時事評論の最新号のご案内です。3面「この世が舞台」は、明誠堂喜三二の『文武二道萬石通』を取り上げてゐる。今回も遺憾ながら未読の本で、とても興味深かつた。江戸時代の武士たちの精神の緩み具合を皮肉つた小説(黄表紙)で、「ぬらくら武士」はさながら、平成の私たちの状況とも言へさうである。松平定信がいくら「文武奨励」を図らうとも、士風の建て直しは不可能であつた。それがそのまま私たちの状況であらう。
今月号は、次の通り。 どうぞ御關心がありましたら、御購讀ください。
1部200圓、年間では2000圓です。
(いちばん下に、問合はせ先があります。)
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朴政権のレームダック化加速か
――韓国総選挙結果と今後の日韓関係
韓国研究家 荒木信子
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ムスダン発射失敗
北朝鮮 今、そこにある危機――地政学だけではわからぬ最新情勢
評論家・拓殖大学客員教授 潮 匡人
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教育隨想
教科書採択の”闇”をあぶりだせ(勝)
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この世が舞台
『文武二道萬石通』明誠堂三二
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コラム
地震の後のデモ(紫)
世襲は悪習か?(石壁)
女子教育の曲がり角(星)
不偏不党は正しいか(騎士)
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問ひ合せ
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