ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

あさご芸術の森は面白い!

2022-12-09 07:14:19 | ドライブ関連
どーも、ワシです。今回は兵庫県朝来市多々良木(あさごし たたらぎ)にある円山川水系の多々良木ダムへ向かおうとしたんですが、国道312号の「多々良木」信号からダムへ向かって行くと、それはもう魅力的な物体が目白押し。なので、今回はダム巡りではなくその魅力的物体の数々をご紹介したいと思います。

まず最初に目にしたのものがこちら。道沿いにゴロンと並んでいるのでビックリします。タイトルは「Seven Friends」(2013)。作者は帝塚山大学 安井健二研究室。



予想外の物体の出現に戸惑いながらダムへ向かって行くと、ダム下には現代芸術がゴロゴロ。案内板によると、このあたりは「あさご芸術の森」というらしい。


主だったものを見ていきます。

「MY FAMILY」(1999)。作者の中岡慎太郎(なかおかしんたろう:1957- )は岐阜県大垣市出身。多摩美術大学彫刻科卒業。(参考



「浮く石」(1999)。作者の植松奎二(うえまつけいじ:1947- )は兵庫県神戸市出身。神戸大学教育学部美術科卒業。(参考



「ブルーチーズ(森のなかで…)」(2003→2017)。作者のクボタケシ(久保健史:1974- )は兵庫県出身。宝塚造形芸術大学卒業。(参考



「円の仕掛/未来飛行」(2000)。作者の生形貴春(うぶかたたかはる:1948- )は大阪府出身。花園大学文学部卒業。(参考



「KEN」(2019)。作者の青野セクウォイア(1982- )はナポリ生まれの東京育ち。東京藝術大学大学院彫刻専攻修了。(参考



「『最後の午餐』に集合した一同」(1998)。作者の藤原吉志子(ふじわらよしこ:1942-2006)は東京都出身。東京藝術大学美術学部卒業。(参考




「おつきさま」(2001)。作者の澄川喜一(すみかわきいち:1932- )は島根県鹿足郡六日市町(かのあしぐんむいかいちちょう)/現在の同郡吉賀町(よしかちょう)出身。東京藝術大学大学美術学部彫刻科卒業。(参考



などなど…。

そして、多々良木ダムの直下にあるのが「あさご芸術の森美術館」。記念館名となっている淀井敏夫(よどいとしお:1911-2005)は地元朝来市出身の彫刻家で、東京美術学校(現在の東京藝術大学大学美術学部)彫刻科卒業。同大学教授、二科会理事長を歴任。2001年には文化勲章を受章。



美術館前にあるモニュメント。これも格好よろしい。


そのほかにも周辺には現代アートがたくさん展示されているようです。いや〜、朝来市に移住したくなるくらい面白いです。

次回はいよいよ多々良木ダムへ向かいますよ!
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