湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

7/19 セカンドブックアーチのYさんと、仮設に贈る本の打ち合わせを/ちとスランプ

2012-07-20 05:42:27 | 引きこもり
2012/07/19 記
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事務長から、北里大のサークルとの日程はいつなのかと聞かれて、愕然とした。最終調整は事務長の空き日程に調整していたからだ。先方に確認メールを出して、事務長が欠席しても会うことにした。

サポセンには13時半からセカンドブックアーチから、巡回文庫用の書籍の具体的な中身の確認をする予定でいたが、このまま事情も伝わらないまま、書籍を渡していいのだろうかと迷った。3月の約束である。片方の仮設は電話連絡がとれるが、モビリアの方は仲介者が消えている状況下、しっかり責任者に挨拶を踏まえておかないと、信用問題が起きそうな嫌な予感が払拭できなかったからだ。

書籍の選択も絞り込まれていなかった。もう一方の仮設にも挨拶がいると思われた。とにかく数ヶ月に1回ほどのピッチでしか被災地に行けない悩みがあった。高田病院にも湘南の受け皿の芽が育たない状況では、面白そうだったら参加するというような講演会では、失礼だ。と考えると、陸前高田にいけるのは、8月下旬に、現地泊なしのバス2泊で往復するスケジュールの中で組む以外なかった。巡回文庫も結局、電話で話せる方だけで、モビリアの方は8月末まで待つことにすると、セカンドブックアーチのYさんに話をした。

ねっとりと時間の拘束が効いている。現地にとって私は何者なのかということのかけらも証明できない屈辱のようなものが湧き上がっては沈んでいく。

茅ヶ崎市のYさんとの話を終えてすぐ、茅ヶ崎市職員の**さんに、茅ヶ崎市の防災議論の中の地域医療の件と、気仙地方の地域医療との比較話をぶつけた。いわゆる都市型の亜種のような地域と、高齢者比率の高い自営産業の主導するローカルな町の地域医療の比較の話だ。参考になることは何かということだ。その話で気がついたことは、段取りや地域医療を育てる基幹活動の進め方のような、行政職員の立場からの関心が強いことだった。ネットワーキングの戦略論的な関心や、例えば大船渡市と陸前高田市との復興についての行政枠を超えた連携などへの関心が薄いとも感じ取れた。市の職員のバイアスだろう。

在宅看護学会の方に依頼をかける場合も、下手に防災をからめて茅ヶ崎市との関連を話すよりも、高齢化社会の典型のような地域の医療に成しうることを焦点化するようなテーマの取り方の方が実があるように思えた。言い方を変えると、共通の課題を具体的に語るほどに、活動が熟していないのだ。今、困難を抱えている被災地の方に、ともあれ助力となる支援(外出支援がそのひとつ)を行いそのでは激励言辞を超えた「持続する民間交流」の実を育てることを通じて、茅ヶ崎に収穫を戻す、いわば仕掛人の裏方ネットを育てていくことだ。

サポセンに戻って、「広田半島通信」の名刺と、「広田町・小友町と周辺の地域支援活動をしている皆様へ」という「活動紹介を送って欲しい」という内容の依頼状Ver.01を作った。このいわば写真版壁新聞(フォトニュース)は、湘南と県の公共施設や、関係組織の事務所に貼ってもらおうと思う。

結局、市内今宿のふれあい系看護学校に立ち寄ることは出来なかった。モビリア仮設にはとにかく電話を確認をする。

保健師ジャーナルは、レポート自身は平板で概括主義だが、テーマ記事は、つまみ食いが出来る。

●「同J/2012.3/ 保健師の質を保証する 地域看護学実習もデルの構築:4単位実習モデル p.226~234)
●「同J/2012.3/ 有事に備える準備力と組織力を p.172~176」
●「同J/2012.3/ 被災地支援覚え書 災害支援のための視座 p.191~197」



<気になる記事>

●「女子生徒に集団暴力 男女7人自宅謹慎 仙塩地区高校」
●「被災児童地域で支える 石巻と東松島に「里親ホーム」新設」

●「2012年、夏/陸前高田・高田病院(上)友のために/彼と最後までいるよ」
●「2012年、夏/陸前高田・高田病院(中)触れ合いの畑/共に耕し、育て見守る」
●「2012年、夏/陸前高田・高田病院(下)タケちゃんマン/瞳の輝き見つめ続け」
●「2012年、春/陸前高田・高田病院(上)父と娘/二人三脚地域支える」
●「2012年、春/陸前高田・高田病院(中)地域とともに/一人一人が運営担う」
●「2012年、春/陸前高田・高田病院(下)新たな芽/「健康外来」地域守る」

奈良**MLからCCW情報あり。夏休みが邪魔。


夜間傾聴:%%%君(仮名:多重債務の怖さを伝える。社会人Uターン組、歯止め)
     橋本3君(仮名:自動販売機が札を受け付けないときは)


(校正1回目済み)

コメント
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