ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

壁画のある塩沢ダム

2019-12-18 08:02:47 | 群馬(ダム/堰堤)
群馬県多野郡神流町にある利根川水系の塩沢ダムは群馬県が管理する県営ダムで、県道46号(富岡神流線)を進んで行くと見えてきます。



管理事務所はちょっと和風な感じ。





ダムの概要です。



この貯水湖は蛇神湖(へびかみこ)といいます。



その名の由来は以下の通りです。ここ塩沢川は標高1523mの赤久縄山(あかぐなわやま)から流れ出ているのですが、その山の守り神が大蛇なのだそうです(ちなみに榛名山の蛇の神とは兄弟らしい)。そしてダムのあるこの場所は山の神域の入口であることから蛇神湖と命名されたようです。(下の写真では標高1522mとなっていますが、ネットのデータでは1523mらしい)



さあ、ダム上に行ってみましょう。その入口にはダム名がしっかりアピールされています。



1995年11月竣工だそうで。



これがダム上。向こう正面に何か見えますが、あとで説明します。



欄干には鮎などの川魚のレリーフが施されています。



上流の蛇神湖の景色。



ダムの真下を見ると、



目を上げて遠くを見ると、



対岸に来ました。下流側から見たダム。



上流側から見たダム。



こちらの壁面にあるのはタイルモザイクによる壁画で、高崎市出身の画家で妙義山麓美術館館長を務める稲川庫太郎(いながわくらたろう:1943- )の作品です。





田舎の郷土愛が感じられるダムでした。


(お知らせ)

長野県松本市にある稲核ダムの昼間の様子をアップデートしました。よろしければコチラをご覧ください。
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