言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

時事評論 5月号

2016年05月13日 09時26分21秒 | 日記

 時事評論の最新号のご案内です。3面「この世が舞台」は、明誠堂喜三二の『文武二道萬石通』を取り上げてゐる。今回も遺憾ながら未読の本で、とても興味深かつた。江戸時代の武士たちの精神の緩み具合を皮肉つた小説(黄表紙)で、「ぬらくら武士」はさながら、平成の私たちの状況とも言へさうである。松平定信がいくら「文武奨励」を図らうとも、士風の建て直しは不可能であつた。それがそのまま私たちの状況であらう。

 
 今月号は、次の通り。 どうぞ御關心がありましたら、御購讀ください。
1部200圓、年間では2000圓です。
(いちばん下に、問合はせ先があります。)

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   ☆    ☆    ☆

朴政権のレームダック化加速か

  ――韓国総選挙結果と今後の日韓関係 

   韓国研究家 荒木信子



ムスダン発射失敗

北朝鮮 今、そこにある危機――地政学だけではわからぬ最新情勢

   評論家・拓殖大学客員教授 潮 匡人




教育隨想

 教科書採択の”闇”をあぶりだせ(勝)



この世が舞台

『文武二道萬石通』明誠堂三二


コラム


     地震の後のデモ(紫)

     世襲は悪習か?(石壁)

     女子教育の曲がり角(星)

     不偏不党は正しいか(騎士)



問ひ合せ

電話076-264-1119
ファックス 076-231-7009

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