ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

下流の洪水調節はお任せ…加治川治水ダム

2020-09-05 06:50:41 | 新潟(ダム/堰堤)
前回の飯豊川第1ダムにちょっとガッカリしながらも県道335号をさらに遡ります。というのも、その上流(新発田市滝谷[たきだに])に加治川治水ダムがあるからです。ダム横に行く手前にダム下へ行く道があるので行ってみました。すると立派な「ご尊顔」を拝むことに成功!



このダム下にはヘリポートがあって、冬季の道路通行止や緊急の場合に使用されるようです。



再び県道に戻り、ダム横を目指します。お〜、ダムが見えてきました。



ダム横には「加治川治水ダム」と書かれた建物。



黒っぽくて読みにくいですが「管理所」と書かれています。正式名称は「加治分室」なんですね。



その奥には本を開いたようなモニュメント? 近寄って読んでみましょう。



「本」の左側には加治川治水ダム建設の経緯が記されています。これによれば羽越豪雨(1967年8月26日〜29日)の大水害が契機となって1969年から治水ダムとして建設が始まり、1974年に完成したとあります。



「本」の右側にはダムの諸元。ダムの高さは106.5mもあるんですね。



それでは、ダム上を歩いてみましょう。



ダム本体にはプレートでなくコンクリートに刻まれた「竣功 1974年10月」の文字。



ダム上、中央から見た106.5m下の景色。ひょひょ〜。



下流の遠景はこんな感じ。



一方、加治川上流の貯水側の景色です。



対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



左岸、下流側から見たダム。



左岸、貯水側から見たダム。



立派な治水ダムです。よきかな、よきかな。


(おまけ)
県道335号をさらに加治川上流へ行けば「加治川ダム」があるようなのですが、立ち入りは禁止されていました。残念!

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