三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「世界で最も悲しいデモ…1500回目の水曜デモ」

2021年07月18日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40561.html
「The Hankyoreh」 2021-07-15 07:48
■[フォト]世界で最も悲しいデモ…1500回目の水曜デモ
 日本の宮澤首相の1992年の訪韓を機にスタート 
 日本軍性奴隷制について日本政府に公式の謝罪と賠償を要求 
 距離措置レベル4により1人デモのかたちで実施

【写真】第1500回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモが14日昼、ソウル鍾路区中学洞の旧在韓日本大使館前で行われている。この日のデモは、社会的距離措置のレベル4への引き上げにより、1人デモとなった=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

 「世界で最も長く続いているデモ、世界で最も悲しいデモ、世界で最も誇らしいデモが1500回目になりました」。
 14日午後、ソウル鍾路区中学洞(チュンハクトン)の旧在韓日本大使館前の平和の碑(少女像)のそばに一人立った正義記憶連帯のイ・ナヨン理事長は、1500回目を迎えた日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモで声明書を読み上げ、「1500回を迎えるまでの間に、水曜デモは共感、コミュニケーション、連帯、平和、未来世代の教育の場となった」と語った。

【写真】第1500回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモが14日昼、ソウル鍾路区中学洞の旧在韓日本大使館前で行われ、正義記憶連帯のイ・ナヨン理事長が声明を読み上げている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

 1992年1月8日水曜日、日本の宮澤首相の訪韓を機として、韓国挺身隊問題対策協議会の活動家と会員団体の女性十数人が集まり、日本の謝罪を叫んだのがその歴史の始まりだった。その後、水曜デモは被害生存者たちが勇気を出して参加し、他の被害生存者たち、数多くの青少年、市民たちと出会って、戦争のない世界を目指す意志を共有する歴史の場として位置づけられ、今日まで日本軍性奴隷制問題に対する日本政府の公式謝罪と賠償を求め続けている。

【写真】14日、1500回目の定期水曜デモが行われている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

 この日のデモは、社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)のレベル4への引き上げに伴って1人デモのかたちで行われ、連帯する市民は平和路に集まる代わりにオンライン生中継で現場を見守った。正義記憶連帯は、14カ国の1565人がこの日の1500回目の水曜デモの主管人として参加していることを明らかにした。
 ここでは、1人デモのかたちで行われた1500回目の水曜デモの現場写真や、これまで水曜デモが歩んできた1回目のデモ、平和の少女像が登場した1000回目のデモ、新型コロナウイルス流行前の水曜デモなど、歴史的瞬間の様子を資料写真とともに見ていく。

【写真】第1500回定期水曜デモが14日昼、旧在韓日本大使館前で行われ、修道女のシスター・ムン・チュンハ・レンナ(カトリック女子修道会チャンサン連合会所属イエスのカリタス修道女会ソウル管区)が発言の順番を待っている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】
【写真】14日、第1500回定期水曜デモが1人デモのかたちで行われている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社
【写真】第1500回日本軍性奴隷制問題の解決のための定期水曜デモが14日昼、ソウル鍾路区中学洞の旧在韓日本大使館前で行われている=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】「水曜デモアーカイブ」に登録された1992年1月8日の第1回水曜デモ=水曜デモアーカイブより//ハンギョレ新聞社
【写真】第1000回水曜デモが開かれた2011年12月14日、ソウル鍾路区中学洞の在韓日本大使館前に「平和の少女像」が登場した。同日、少女像を抱いている慰安婦被害生存者たち=キム・ミョンジン記者//ハンギョレ新聞社
【写真】第1076回水曜デモが行われた2013年5月29日、少女像にレインコートを着せる韓国挺身隊問題対策協議会の会員の後ろに、現在は撤去された旧在韓日本大使館が見える=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社
【写真】コロナ禍発生前の2019年8月14日午後の第1400回水曜デモ。ソウル鍾路区中学洞の旧在韓日本大使館前の平和路を埋め尽くした参加者たちがスローガンを叫んでいる=パク・チョンシク記者//ハンギョレ新聞社

イ・ジョンア記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1003535.html
韓国語原文入力:2021-07-14 16:59


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40563.html
「The Hankyoreh」 2021-07-15 07:24
■「日本が謝罪するその日までこの場を守る」…1500回を迎えた水曜デモ
 世界14カ国の市民1565人と共同主管 
 距離措置レベル4で1人デモ、ユーチューブで開催

【写真】第1500回日本軍性奴隷制問題の解決のための定期水曜デモが14日昼、ソウル鍾路区中学洞の旧在韓日本大使館前で行われている。この日のデモは、社会的距離措置のレベル4への引き上げに伴い、1人デモでの開催となった=イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

