どーも、ワシです。今回は岩手県盛岡市川目(かわめ)を流れる北上川水系簗川(やながわ)に築造されている簗川ダムを目指します。アクセスは国道106号の宇曽沢1号橋の東に「←簗川ダム」の表示板があるので、そこを入っていくと目的地に到着します。
【簗川の由来】(参考)
ところで、簗川の由来が気になったので調べてみました。平安時代後期に起こった前九年の役(1051-1062)の頃、安倍貞任(あべのさだとう:1019-1062)と源頼義(みなもとのよりよし:988-1075)の両軍がこの川を挟んで合戦した際、多くの矢が川に落ち、流れていったことから矢流川と呼ばれるようになり、その後「簗川」と記されるようになったそうな。
ついでに記すと、簗川は台風や豪雨により度々洪水が発生し、下流の川目地区では国道106号が冠水したり、農地や家屋が浸水するなどの被害が出ていました(参考)。そうした経緯から簗川ダムは築造されたようです。
…てなわけで、簗川ダムの左岸に到着。そこから見たダムはこんな感じ。治水ダムのようですね。
近くにある案内板。これによると、簗川ダムは洪水調節、流水の正常な機能維持、水道用水の確保、発電を目的とした多目的ダムで、昭和53年4月から予備調査が行なわれ、平成27年5月に本体工事起工、そして令和3年(2021年)7月に竣工。高さ=77.2m、長さ=242.7mの重力式コンクリートダムだそうです。
左岸、ダム湖側には「簗川ダム」と刻まれた石碑があります。
そして、この建物が「簗川ダム管理所」。
管理所からダムはこんな風に見えます。
左岸から見たダム上の様子。気になるのは完成してまだ3年なのにコンクリートにヒビが入っていること。大丈夫なんでしょうか…。
とりあえず、ダム上を歩いてみましょう。中央から見た上流方向の様子。
ダム下を覗き込み、
下流方向の遠景を眺めます。
ダム本体に貼られている水利使用標識。これは水力発電を目的としたもの。簗川発電所はダム下にあります。
やはりダム本体に貼られている取水設備のプレート。
対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。
右岸、上流側から見た様子。
同、下流側から見たダムの様子。
予備調査から竣工まで随分時間がかかりましたが、今後簗川流域の災害はこれで減少するのではないでしょうか。
【簗川の由来】(参考)
ところで、簗川の由来が気になったので調べてみました。平安時代後期に起こった前九年の役(1051-1062)の頃、安倍貞任(あべのさだとう:1019-1062)と源頼義(みなもとのよりよし:988-1075)の両軍がこの川を挟んで合戦した際、多くの矢が川に落ち、流れていったことから矢流川と呼ばれるようになり、その後「簗川」と記されるようになったそうな。
ついでに記すと、簗川は台風や豪雨により度々洪水が発生し、下流の川目地区では国道106号が冠水したり、農地や家屋が浸水するなどの被害が出ていました(参考)。そうした経緯から簗川ダムは築造されたようです。
…てなわけで、簗川ダムの左岸に到着。そこから見たダムはこんな感じ。治水ダムのようですね。
近くにある案内板。これによると、簗川ダムは洪水調節、流水の正常な機能維持、水道用水の確保、発電を目的とした多目的ダムで、昭和53年4月から予備調査が行なわれ、平成27年5月に本体工事起工、そして令和3年(2021年)7月に竣工。高さ=77.2m、長さ=242.7mの重力式コンクリートダムだそうです。
左岸、ダム湖側には「簗川ダム」と刻まれた石碑があります。
そして、この建物が「簗川ダム管理所」。
管理所からダムはこんな風に見えます。
左岸から見たダム上の様子。気になるのは完成してまだ3年なのにコンクリートにヒビが入っていること。大丈夫なんでしょうか…。
とりあえず、ダム上を歩いてみましょう。中央から見た上流方向の様子。
ダム下を覗き込み、
下流方向の遠景を眺めます。
ダム本体に貼られている水利使用標識。これは水力発電を目的としたもの。簗川発電所はダム下にあります。
やはりダム本体に貼られている取水設備のプレート。
対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。
右岸、上流側から見た様子。
同、下流側から見たダムの様子。
予備調査から竣工まで随分時間がかかりましたが、今後簗川流域の災害はこれで減少するのではないでしょうか。