ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

おや?色々あるよ…小屋ダム

2020-10-01 06:56:33 | 石川(ダム/堰堤)
今回は珠洲市宝立町柏原(すずしほうりゅうまちかしはら)にある鵜飼川水系の小屋(おや)ダムに向かいます。アクセスは鵜飼川と並行して走る県道26号(珠洲穴水線)を上っていくと到着します。

小屋ダムへ行くには県道から脇道へ入りますが、入ってすぐにダム下とダム上へ分かれる道があるので、まずはダム下のほうからから見学。

あれですね。



ダム下に来ました。写真右側にあるのが余水吐からの排水路で、



流れ出た水はあちらへ向かいます。



では、ダム横に行ってみましょうか。まず目にするのがこれ。どんな役割を果たすのか知りませんが、瓦葺きの屋根なのがびっくり。



これがダム上。



ダム上に行くには余水吐の排水路を渡ります。その橋の名は「ほうすいばし」



1992年10月完成だそうで。



ほうすいばしから見た余水吐の様子。



排水路の下流側はこんな感じ。



橋を渡ると…あ、ほうすいばしは「宝水橋」と書くんですね。



近くには小屋ダムの総合案内図。これによればダムはロックフィル形式だそうです。



ダム上、中央付近から見た貯水側の様子。



一方、下流側はこんな感じ。



対岸(右岸)に来ました。ん? 何かありますね。近づいてみましょう。



小屋ダムの立体模型です。これはいいですね。平面図で書かれるよりもわかりやすいと思います。子供にもウケるんじゃないでしょうか。



その隣には白ヌキで「小屋ダム」と刻まれた石碑。このショットはダムも写ってナイス、ナイス。



元の側(左岸)に戻ります。管理事務所はダム横にあります。小屋ダムだけに小屋っぽい作り…なんて思うのは考えすぎでしょうか。でも良い味が出ていると思います。





管理事務所の奥のほうにはちょっとした公園があり、そこにはこの貯水湖が「宝水湖」であるという石碑があります。その名称は広く市民から募ったもので、この水は生活の宝であり、宝立山(ほうりゅうざん:標高471m)を源流とする湖水であることから命名されたものだそうです。





平成以後に作られたダムの多くは見学者が楽しめる工夫がされているものが多く、小屋ダムもそのひとつといえるのではないでしょうか。
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