ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

再訪決定!…嘉太神ダム

2022-10-13 06:58:51 | 宮城(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は宮城県黒川郡大和町吉田中見山中(たいわちょう よしだなかみやまなか)にある鳴瀬川水系の嘉太神(かだいじん)ダムを目指します。アクセスは国道147号と吉田川が交差する橋沿いにある「山火事は地球の未来も燃やします」と表示のあるT字路を入って行くようです。

さて、ダム名の「嘉太神」はそこの地名らしいのですが、戸籍にはないそうな。というのも、ここはもともと平家の落ち武者たちが逃げてきてこっそり暮らしていた場所だからで、元の地名は三畑(さんばた)というらしい。いずれにしろ彼らはそこで右大臣と左大臣の2つの神様を祀っており、両者の交わる場所、すなわち大神が加わるという意味からこの場所を「嘉太神」と呼ぶようになったそうな。なんともわかりにくい説明ですが。(参考

…てなわけで、国道からT字路を入って行くと、うわっ、「車両進入禁止」の看板。ならば、ここから歩いて行こうかとも思いましたが、目的地までは1km近くあり、ポンコツのワシは断念。


ふと、近くを見ると廃墟のような建物。なんとも不気味です。


その隣には白い犬がいて、けたたましく吠えています。それはいいんですが、果たして飼い主はいるんでしょうか。そちらのほうが気になります。


ひと気のないこの辺り。なんでしょうね、この違和感。調べてみると嘉太神ダムの北、国道147号の近くに大和町立吉田小学校嘉太神分校跡というのがあるんですが、2006年頃に王城寺原演習場の騒音対策で集団離村しているそうな。そこからさほど離れていないこの場所も、もしかしたら離村組なのかもしれません。

いずれにしても今回は嘉太神ダムへ辿り着くことはできませんでした。帰宅してから改めて地図を見るとダムへは別の道からアクセスできることが判明。次回訪れることがあれば別ルートからアクセスしてみようと思います。
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