ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

日山谷川の調節役!…河平ダム

2024-04-01 06:54:22 | 岡山(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は岡山県加賀郡吉備中央町下加茂(きびちゅうおうちょう しもがも)にある旭川(あさひがわ)水系の河平(かわひら)ダムを目指します。アクセスは国道484号沿いの「河平ダム」の表示板のあるT字路を入っていくとダム下に至ります。まずはそちらへ行ってみましょう。

到着しました。こんなダムです。


左岸のダム横へ行くには一度国道へ戻り、左折。そして、すぐのT字路を左へ入っていくと到着します。

おー、見えてきました。形状からして治水ダムのようです。

左岸、上流側から見た様子。

左岸から見たダム上。歩いてみましょう。

ダム上、中央から見た上流方向の景色。

ダム下を覗き込み、

下流方向を眺めます。

対岸(右岸)にきました。振り返るとこんな感じ。親柱には平成16年(2004年)12月竣工とあります。

本体に嵌め込まれた銘板。高さは38.5m、長さは107.0mだそうで。

定礎は平成15年(2003年)7月。

右岸、上流側にある河平ダム管理所。


案内板。ここを流れる日山谷川は下流で宇甘川(うかいがわ)へ流入し、そしてやがて旭川へ合流します。しかしながら、こと日山谷川は急流であるため古くから豪雨が起こるたびに甚大な被害が発生していました。そこで抜本的な治水対策として日山谷川総合開発事業が開始されます。その一環として計画されたのが河平ダムで、平成3年(1991年)から予備調査が始まり、平成6年(1994年)から建設に着手。上に書いたように平成16年12月にダム本体が竣工し、翌年に洪水調節、既得取水の安定化および河川環境の保全、水道用水の確保を目的とする河平ダムが完成しました。

右岸、下流側から見た様子。

その近くにある河平ダムの案内図。

そして、「河平ダム竣工記念碑」と刻まれた石碑。平成17年11月岡山県と記されています。


諸元をはじめとした情報がきちんと記されていて、さすが、県営ダムだなあという感じ。見学者の立場からすると学ぶことが多くてワクワクします。ただ、一点、気になるのはダム名の由来。河平というのはなんでしょうかね。地名なのかな。
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