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「AFP」 2021年7月24日 16:42 発信地:ベイタ/パレスチナ自治区
■入植地めぐりイスラエル軍と衝突、パレスチナ人140人超負傷
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍に向けて石を投げるパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、負傷したパレスチナ人を手当てする医療従事者ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、負傷者を運ぶパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍に向けて催涙ガスが入った容器を投げ返すパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍からパレスチナ人に向けて投げられた催涙ガスが入った容器(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、負傷したパレスチナ人を搬送する医療従事者ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍と対峙(たいじ)するパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP
【7月24日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のベイタ(Beita)で23日、イスラエルによる違法な入植地建設に抗議するパレスチナ人デモ隊とイスラエル軍が衝突し、パレスチナ人140人以上が負傷した。医療関係者らが明らかにした。
イスラエル軍の発表によると、同軍の兵士2人も軽傷を負った。
現地のAFP記者によると、イスラエルが占領するヨルダン川西岸の北部のベイタ近くに建設された入植地エビアタル(Eviatar)に抗議するため、数百人のパレスチナ人が集結。
イスラエル軍は「数百人のパレスチナ人がイスラエル国防軍(IDF)に向かって投石したため、暴動を解散させる手段で対応した」と発表するとともに、軽傷を負った2人は病院に搬送されたと明らかにした。
パレスチナの赤新月社(Red Crescent)によると、両者の衝突でパレスチナ人146人が負傷。うち9人は実弾、34人はゴム弾、87人は催涙ガスによる負傷だった。
ユダヤ人入植者らは、国際法およびイスラエル国内法違反の疑いがあるにもかかわらず、今年5月にエビアタルの建設を開始し、パレスチナ人らはこれに激しく反発。イスラエルのナフタリ・ベネット(Naftali Bennett)首相の決定を受け、入植者らは今月2日に撤収し、建設物は現在、軍の監視下に置かれている。