ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

加古川大堰に立ち寄る

2023-01-03 06:54:36 | 兵庫(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は兵庫県加古川市八幡町中西条(やはたちょう なかさいじょう)にある加古川水系の加古川大堰(おおぜき)を目指します。アクセスは国道2号(加古川バイパス)の加古川中央ジャンクションから加古川小野線に入り、八幡稲美インターで降りると県道65号に出るのでそれを右折。そのまま加古川を渡ろうとすると左方向に目的地が見えてきます。実を言うと、最初から加古川大堰を目指していたわけではありませんでした。たまたま加古川を渡っている最中に目に入ったので行ってみようと思った次第。

…というわけで、まずは右岸側に行ってみることに。加古川沿いに進んで行くとこんな風に見えてきます。


右岸側の道沿いには取水口設備とみられるものがあります。向こうに見えるのは県道65号が通っている橋。


取水された水は右岸の道の下を通ってあちらへ流れゆきます。


右岸から川へ近づきます。これは魚道。向こう(下流)からこちらへ向かってお魚さんたちが遡ってくる道です。

これは何でしょうね。魚道にもちょっとした障害物が用意されているんでしょうか。お魚さんに試練を与えるとか?


その魚道を下流から見た様子。階段状になっているのは流れの勢いを弱めるためです。これは言うなれば長野県の牛伏川(うしぶせがわ)にあるフランス式階段工みたいなもの。(参考


右岸、下流側から見た様子。凛々しいお姿。


右岸の下流側にも取水設備があります。


そして、右岸から見た管理橋の様子。


では、管理橋を歩いてみます。その中央から加古川の上流方向を見るとこんな感じ。


一方、下流側の景色です。


大堰本体に貼られたゲートのプレート。このゲートは昭和60年(1985年)3月に設置されたとあります。


管理橋の路面には「加古川大堰」と大書されていて、空からでも認識できるようになっています。


左岸側にも魚道が用意されていて、

お魚さんたちはここから魚道を通って上流へ遡ることができます。


対岸(左岸)に来ました。振り返ると、こんな感じ。


この場所は加古川河口から11.8kmだよっていう標識。


左岸、上流側から大堰を見ると、こんな感じ。


同、下流側から見た様子。


左岸側にあるこの建物が「姫路工事事務所 加古川分室」で、加古川大堰のいわば管理所らしい。

「定礎」の石碑。昭和58年(1983年)1月とあります。


大堰周辺には案内板のようなものは見当たらなかったのでネットで調べてみました。昭和43年(1968年)から調査が開始され、工事は昭和55年(1980年)に着手。そして大堰本体は昭和59年(1984年)10月にほぼ完成。その後周辺設備が整備され、平成元年(1989年)7月26日に竣工式を行なったようです(参考)。
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