本日2本目のブログ。いや、ホントはこちらのほうがメインなのだ。今日という日がワシにとってどんな意味をもつのかは、ずっとこのブログを読んでおられる方ならご存知だろう。なので、もう詳細については語らない。
だからといって全く忘れてしまったわけじゃない。このところこのブログが多くの読者の目に触れるようになったことと、あまりにプライヴェートなことをクドクド書いても他人にとってはどうでもよいことだろうから書かないだけのこと。そう、ワシが死ぬまで忘れなければいいのだから。
午前中に仕事を片付け、いつもの場所へ向かうとともにお宅へ挨拶に行った。みなさん元気そうで何より。
いつものように店子の花屋さんに花束をお願いした。ひとしきり世間話をしようとしたら、社長が「お世話になりましたね。それで来週一杯で店をたたむことにしました」と衝撃の発言。
「いえ、このお宅が建て直すということで、これを機会に商売を辞めようと思いましてね」
「そ、そうなんですか…さみしくなりますね」
「でも、ここで40年も商いをしてきたんですから悔いはありませんよ」
「お疲れさまでしたね。これからはゆっくり休んで下さいね」
「それにしても、いつもウチを利用していただいてありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそお世話になりっぱなしで」
そんな会話をしていたら、あることを思いついた。
そうだ、今日という日はワシにとって感謝の日にしよう、と。なぜそう思ったのか。生前の彼女はワシに多くのことを教えてくれた。多くのことといっても、それは知識という意味ではない。人が当たり前に持たねばならぬもの。たとえば他人に対する思いやりとか、どんな人にも同じように優しく接することなどである。
そんなことは簡単なことと思うかもしれない。誰にでもできることと思うだろう。しかし、簡単なことのように思えて実際にそうしている人はあまり見かけない。人間にとって必要なことなのに、それが実行できないとは何たることだろう。そんなことに気づかなかったワシに彼女は態度で教えてくれたのである。
また、これは前にも書いたことだが、彼女からは無償の愛というものを教わった。これも言葉で教えられたのではない。彼女の生き様そのものが無償の愛だった。決して誇張しているのでなく持ち上げているのでもない。今さらゴマをすったところで戻ってくるわけじゃないし。
今日を感謝の日とするのは、ワシを人として成長させてくれた彼女に心から感謝したいなと思ったからにほかならない。でもワシはまだまだ未熟者。見習うべきことは山ほどある。少しでも「師匠」のようになれたらいいな…。そんなふうに思った。
だからといって全く忘れてしまったわけじゃない。このところこのブログが多くの読者の目に触れるようになったことと、あまりにプライヴェートなことをクドクド書いても他人にとってはどうでもよいことだろうから書かないだけのこと。そう、ワシが死ぬまで忘れなければいいのだから。
午前中に仕事を片付け、いつもの場所へ向かうとともにお宅へ挨拶に行った。みなさん元気そうで何より。
いつものように店子の花屋さんに花束をお願いした。ひとしきり世間話をしようとしたら、社長が「お世話になりましたね。それで来週一杯で店をたたむことにしました」と衝撃の発言。
「いえ、このお宅が建て直すということで、これを機会に商売を辞めようと思いましてね」
「そ、そうなんですか…さみしくなりますね」
「でも、ここで40年も商いをしてきたんですから悔いはありませんよ」
「お疲れさまでしたね。これからはゆっくり休んで下さいね」
「それにしても、いつもウチを利用していただいてありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそお世話になりっぱなしで」
そんな会話をしていたら、あることを思いついた。
そうだ、今日という日はワシにとって感謝の日にしよう、と。なぜそう思ったのか。生前の彼女はワシに多くのことを教えてくれた。多くのことといっても、それは知識という意味ではない。人が当たり前に持たねばならぬもの。たとえば他人に対する思いやりとか、どんな人にも同じように優しく接することなどである。
そんなことは簡単なことと思うかもしれない。誰にでもできることと思うだろう。しかし、簡単なことのように思えて実際にそうしている人はあまり見かけない。人間にとって必要なことなのに、それが実行できないとは何たることだろう。そんなことに気づかなかったワシに彼女は態度で教えてくれたのである。
また、これは前にも書いたことだが、彼女からは無償の愛というものを教わった。これも言葉で教えられたのではない。彼女の生き様そのものが無償の愛だった。決して誇張しているのでなく持ち上げているのでもない。今さらゴマをすったところで戻ってくるわけじゃないし。
今日を感謝の日とするのは、ワシを人として成長させてくれた彼女に心から感謝したいなと思ったからにほかならない。でもワシはまだまだ未熟者。見習うべきことは山ほどある。少しでも「師匠」のようになれたらいいな…。そんなふうに思った。
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