どーも、ワシです。今回は宮城県栗原市栗駒沼倉玉山にある北上川水系の栗駒ダムを訪れます。アクセスは県道42号の新玉山トンネルを抜けてすぐに「栗駒ダム管理事務所→」の表示のあるのでその道を入って行くと右岸に到着します。
これが右岸から見た栗駒ダムの「ご尊顔」。
右岸、ダム横には「栗駒ダム」と書かれた石板があります。その下部には「栗駒ダムの頌」と題した文言が記されています(「頌」は讃えるの意)。作者は白鳥省吾。あれれ、そういえば彼の名は花山ダムの石碑にもありましたね(参考)。
裏側には「建設譜」が記されています。転記すると、
「三迫川は源を栗駒山に発して北上川に注ぎ、その流域は県北の穀倉地帯と称されているが、昭和二十二年の台風以来、相次ぐ洪水の発生に、沿岸耕地の被害は増大の一途をたどり灌漑期の用排水また年をおって悪化し、加うるに鉱山地帯からの鉱毒水の流出もあり米作の減少は甚だしきに至った。
ここに県は、洪水防止を主目的とし、あわせて灌漑用水の供給および鉱毒防止等をも考慮して三迫川の根本的治水計画を樹立し、その基本として農林省の認証を得て本ダムの建設に着手した。
本工事は昭和二十四年調査、翌年起工、以来十有三年の歳月と十六億一千余万円の巨費を投入し幾多の困難を経て、同三十七年三月完成を見たものである。
昭和三十七年四月 宮城県」
石板の横にはオブジェのように飾られている物体。説明によると、これは当該ダムが完成した1962年から2008年まで使用された洪水吐ゲートを開閉するための巻上げ装置。その重量はなんと5トン! へぇぇぇぇ。
これが右岸から見たダム上です。歩いてみます。
ダム上、中央から見た貯水側の景色。
一方、ダムの真下はこんな感じ。うひょひょ、下に見える建物が模型のよう。
下流側の遠景。
対岸(左岸)へ来ました。振り返るとこんな感じ。
右岸に見えるクリーム色の建物は「栗駒ダム管理事務所」ですが、
右岸の山腹にあるこの建物、なんなのかは知りませんがフォルムが可愛らしい。これも模型みたいに見えます。
貯水湖の色が濁っているのは鉱毒のせい? それとも前日降った雨のせいでしょうか。通常、三迫川(さんはさまがわ)の水はもっと澄んでいるんでしょうか…。
これが右岸から見た栗駒ダムの「ご尊顔」。
右岸、ダム横には「栗駒ダム」と書かれた石板があります。その下部には「栗駒ダムの頌」と題した文言が記されています(「頌」は讃えるの意)。作者は白鳥省吾。あれれ、そういえば彼の名は花山ダムの石碑にもありましたね(参考)。
裏側には「建設譜」が記されています。転記すると、
「三迫川は源を栗駒山に発して北上川に注ぎ、その流域は県北の穀倉地帯と称されているが、昭和二十二年の台風以来、相次ぐ洪水の発生に、沿岸耕地の被害は増大の一途をたどり灌漑期の用排水また年をおって悪化し、加うるに鉱山地帯からの鉱毒水の流出もあり米作の減少は甚だしきに至った。
ここに県は、洪水防止を主目的とし、あわせて灌漑用水の供給および鉱毒防止等をも考慮して三迫川の根本的治水計画を樹立し、その基本として農林省の認証を得て本ダムの建設に着手した。
本工事は昭和二十四年調査、翌年起工、以来十有三年の歳月と十六億一千余万円の巨費を投入し幾多の困難を経て、同三十七年三月完成を見たものである。
昭和三十七年四月 宮城県」
石板の横にはオブジェのように飾られている物体。説明によると、これは当該ダムが完成した1962年から2008年まで使用された洪水吐ゲートを開閉するための巻上げ装置。その重量はなんと5トン! へぇぇぇぇ。
これが右岸から見たダム上です。歩いてみます。
ダム上、中央から見た貯水側の景色。
一方、ダムの真下はこんな感じ。うひょひょ、下に見える建物が模型のよう。
下流側の遠景。
対岸(左岸)へ来ました。振り返るとこんな感じ。
右岸に見えるクリーム色の建物は「栗駒ダム管理事務所」ですが、
右岸の山腹にあるこの建物、なんなのかは知りませんがフォルムが可愛らしい。これも模型みたいに見えます。
貯水湖の色が濁っているのは鉱毒のせい? それとも前日降った雨のせいでしょうか。通常、三迫川(さんはさまがわ)の水はもっと澄んでいるんでしょうか…。