前々から気になっていた利根川水系の八ッ場(やんば)ダムへ遂に行きました。住所は群馬県吾妻郡長野原町川原畑(あがつまぐんながのはらまちかわらはた)。アクセスは国道145号バイパスを行くとダム横に到着します。2020年に完成してすぐに行きたかったのですが、どーせミーハーなダム・ヲタクたちが押し寄せるんだろうなと思ったので様子を見ていたのです。で、もうそろそろいいかなと思い、向かった次第。
まずは左岸から見たダム本体をご覧ください。
いきなりダムの写真を載せましたが、国道沿いにすぐダムがあるわけじゃありません。ダムへの入口はこの電光掲示板が目印になります。
入口を進むと広い駐車場があり、その先に「国土交通省 八ッ場ダム管理支所」の建物があります。
管理支所の中には八ッ場ダムを説明するための展示施設があります。入ってみましょう。
下の写真のように、このダムは「洪水調節」「流水機能の維持」「水道用水の供給」「発電」の役割を果たす多目的ダムだそうで。
ダムの構造図です。写真の下に見えるように「八ッ場」とはダムの左岸の地名なんですね。
ダム建設の経緯も写真付きで示されています。建設のきっかけとなったのは何と1947年にさかのぼります。同年9月15日から16日にかけて関東地方を通過したカスリーン台風は甚大な被害を起こしました。あちこちで堤防が決壊し、30万軒の家屋が浸水。1,100名もの犠牲者が出ました。これを受けて2年後の1949年に利根川改修計画がスタート。この計画のひとつが八ッ場ダムの建設だったようです。
その後の建設経過の様子は省略します。そして記憶に新しい2009年9月、当時の国土交通大臣(前原誠司)が生活改善事業の一環として八ッ場ダムの建設中止を宣言します。しかしダム事業の必要性を検討した結果、2011年に事業継続という形となり、工事は開始。2019年6月、ダム本体が完成。同年10月、試験湛水を経て八ッ場ダムは完成したということです(なお、ダムの運用開始は2020年4月1日)。
展示施設の二階にはダムの諸元を説明する図や、
常用洪水吐ゲートの模型、
非常用洪水吐設備の模型などが展示されています。
なお、写真を撮り忘れましたが、管理支所の建物の中にはダム・カードの発券機があり、来訪者はもちろん無料で受け取ることができます。ワシは取りませんでしたが。
さて、いよいよダムへ向かいます。管理支所からダムを見るとこんな感じ。
これがダム上です。
ダム上の欄干の模様のパターンです。まあ、シンプルっちゃあシンプルでいいんですが、な〜んか味気ないですよね。
ダム上、中央から見た真下はこんな感じ。訪れた日には工事をしていました。高さ116mですから、まあまあ恐怖。
下流側の遠景です。写真中央の下あたりに見えるのが吾妻峡。
一方、貯水側の景色はこんな感じです。
対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じの景色。いやいや、シンプルです。
右岸、下流側から見たダムの様子。
同じ場所から見たダム下の様子。
右岸、貯水側から見たダムです。
ダム見学で歩き疲れたら管理支所の隣にある「やんば茶屋」をご利用ください。寄りませんでしたが。
訪れた日、さすがにヲタクっぽい人は見かけませんでしたが、見学客はまあまあいました。まぁ知名度はありますからね、ここは。
まずは左岸から見たダム本体をご覧ください。
いきなりダムの写真を載せましたが、国道沿いにすぐダムがあるわけじゃありません。ダムへの入口はこの電光掲示板が目印になります。
入口を進むと広い駐車場があり、その先に「国土交通省 八ッ場ダム管理支所」の建物があります。
管理支所の中には八ッ場ダムを説明するための展示施設があります。入ってみましょう。
下の写真のように、このダムは「洪水調節」「流水機能の維持」「水道用水の供給」「発電」の役割を果たす多目的ダムだそうで。
ダムの構造図です。写真の下に見えるように「八ッ場」とはダムの左岸の地名なんですね。
ダム建設の経緯も写真付きで示されています。建設のきっかけとなったのは何と1947年にさかのぼります。同年9月15日から16日にかけて関東地方を通過したカスリーン台風は甚大な被害を起こしました。あちこちで堤防が決壊し、30万軒の家屋が浸水。1,100名もの犠牲者が出ました。これを受けて2年後の1949年に利根川改修計画がスタート。この計画のひとつが八ッ場ダムの建設だったようです。
その後の建設経過の様子は省略します。そして記憶に新しい2009年9月、当時の国土交通大臣(前原誠司)が生活改善事業の一環として八ッ場ダムの建設中止を宣言します。しかしダム事業の必要性を検討した結果、2011年に事業継続という形となり、工事は開始。2019年6月、ダム本体が完成。同年10月、試験湛水を経て八ッ場ダムは完成したということです(なお、ダムの運用開始は2020年4月1日)。
展示施設の二階にはダムの諸元を説明する図や、
常用洪水吐ゲートの模型、
非常用洪水吐設備の模型などが展示されています。
なお、写真を撮り忘れましたが、管理支所の建物の中にはダム・カードの発券機があり、来訪者はもちろん無料で受け取ることができます。ワシは取りませんでしたが。
さて、いよいよダムへ向かいます。管理支所からダムを見るとこんな感じ。
これがダム上です。
ダム上の欄干の模様のパターンです。まあ、シンプルっちゃあシンプルでいいんですが、な〜んか味気ないですよね。
ダム上、中央から見た真下はこんな感じ。訪れた日には工事をしていました。高さ116mですから、まあまあ恐怖。
下流側の遠景です。写真中央の下あたりに見えるのが吾妻峡。
一方、貯水側の景色はこんな感じです。
対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じの景色。いやいや、シンプルです。
右岸、下流側から見たダムの様子。
同じ場所から見たダム下の様子。
右岸、貯水側から見たダムです。
ダム見学で歩き疲れたら管理支所の隣にある「やんば茶屋」をご利用ください。寄りませんでしたが。
訪れた日、さすがにヲタクっぽい人は見かけませんでしたが、見学客はまあまあいました。まぁ知名度はありますからね、ここは。