7月に完成します。



この案内板からダム上を見ると、こんな感じ。



その近くにはユニークな形の石像?が…。写真は逆光で読みにくいんですが「伊坂貯水池」と刻まれています。



その裏側には「郷土産業の発展に寄与することを永遠に希いて」と記され、昭和39年10月着工、昭和42年3月竣工」と刻まれています。あれれ、上の案内板の完成年月とこちらの竣工年月が違いますね。完成と竣工は意味が違うんでしょうか。



これがダム上になります。歩いてみましょう。



ダム上、中央から見た貯水池の様子。



一方、下流側の景色です。ダム横へは写真中央に見える道路からアクセスします。



右岸のほうには「千秋桜」と呼ばれる桜の木があります。春には素敵な眺めなんでしょうねえ。たぶん。



洪水吐は右岸側にあります。増水時になると、水はここから溢れ出て、



この水路からあちらへ流れてゆきます。



右岸から左岸を見ると、こんな感じ。



写真には多くの人たちが写っていますが、特に休日というわけではなくウォーキングを楽しむ人々が多いことを示しています。だから貸し自転車や売店があるんでしょうね。実に活気に満ちた貯水池(ダム)でした。
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