 「日本はいまだに妄言と嘘ばかり言っています。しかし歳月がどれほど待ってくれるのかは分かりませんが、私は(日本が謝罪する)その時までがんばります」。
 14日に1500回目を迎えた「日本軍性奴隷制(慰安婦)問題解決のための定期水曜デモ(水曜デモ)」で、イ・ヨンスさん(93)はオンラインであいさつした。ソウル・首都圏に社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)のレベル4が適用されたことで、毎週水曜日正午に旧在韓日本大使館前で行われている水曜デモも、この日は1人デモとユーチューブの生中継で行われた。水曜デモは、日本の宮澤喜一首相の訪韓をきっかけとして1992年1月8日に初めて行われ、いつしか「同一のテーマで行われる世界最長期間のデモ」となり、世界の慰安婦被害者たちを象徴する集会として位置づけられるようになった。
 1500回目を迎え、正義記憶連帯(正義連)と世界14カ国の1565人の市民が共同主管したこの日の水曜デモでは、世界各国から寄せられた連帯や支持のメッセージ、被害女性たちのあいさつを撮影した映像が上映され、現場での発言も相次いだ。それぞれ違う国でデモを応援しなければならなかったが、人々は一様に「日本政府は慰安婦被害者に公式に謝罪し、法的責任を全うせねばならない」と叫んだ。同日の水曜デモは、1500回続いてきた水曜デモの歴史的意味を振り返り、未来を誓う場となった。
 水曜デモの現場を訪れた修道女のムン・チュンハ・レンナさんは連帯発言で「30年間にわたって1500回まで守ってきた水曜デモは、歴史的真実を記憶し、新たな未来を希望し、正義と平和が胎動する現場だった」とし「被害女性が要求しているように(日本政府が)戦争犯罪であることを認めること、真の謝罪、法的賠償を受け入れ、被害女性たちの名誉が完全に回復されるよう、私たちは最後までこの場を共にする」と述べた。民族問題研究所のキム・ヨンファン対外協力室長も「1000回目の水曜デモでは平和の少女像が立ち、この場は『平和路』として定着した。今では(水曜デモは)歴史と人権と平和と正義を実現する現場となっている」と強調した。京畿道の高校に在学中のキム・ジウォンさんは「あきらめずに頑張って闘ってきたハルモニ(おばあさん)たちに感謝を伝えたい。ハルモニたちの力になりたい。団結すれば強くなると思う。生徒たちがもっと関心を持てるように(日本軍性奴隷制に関する内容が)教科書にも詳細に記述されることを願う」と訴えた。
 この他にも「現場には行けませんが応援します」(韓国女性団体連合)、「このように大変な状況の中で準備してくださった皆さま、ありがとうございます」(Byung Hee Lee)、「連帯の力は岩のように強い!」(jiyun jun)、「新型コロナウイルスで困難な時期に1500回目の水曜デモを準備してくださった関係者の皆さまに感謝します」(Genie Mooni)など、現場に来られなかった人々の応援メッセージがユーチューブの生中継で紹介された。デモの現場では慰安婦被害を否定する一部のユーチューバ―たちが1人デモを行い、現場を点検する警察と摩擦を起こした。
 正義連は1500回を迎え、このかん公開されていなかった、1992年の水曜デモの現場写真や声明などの草創期の記録をまとめた「水曜デモアーカイブ」を再整備し、公開した。正義連のイ・ナヨン理事長は「日本政府が性奴隷制を重大な反人道的、反人権的犯罪として認め、法的責任を全うした時に初めて、被害者たちの名誉が回復され、人権が保障されるだろう」とし、「その日が来るまで、1500回つないできた岩のように強い連帯の力でこの場を守る」と強調した。

【写真】ソウル世宗路の旧在韓日本大使館近くで14日正午に行われた第1500回定期水曜デモ。社会的距離措置のレベル引き上げに伴い、1人デモのかたちで行われている=共同取材写真//ハンギョレ新聞社

チャン・ピルス記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1003520.html
韓国語原文入力:2021-07-14 16:20


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/40567.htm
「The Hankyoreh」 2021-07-15 07:31
■[社説]1500回目を迎えた水曜デモ…日本はこれ以上謝罪を先送りしてはならない

