ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

岡山県の…旭川ダム

2024-03-29 07:04:22 | 岡山(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は岡山県岡山市北区建部町鶴田(たけべちょう たづた)にある旭川(あさひがわ)水系の旭川ダムを目指します。アクセスは県道30号沿いにあるので迷うことはないでしょう。

見えてきました。あれのようです。


県道から入ると、まず「旭川ダム統合管理事務所」の建物があります。


そこからダムを見るとこんな感じ。旭川ダムはその名の通り旭川を堰き止めて築造したことに由来します。

旭川ダムの案内板。築造の経緯が記されています。それによると、築造の計画はなんと大正10年(1921年)頃に起こり、県営電気事業計画として発案されます。その後、県下の河川の調査を行なっていましたが、昭和9年(1934年)9月に室戸台風による大災害が発生。これが直接のきっかけとなり、昭和17年に築造に着手するも翌年第二次世界大戦のため建設は一時中止。戦後、旭川総合開発計画が立案され、昭和25年に事業が再開。翌年から着手されます。そして昭和29年(1954年)に治水、利水、発電を目的とする多目的重力コンクリートダムとして完成した。ただし、後年下流に旭川第2ダムが築造されるまで当該ダムは「旭川第1ダム」という名称だったそうな(参考)。ほうほう。

子供にもわかるように作成された案内板。

周辺環境整備事業についての説明。

ダム内の循環設備についての説明。

旭川ダム再開発事業についての説明。昭和29年に当該ダムは完成したものの、昭和47年7月、西日本を襲った豪雨をきっかけに洪水調節方式の見直しを開始。予備放流方式を制限取水方式に変更するなどの改良を行なったそうです。そして取水塔の設置をはじめとして昭和59年(1984年)3月、工事は完成。ほほぅ。

訪れた時、ダムの補修工事が行なわれていたため、ダム上には行けない雰囲気だったので、

左岸から見たダム上のみの撮影となりました。

そして、左岸、ダム横から下流方向を眺めます。ダムの高さが45.0mということで見晴らしは最高!


工事がなければ、ダム上の中央から見たかったなあ…。そういえば、秋田県秋田市にも旭川ダムがあったっけ。いや〜、秋田県もまた行きたいなぁ。
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