ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

安全優先!…七北田ダム

2022-10-17 12:33:29 | 宮城(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は宮城県仙台市泉区福岡蒜但木向(ひるただきむかい)にある七北田川(ななきたがわ)水系の七北田ダムを訪れます。アクセスは国道457号と交差する県道223号を七北田ダム方面へ曲がり、しばらく行くと二又に分かれるので左の道(県道263号)に入っていきます。そして「七北田ダム管理事務所」の看板のあるところを入って行くと目的地に到着します。

途中から見たダムの様子。写真だとわかりにくいですが、左岸側に洪水吐があるようです。


そして管理事務所に到着。ところが門が閉まっていてダムに近づくことはできず…。



仕方がないので今度は県道263号に戻り右岸へ行ってみることに。しかーし、こちら側も門扉が閉まっていて行けず。むむむむ。


県道を貯水側に沿ってさらに進むとちょっとした駐車スペースがあり、そこには古めかしい石碑があります。全文は読めないんですが、その記述からわかるのはどうやら七北田ダムが築造される前、ここには蒜但木溜池が昭和26年(1951年)3月に築造されていたようです。石碑はその記念碑らしい。



少し離れたところには七北田ダムの案内板があります。これによれば、この場所の地盤は軟弱で透水性が大きいため様々な処理がなされているそうな。そして蒜但木溜池に代わる施設として昭和44年(1969年)4月に予備調査が開始され、昭和60年(1985年)3月に完成したとあります。その目的は洪水調節、流水の正常な機能維持、仙台市泉区と塩竈市(しおがまし)への上水道用水供給だそうな。


そこから見たダムの様子。


上にも書いたように蒜但木溜池を改修してヴァージョンアップしたものが七北田ダムなのですが、下流地域の水がめとして重要な役割を果たしているのを思えば安全対策としてダム上が立入禁止なのは仕方ないのかもしれませんね。
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