2011/05/26 記
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昨夜、奈良**大MLの#野さんが、私の提案している「サービス受注型支援は、『地元リーダー育成支援』ではないか」と評価してくださった。どきりとした。長期化する生活再建と産業復興には、地元ならではのリーダーが育つことが大きな意味を持つ。私費を叩いてまで、地元の被災者に一肌もふた肌も脱いで支援に力を注いでいる方は、かならずいる。遠く離れた後方から、彼の活動を買うことで、より効果的な生活再建活動をバックアップしていく。
石巻だったか、開店直後の店を津波にさらわれて、閉店を考えたが、避難所への弁当配達で自社再建の道を切り拓こうとしている方がいらっしゃるという。ならば小口資金を提供することで、彼の決意でもある地域の人たちと生きるという、公的なニーズに応えていく試みを後押していく。この方にしてみれば、資金協力は、活動立ち上げの弾みに利用できる。後方支援側では、店を再建する資金バックアップまでは力量不足でも、初動資金提供ならば、そこそこ募金活動で部分バックアップが可能だ。つまりサービスを発注提供することと、地元リーダー育成の一石二鳥ではないか。長期的には大きな人材効果が出るだろう。この小口初動資金提供は、マイクロファイナンスの手法である。
後方支援側が大きければ、活動支援もチーム支援にできる。つまり私の提案するサービス発注型支援は、地元といかに的確に手を結ぶかが鍵になる。長期化への力とは、地元の立ち上がりを支援していくことなのだということだ。#野さんのひと言は、もう一枚提案の雲が晴れたような気持になった。
一度、現地に行かなくてはだめだなと思い始めている。
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ここ数日、短時間だが間を見て知り合いの教員や、カウンセラーに会っている。残念だが湘南の地元の方ではない。しかし考えてみれば、この手の支援活動を組むには、一番適さない人たちだなとつくづく思う。自分の専門性の先に広がるネットワークは広い。しかしその系統樹の根元を通らない質のものは、その先に届かないからだ。学力困難とか心の危機というような、成長の困難に立ち向かう世界と隣り合わせていながら、接している壁を破れないもどかしさが募る。自分の世界の公的なネットワークの中で活動を考えるからだ。
だから探検のように迷路の壁を叩いて探るような効率の悪い活動をしている。自分の活動を持ち込んで協力せよというのならまだしも、立ち上げたいから来いというのは、信用がないために、非常に厄介な話だ。面白がる人は、自前の教育と就労支援のネットワークには、いないことを改めて確信してしまった。だから、ひとつは生活再建支援の交流の自前の道をともかく始めることと、もうひとつは関係団体まわりを粘って強めていくことだ。東京・神奈川・静岡など隣接地域なら、呼ばれればともかく説明に回るつもりでいる。
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慎重を要することだが、ペットレスキューの里親探し活動は、被災者と里親さんの直接知り合う架け橋つくりという側面を持つ活動だ。犬の美容室や獣医さんのもとを歩いて思ったことだが、多くの方が非常に協力的だ。しかし、一方で災害救援の活動に関心のある愛犬家の方とは、まだ誰も出会っていない。しかもその方たちは動物愛護の観点でしか当座の接点が持てない限界もある。
周辺を歩いてみて、困ったことに気がついた。獣医さんたちは、午後が休診時間なのだ。大概16時からとなっている。定年で3分の1に相手が減ってしまったが、夜間傾聴と夜のデスクワークが身についている私の就寝時間は朝の5時ごろだ。だから昼夜逆転人間には午前巡回はしんどい。18時台には授業や巡回が始まってしまうと、通勤時間1時間半取ると獣医さんとなかなか会えないことになってしまう。不思議なことに、外来待合室のある家には誰もおらず、インターホンもない、ポストもないというところが多いのだ。だから効率が悪いがトリマーさんたちの近所のお店を優先してまわることになる。
昨日は、母の常備薬の診察を必要としない分の、補充分を受け取りに北里東病院に行ってきた。処方箋が必要なので簡単な問診がある。しかし順番なので診察と同じ時間がかかってしまう。