【写真】1992年1月8日に日本大使館前で行われた1回目の水曜デモ=水曜デモ・アーカイブよりキャプチャ―//ハンギョレ新聞社

 日本軍「慰安婦」被害問題の解決のために毎週行われてきた「水曜デモ」が、14日で1500回目を迎えた。1991年8月14日にキム・ハクスンさんが韓国で初めて慰安婦被害の事実を公開の場で証言した後、1992年に当時の宮沢喜一首相の訪韓に先立ち、その年の1月8日に始まったデモが、一度も途切れることなく毎週水曜日に続けられた。30年近い年月が流れる間に多くの被害者がこの世を去ったが、日本政府は公式謝罪と法的責任を今なお無視している。
 1500回目の水曜デモは、新型コロナウイルス感染症の流行により1人デモで進められたが、世界14カ国の市民1565人が共同主管し、ユーチューブを通じて多くの人々が一緒になり、日本政府に公式謝罪と法的責任を要求した。正義記憶連帯(正義連)は「世界で最も長く続いているデモ、世界で最も悲しいデモ、世界で最も誇らしいデモ」だと主張し、「1500回目になるまでの間、水曜デモは共感、コミュニケーション、連帯、平和、未来世代の教育の場になった」と述べた。
 これまで日本軍慰安婦被害問題の解決のための運動は、韓国と日本を越えて、全世界の女性の人権と平和のための運動へと意義を拡張した。国連をはじめとする国際社会で、戦時下での女性に対する性暴力に反対する普遍的な人権運動として、世界の人々の連帯を引きだした。しかし、残念なことに、2015年の韓日政府間の「12・28合意」は問題をむしろ悪化させ、昨年は、正義連を導いてきたユン・ミヒャン議員の会計不正疑惑などが提起され、運動は困難に直面した。この日の水曜デモが進められている間、保守団体とユーチューバーが騒ぎ立てイベントを妨害したことは、本当に嘆かわしいことだ。
 日本政府の公式謝罪と賠償を要求し、二度とこのような悲劇が起こらないよう後世に歴史を正しく教えるための努力は、決して放棄できない。この日、イ・ヨンスさんは映像メッセージを通じて、「日本はまだ嘘ばかりついているが、韓国と日本は隣国であり、罪は憎いが人は憎まずに、お互い交流し、正しい歴史を教え学び、今育っている学生たちがこの歴史を知るようにならなければならない」と訴えた。
 現時点で存命の被害者は14人。日本政府はこれらの方々がこの世を去る前に、真心のこもった謝罪を行い、法的責任を尽くさなければならない。菅政権は先月、日本軍慰安婦動員の強制性を認め謝罪する内容を盛り込んだ「河野談話」を継承すると公式決定した。いまこそ行動に移すことを望む。
(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/1003567.html
韓国語原文入力:2021-07-15 02:40 


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210714002800882?section=news#none
「聯合ニュース」 2021.07.14 15:07
■慰安婦問題解決求める集会が1500回目 1人デモ形式で開催=韓国
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題の解決を求め、韓国・ソウルの日本大使館前で毎週水曜日に開かれている「水曜集会」が14日、1500回目を迎えた。主催する慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は政府の新型コロナウイルス防疫指針に従い、この日の集会を参加者が入れ替わり登場する1人デモの形で行った。

【写真】1500回目の水曜集会で発言する正義連の李理事長=14日、ソウル(聯合ニュース)
【写真】水曜集会の現場に集まった報道陣やユーチューバーら。正義連に抗議するプラカードを掲げる人の姿もあった=14日、ソウル(聯合ニュース) 

 正義連は「世界で最も長く続いたデモ、世界で最も悲しいデモ、世界で最も誇らしいデモが1500回目を迎えた」としながら、この間の水曜集会は共感や連帯、平和、未来の世代への教育の場になったと評価した。
 李娜栄(イ・ナヨン)理事長は「日本政府は1500回の叫びを無視し、違法な占領と戦争犯罪の責任から今なお目を背けている」と批判。その上で、「日本政府が性奴隷制を重大な反人道的、反人権的犯罪と認め、法的責任を果たして初めて被害者の名誉が回復され、人権が保障される。その日が来るまで、強い連帯の力でこの場を守っていく」と強調した。
 集会の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信された。集会の場に人が集まれず、記念パフォーマンスや慰安婦被害者の発言は事前撮影された映像が流された。
 被害者の李玉善(イ・オクソン)さんは「日本が謝罪するまで水曜デモを続けるべきだ」と訴え、別の被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは「日本と敵同士にはならない。交流し、学生たちがこの歴史を知るべきだ」と語った。
 一方、水曜集会の現場には報道陣やユーチューバーが集まり、一時騒然とした雰囲気になった。一部のユーチューバーは「集合が禁じられているのになぜ集まっているのか」と批判し、正義連に抗議するプラカードを掲げる人の姿もみられた。
 水曜集会は1992年1月8日、当時の宮沢喜一首相の訪韓を前に正義連の前身「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」のメンバー約30人が日本大使館前で集会を開いて以来、毎週水曜日に開催されてきた。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210712004000882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.12 17:37
■韓国慰安婦団体の定例集会 1500回目は1人デモで実施
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は12日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、14日に1500回目を迎える定例の「水曜集会」を1人デモで行うと発表した。

【写真】7月7日に行われた1499回目の水曜集会=(聯合ニュース)

 水曜集会は、慰安婦問題の解決を求めて毎週水曜にソウルの日本大使館前で開催されている。
 正義連は14日の集会について、政府の新型コロナ防疫指針に従い、1人デモで行うとし、集会の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信されると説明した。
 政府は首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)での感染拡大の勢いを抑えるため、同地域の感染防止策「社会的距離の確保」のレベルを12日から最高段階の第4段階に引き上げた。第4段階では1人デモ以外の集会や行事が全面禁止される。
 正義連は当初、1500回目の水曜集会で記念パフォーマンスを行い、展示物などを設置する予定だったが、社会的距離確保のレベル引き上げを受け、規模を大幅に縮小した。
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