どーも、ワシです。えー、国道179号を走っていたら鳥取県東伯郡三朝町助谷(とうはくぐん みささちょう すけだに)に天神川水系天神川の「牧ダム管理所」というのがあるのを見つけました。そこは国道沿いで、しかも駐車スペースがないのでクルマはできるだけ路肩に停めるしかありません。
左岸、下流側から見た様子。写真中央には魚道がありますね。諸元は不明ですが、高さからしてこれは明らかに堰堤ですね。
同、上流側から見るとこんな感じ。写真左下あたりが取水口のようです。
壁面に貼られている水利使用標識。中国電力が管理する施設で、もちろん発電に使用されるもののようです。
施設の平面図。これをよく見ると「牧取水堰堤」と表示されていますね。やはり堰堤なんですね。
先ほど見た取水口を経た水は、この沈砂池に貯められたのち、
国道側の水路に越流して下流方向へ流れてゆきます。
でも、なぜ堰堤名が「牧」なんでしょうね。調べてみるとこの場所から直線距離にして約3.0km下流のところに中国電力株式会社 牧発電所(鳥取県東伯郡三朝町牧)というのがあり、先ほどの水路は国道の西側の山腹を通ってこの発電所へ流れ込むようです。つまり牧発電所のため取水堰堤なのでこの施設名は「牧取水堰堤」というわけですね。では、この取水堰堤はいつ築造されたのでしょうか。リンク先のデータによると牧発電所の運用開始は大正10年(1921年)1月なので取水堰堤も同時期に築造されたものと思われます。おそらく同発電所はまだ現役で活躍しているのでしょうから取水堰堤とともに100年以上頑張っていることになります。
この取水堰堤、見た目は地味ですが、いや〜、すごいねえ。なお、グーグル先生の地図には「牧ダム管理所」と記されていますが、現場にはどこにも管理所の表記はありません。何を根拠に「管理所」としたんでしょうね。不思議だわ〜。
左岸、下流側から見た様子。写真中央には魚道がありますね。諸元は不明ですが、高さからしてこれは明らかに堰堤ですね。
同、上流側から見るとこんな感じ。写真左下あたりが取水口のようです。
壁面に貼られている水利使用標識。中国電力が管理する施設で、もちろん発電に使用されるもののようです。
施設の平面図。これをよく見ると「牧取水堰堤」と表示されていますね。やはり堰堤なんですね。
先ほど見た取水口を経た水は、この沈砂池に貯められたのち、
国道側の水路に越流して下流方向へ流れてゆきます。
でも、なぜ堰堤名が「牧」なんでしょうね。調べてみるとこの場所から直線距離にして約3.0km下流のところに中国電力株式会社 牧発電所(鳥取県東伯郡三朝町牧)というのがあり、先ほどの水路は国道の西側の山腹を通ってこの発電所へ流れ込むようです。つまり牧発電所のため取水堰堤なのでこの施設名は「牧取水堰堤」というわけですね。では、この取水堰堤はいつ築造されたのでしょうか。リンク先のデータによると牧発電所の運用開始は大正10年(1921年)1月なので取水堰堤も同時期に築造されたものと思われます。おそらく同発電所はまだ現役で活躍しているのでしょうから取水堰堤とともに100年以上頑張っていることになります。
この取水堰堤、見た目は地味ですが、いや〜、すごいねえ。なお、グーグル先生の地図には「牧ダム管理所」と記されていますが、現場にはどこにも管理所の表記はありません。何を根拠に「管理所」としたんでしょうね。不思議だわ〜。
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