ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

景色、良し!…多々良木ダム

2022-12-10 07:09:19 | 兵庫(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。さて、いよいよ円山川水系の多々良木ダム(兵庫県朝来市多々良木[あさごし たたらぎ])を訪れます。アクセスについては昨日の記事を参照してください。

まずは右岸へ行ってみます。右岸側に洪水吐があるロックフィルダムですね。


右岸、ダム横の貯水側には管理所があります。


同、貯水側からダムを見ると、こんな感じ。コンクリートの遮水壁になっているんですね。


近くには水利使用標識があります。発電用のダムなんですね。


「奥多々良木発電所のしくみ」と題する案内板。これを見ると、多々良木ダムは単体の発電用ダムではなく、揚水発電を行なう奥多々良木発電所の下部ダムの役割を果たしているそうな。ちなみに上部ダムは黒川ダムで、どちらのダムも1974年に築造され、同年に奥多々良木発電所も運用を開始しています(参考)。




黒川ダムと多々良木ダムの位置関係を示す図。興味深いのは黒川ダムが属する市川水系が瀬戸内海へ流れ込むのに対し、多々良木ダムの属する円山川水系は日本海へ流れ込んでいることです。揚水発電によって水は両方のダムを行き来するのに、最終的には全く異なる方向へ流れて行ってしまう…。うーん、なんか人生みたいじゃないですか!


いよいよ、ダム上を歩いてみることにしましょう。

ちなみにダム上を通ることのできる時間は決まっているので要注意。時間外だと通れないかも。


ダム上から見た洪水吐から溢れ出た水が流れて行く水路の様子。


ダム上、中央から見たダム湖の様子です。吸い込まれそうな色。


下流側の景色。写真中央に見える建物は「あさご芸術の森美術館」。


ダム上の通路に立てられた看板。「物を投げないで下さい」…踊り子さんに当たります(わかる人にはわかるかも)


対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。


なんとも味のある周辺案内図。


それにしても朝来市は良いところです。気に入りました。移住してもいいかなと思ったり…。

まぁ、しませんが。
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