ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

浦川の砂防堰堤たち(2)…浦川スーパー暗渠砂防堰堤

2024-05-13 06:56:52 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。前回の続きになります。浦川下流床固群のすぐ上流にあるのが「浦川スーパー暗渠砂防堰堤」で、これはグーグル先生の地図にも載っています。

一般的に砂防堰堤(砂防ダム)は土砂の流出を防ぐ目的で築造されますが、リンク先の説明にあるように、この暗渠砂防堰堤は土砂を流すための堰堤として築造されたものだそうです。ちなみに暗渠(あんきょ)とは地下に設けられた水路という意味。じゃあ砂防堰堤じゃないやんと思うでしょうが、通常時は流水をスムーズに下流へ送りつつ、異常土砂流出の際は土砂をここで堰き止めることで一気に土砂が流出するのを防ぐ役割をするのだそうです。この堰堤は日本初のスーパー暗渠砂防堰堤として平成10年(1998年)3月に完成したそうですが、なぜ「スーパー」なんでしょうか。それについての説明がないのでちょっとモヤモヤします。

それはさておき、「ご尊顔」はこんな感じ。このスタイル、見覚えが…。ああ、そういえば岐阜県高山市で見た地獄平砂防堰堤(2005年3月完成)も暗渠砂防堰堤なのでしたね。

右岸の堰堤横から見た様子。堰堤中央が垂れ下がっているのがわかります。

堰堤中央から見た浦川の上流側の様子。

一方、下流側はこんな感じ。写真左側下方に見えるのが前回記事にした浦川下流床固群です。

対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

すぐ近くにはこんなものが…。なんでしょうね。

サルを生け捕るための罠だそうです。その名もサークルKならぬ「サークルM」(わかる人にはわかるジョーク)

左岸、下流側から見た様子。

もういっちょ。右岸、高台から見るとこんな感じ。


リンク先の名称は「浦川スーパー暗渠砂防ダム」となっていますが、高さが11.0mなので定義上は砂防堰堤となります。

続きます。
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