ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

うんざりな日とくらぁ!…一庫ダム

2022-12-21 07:17:38 | 兵庫(ダム/堰堤)
雑誌の特集記事の執筆は思った以上に大変。はぁ〜、やっと終わった。

どーも、ワシです。今回は兵庫県川西市一庫唐松(ひとくら からまつ)にある淀川水系の一庫ダムを訪れます。アクセスは国道173号の「井補野(いほの)」信号を一庫ダム方向(県道604号)に入り、すぐのトンネルを抜けた先に目的地があります。

まずは左岸から見た「ご尊顔」をご覧ください。


では、順を追って見ていきます。上に書いたアクセス方法で来ると一庫ダムの右岸に到着します。その右岸の駐車場には「一庫ダム周辺案内」があります。


駐車場に面した壁にも案内板があります。

「建設事業の効果」とは、言うなればダムの目的のことで、洪水調節、不特定灌漑、新規利水を目的として築造された多目的ダムというわけです。

諸元表も記されています。

ダムの工事は1976年12月に着工され、1982年3月に竣工。ダム築造にあたり32戸が湖底に水没したそうな。


一庫ダム管理所は右岸にあります。水資源機構が管理しているダムなんですね。



ダム上は県道604号で、意外に交通量があるので右岸側から撮るのは断念しました。で、ダム上に面したところには「一庫ダム 建設の碑」や、

ダム本体にも諸元が記されたプレートが嵌め込まれています。


上にも書いた通り、ダム上の県道604号の交通量が多いため歩行者は狭い歩道を進むことになります。で、まずはダム上の中央付近から見たダムの真下の様子。

そして、下流側の遠景はこんな感じ。


左岸に来ました。その斜面には「水・人・自然の調和を目指す一庫ダム」の文字。このアピールの仕方は水資源機構ならではのやり方ですね。


左岸からダム上を見ると、こんな感じです。歩道の幅の狭さ、わかりますか?向こうから来た人とやっとすれ違うことができるくらい狭いです。


左岸、ダム湖側から見たダムの様子。


右岸に戻るため、今度はダム湖側の歩道を進みます。そしてダム上、中央から見たダム湖の様子です。


右岸に戻ってきました。ダム本体に嵌め込まれた「一庫ダム」のブレートの上にダム湖百選の文字を発見。ああ、ダム湖名は知明湖というんですね。


その近くに知明湖(ちみょうこ)についての案内板。説明によるとこのダム湖を知明湖と命名したのは1966年から1990年まで川西市長を務めた伊藤龍太郎(1911-没年不明)で、ダム湖に映る知明山(ちみょうやま:標高349m)にちなんでいるそうな。なお、知明山はダム上から見た上の写真だと左奥に見えるのがそうです。この知明山は多田銀山として知られ、また古くは奇妙山とも呼ばれていたそうな。そして奈良時代に東大寺大仏を建立する際、聖武天皇の夢の中に伊勢皇大神が現われ、この奇妙山で産出する銅を使うようにとのお告げがあったという言い伝えがあるんだとか。ほぉ〜。


さて、右岸、知明湖に面して建っているこの建物は展望台らしい。登ってみます。

展望台から見た一庫ダムの様子。


訪れた日、阪●ピクニックとかいう団体がダムの周囲をゾロゾロと歩いていました。その案内人の誘導する声がほとんど罵声に近く、閉口しながらの見学に。何もそんなに怒鳴らなくたっていいのにね。
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