ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

企画の成否

2008-01-10 23:38:57 | 脳みその日常
周囲がお膳立てしてくれたチャンス。それに応える力量があればよし。さらなる飛躍の場となるから。しかし力量が伴わない場合は逆効果となる。

フタを開けてみれば場の空気は重く、演奏の途中だというのに席を立つ客もチラホラ。なかには用事があって帰った人もあったろう。でも本当に力量があれば場の空気はピンと張るし、帰らなければならないとしても魅了されて帰りにくくなるもの。

お膳立てをするほうにも問題がある。チャンスを与えるのは良いこと。しかし、きちんとした見極めができていないと企画としては失敗。それに出演者本人が何より気の毒。力量のなさを衆目に晒されてしまうのだから。

要は企画する側に才能を見抜く優れた眼力があり、出演者にそれ相応の力量がないとイヴェントは成功しないのだ。あまりにわかりやすい失敗例を目の当たりにし、思わず苦笑。



かく言うワシも、これまで多くのチャンスを逃してきた。あとから「あれは掴んでおくべきだったかな」と思うことはいくつもある。でも掴まなかった(掴めなかった)のはワシの運命。今さら悔やんでも始まらないし、心残りがあるわけでもなし。現在の「ワシという存在」は過去が集積された結果なのだから。

ま、確実に言えるのは、与えられたチャンス(もしくは時間)に対して精一杯立ち向かうことだ。結果なんて考えることはない。うまくいく時はトントンと進むし、そうでない時はどんなにもがいてもダメ。ただ、常に最善を尽くしていれば結果がどうであれ、少なくとも後で悔やむことはない。
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