ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

正しい表記は…東山中谷砂防えん堤

2022-12-17 07:05:15 | 大阪(ダム/堰堤)
えー、どーも、ワシです。グーグル先生の地図を見ていたら、大阪府池田市東山町(ひがしやまちょう)に淀川水系の東山砂防ダムというのがあるので行ってみることにします。アクセスは国道423号の「東山」信号を南東方向へ曲がり、道なりに細い道を登っていくとあるようです。一体どんなダムなんでしょうね。

まずは「ご尊顔」をご覧ください。確かに典型的な砂防ダムです。


…と、まあ簡単に紹介しましたが、実はここへ行くにはクルマでは行けません。たぶん4WD車でも難しいと思います。なので、フツーのクルマはこの辺りに停めて、そこからは歩いてダムへ向かいます。


このあたりはまだ道らしきものがあるんですが、さらに進むと…。


いや、もう、これ、斜面を登る感じ。ここからダムはなんとなく見えてくるんですが、なかなか険しい状態。


上の写真のところを登りきるとダム下に近くなるんですが、そこからダム下へは行けません。なぜなら強烈なヤブがあって先へ進めないからです。じゃあってんで、ダム横へ行ってみることに。でも、その道は石ころだらけで油断すると足を取られます。細心の注意を払いながら登ります。


おー、もう少しでダム横。頑張ろう!


やっとの思いでダム横に到着。しかしご覧の通りフェンスがあってダム上に行くことはできません。く〜っ。


右岸、ダム横から下流側を見るとこんな感じ。遠くに池田市の街並みが見えます。ということはそこそこの高さまで登ってきたということでもあります。


ダム本体にはプレートが嵌め込まれています。そこには「東山中谷砂防えん堤」の文字。あれれ、地図の表記と違うぞ。でも目的地は間違いありません。ということはグーグル先生の地図の表記が間違っているということですね。写真ではうまく撮れていませんが、完成は平成28年5月。高さは14.5mなのでダムの定義からするとダムではなく砂防堰堤でありプレートの表記が正しいことになります。


ダム横に辿り着くまではなかなか大変でした。でも正確な表記を知ることができ、心地よい「冒険」になりましたよ。

疲れたけど。
コメント