ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ…

2004-10-14 23:08:54 | 脳みその日常
なんや知らんが、ほんまにバタバタしとる。
カネはいらんから、睡眠がほすぃー。
いや、眠っててもええから、カネをくれるんならウェルカムやけど。
(んなオイシイ話はないっ ! )
あぁ、これから明け方までに原稿をひとつ仕上げなあかんし…
でも、ヤル気の神様がまだ降りて来んしー(泣)
くぅ~っ。

本日は室内楽の演奏会に行った。
しかし、これは仕事なので、毎度のことながらココでは書かない。
あしからず。
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独立展の案内

2004-10-14 01:53:45 | 脳みその日常
友人のM画伯から招待状が来る。
おおっ、今年も独立展に出品されるんですか。
独立展とは、二科会から1931年に分かれた独立美術協会の主催する展覧会のこと。
今年で72回目の展覧会となるらしい。
二科会がどちらかといえばオーセンティックなのに対し、独立美術協会に属する会員の作品には斬新なものが多い。
とはいっても、素人目からしてもヘンテコな作品もあるのだが。
いずれにしても、個性豊かな作品が出品されているのは確か。

でもさあ、時代錯誤の技法を用いている人たちって、いったい何なんだろうねえ。
この21世紀に、点描画法とかコラージュなんて古くさいよな?
音楽でいえば、いまどき十二音技法を用いた作品を書いてるようなもんだし…
まあ、美術も音楽も、この混沌とした時代からはなかなか抜け出せないようだな。

ワシの感覚からすると、技法の問題はともかく、絵画では色彩的にインパクトのあるやつに魅かれるねえ。
譬えが適切かわからんけど、表現主義みたいな感じの作品が見ていて面白いと思う。
キャンバスから色の叫びが伝わってくる…そんなのがいいねえ。

だけど、色彩感覚ってさ、人それぞれじゃない?
網膜の受容体の差によって、ある人には鮮やかに見えたり、別の人にはそうでもないように見える。
うーん、こればっかりは他人の目で見ることはできないからなあ。
たとえば、ワシが赤色のものを見ているとする。
ワシはこれを見て、おおっ、なんて強烈なんだろうと思う。
しかし、別の人は同じものを見ても、フツーの赤色にしか見えんかもしれん。
だからといって、ワシが「強烈な赤なんだよ ! ! 」などと主張しても意味がない。
これはあくまでワシが感じたことに過ぎないんだからね。
その感覚を他人に強要したって不毛なのぢゃ。

もちろん、それは音楽にも通ずること。
自分がどれだけ美しい作品だなと思っても、他人はそう思わんかもしれん。
音楽理論が発達したのは、結局は自説の正当性を論理として示すためでもあった。
まあ、究極的には、いくら論理で説明したところで、完璧に相手を説得することは不可能なのだがね、美学的には。
相手が「だって、美しく感じないもん」と言ったら、そこで議論はオシマイになるわけだし。
その意味では、理論なんて何の効力もないのだ。

自己満足の世界といわれれば、それまでであーる。
それを仕事にしているワシも、しばしばわからなくなる時がある。
ま、ゲージツとは、そーゆーもんなのさ。
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