ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

川名が由来…長谷ダム

2023-05-07 06:52:46 | 兵庫(ダム/堰堤)
今月末に名古屋で行なわれるコンサートのための原稿をなんとか書き終えました。いや〜、面倒臭い。

どーも、ワシです。さて、今回は兵庫県たつの市新宮町光都(しんぐうちょう こうと)2丁目にある千種川水系の長谷(ながたに)ダムを目指します。アクセスは県道28号沿いにあるファイン播磨先端製造技術センター付近の交差点から上莇原(かみあざわら)方面へ。すぐ突き当たりを右に。そのまま進んでいくと目的地に到着します。

まずはダム下へ行き、「ご尊顔」を仰ぎます。治水ダムのようですね。


上に書いたアクセスで来ると、こんな景色が見えてきます。


左岸、ダム横には「長谷ダム管理所」があります。



管理所の前にはモニュメントのような「長谷ダム竣工記念碑」。1991年11月吉日


近くにある案内板。当該ダムは長谷川(ながたにがわ)の洪水調節と農業用水の補給を目的として昭和63年から平成3年(1991年)にかけて築造されたものだそうです。ダム名は長谷川を堰き止めて築造されたことに由来するんですね。なお、ダムの位置は案内板では「揖保郡新宮町上莇原」となっていますが、これは揖保郡新宮町が存在した2005年10月1日以前の表示です。同日以降は「たつの市」が発足したので住所表示は上に示したものになっています。高さ30.3mの重力式コンクリートダム。


左岸から見たダム上。歩いてみましょう。

ダム上、中央から見た貯水側の景色。

ダム下を見下ろし、

下流側の遠景を眺めます。

対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

右岸、上流側から見た様子。

同、下流側からダムを眺めます。


兵庫県には「長谷ダム」と表記されるダムがもうひとつあります。それは神崎郡神河町長谷にありますが、こちらは「はせダム」と読み、地名に由来します(参考)。あー、なんとも紛らわしいですね。ただ、神崎郡のほうの着工は1980年で竣工は1995年なので今回訪れたたつの市の長谷ダムは着工こそ1988年と遅いですが竣工はこちらのほうが早い。ダム名表記の重複は予想されたと思うのですが、そのあたりは考慮しなかったんでしょうか。もしかすると「読み方が違うからいいだろ!」ってな感じで押し通したのかな?
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