ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

上部ダムの役割を果たす!…黒川ダム

2022-12-14 06:59:21 | 兵庫(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は兵庫県朝来市生野町黒川(あさごし いくのちょう くろかわ)にある市川水系の黒川ダムを訪れます。アクセスは昨日記事にした生野ダムの右岸を走る国道429号を行くか、もしくは数日前に記事にした多々良木ダムの左岸の道を進んで行くと到着します。

今回は国道429号から行ったんですが、もうちょいというところで…見えてきました。あれですね。


ダム横に来ました。そこから見た黒川ダムの様子。


ここは国道429号からダムへの入口のところが洪水吐の管理橋になっていて、管理所と思しき建物はその内側にあります。で、写真は洪水吐から溢れ出た水が通る水路。あちらへ流れてゆきます。写真右上にちょいと見えるのが国道429号。


それをダム湖側から見ると、こんな感じ。写真右端が国道429号。


上の写真を撮った近くに、なぜか水利使用標識があります。なんかポツンと寂しそう。


では、国道沿いにある「黒川ダム」石碑を横目に見ながら洪水吐の管理橋を渡りダムへ向かいます。


これが管理所と思しき建物。


その近くには「奥多々良木発電所のしくみ」が書かれた案内板があります。これと同じものが多々良木ダムにもあり、その記事で書いたように黒川ダムは同発電所の上部ダムの役割を果たしています(下部ダムは多々良木ダム)。詳細については多々良木ダムの記事をお読みください。


隣には「奥多々良木発電所鳥瞰図」。これらの案内板をイーゼル(絵を描く時に使う台=画架)のようなもので展示しているのはセンスがあるなあと思いますね。


これがダム上。歩いてみましょう。


欄干の代わりに張られている鉄の鎖。その太さは岐阜県の徳山ダムや福島県の松ヶ房ダム、そして群馬県の奈良俣ダムのものに匹敵します。


ダム上、中央から見たダム湖の様子。


一方、下流側の景色はこんな感じ。もはや空撮みたいでしょ?


多々良木ダムにも同じ看板がありましたね。物を投げないで下さいね、踊り子さんに当たります!(謎)


対岸(左岸)に来ました。振り返ると、こんな感じ。


左岸、ダム湖側から見た様子。


同、下流側から見るとこんな感じです。いや〜壮観、壮観!


左岸側で見つけた注意喚起と思われる看板。でも、「蜂が多く飛んでいる」とだけ書かれても「あー、そうですか」とリアクションするしかありませんね。


ちなみにダム上は歩ける時間が決まっているので注意が必要。これも多々良木ダムにありましたね。


揚水発電のための上部ダムだから、そんなに大きくないんじゃないかと勝手に予想していましたが、いやいや、どうして。立派すぎるロックフィルダムです。それにしても朝来市はどんだけダムを抱えてんねん!驚きです。
コメント