以前はこの近辺は、相模大野校の方の巡回地域だったので、巡回を重ねることが出来た。今のJR相模原の塾のエリアと違っているのだ。バスの本数が少ないが相模原南口行や古淵行に乗って横浜線に出るか、上溝行で相模線に出る。町田乗換えは、駅が離れているので、結構時間がかかるのだ。
時間すれすれに橋本に出て、橋本2君に会う。橋本3君なら、この1分遅刻は御叱りをうけるところだ。いきさつがよくわからないが、じゃがいもひと山貰った。塾長に許可を貰ったが、先方もじゃがいもを職員室に積んでいた。北海道では、引きこもり青年を受け入れているので有名な農場があって、そこに飛び込んだ彼の友達が安く分けてくれたのだという。ちゃっかり商売かいと思ったが、災害救援義援金カンパ活動と知った。換金しないで、現地の料理人に渡せば、茹でただけでも美味しいポテトが配れるのにとも思う。どこと連絡を取ったらいいのかわからなかったのだろう。
そんなわけで、我が家の夕食は魚系の肉じゃがとなった。私の解説がうるさいと母に叱られつつ、小ぶりな男爵系のじゃがいもをほおばった。糖尿病ストップは今日は緩めだった。
夜間傾聴:なし
(校正1回目済み)
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昨夜、奈良**大MLの#野さんが、私の提案している「サービス受注型支援は、『地元リーダー育成支援』ではないか」と評価してくださった。どきりとした。長期化する生活再建と産業復興には、地元ならではのリーダーが育つことが大きな意味を持つ。私費を叩いてまで、地元の被災者に一肌もふた肌も脱いで支援に力を注いでいる方は、かならずいる。遠く離れた後方から、彼の活動を買うことで、より効果的な生活再建活動をバックアップしていく。
石巻だったか、開店直後の店を津波にさらわれて、閉店を考えたが、避難所への弁当配達で自社再建の道を切り拓こうとしている方がいらっしゃるという。ならば小口資金を提供することで、彼の決意でもある地域の人たちと生きるという、公的なニーズに応えていく試みを後押していく。この方にしてみれば、資金協力は、活動立ち上げの弾みに利用できる。後方支援側では、店を再建する資金バックアップまでは力量不足でも、初動資金提供ならば、そこそこ募金活動で部分バックアップが可能だ。つまりサービスを発注提供することと、地元リーダー育成の一石二鳥ではないか。長期的には大きな人材効果が出るだろう。この小口初動資金提供は、マイクロファイナンスの手法である。
後方支援側が大きければ、活動支援もチーム支援にできる。つまり私の提案するサービス発注型支援は、地元といかに的確に手を結ぶかが鍵になる。長期化への力とは、地元の立ち上がりを支援していくことなのだということだ。#野さんのひと言は、もう一枚提案の雲が晴れたような気持になった。
一度、現地に行かなくてはだめだなと思い始めている。
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ここ数日、短時間だが間を見て知り合いの教員や、カウンセラーに会っている。残念だが湘南の地元の方ではない。しかし考えてみれば、この手の支援活動を組むには、一番適さない人たちだなとつくづく思う。自分の専門性の先に広がるネットワークは広い。しかしその系統樹の根元を通らない質のものは、その先に届かないからだ。学力困難とか心の危機というような、成長の困難に立ち向かう世界と隣り合わせていながら、接している壁を破れないもどかしさが募る。自分の世界の公的なネットワークの中で活動を考えるからだ。
だから探検のように迷路の壁を叩いて探るような効率の悪い活動をしている。自分の活動を持ち込んで協力せよというのならまだしも、立ち上げたいから来いというのは、信用がないために、非常に厄介な話だ。面白がる人は、自前の教育と就労支援のネットワークには、いないことを改めて確信してしまった。だから、ひとつは生活再建支援の交流の自前の道をともかく始めることと、もうひとつは関係団体まわりを粘って強めていくことだ。東京・神奈川・静岡など隣接地域なら、呼ばれればともかく説明に回るつもりでいる。
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慎重を要することだが、ペットレスキューの里親探し活動は、被災者と里親さんの直接知り合う架け橋つくりという側面を持つ活動だ。犬の美容室や獣医さんのもとを歩いて思ったことだが、多くの方が非常に協力的だ。しかし、一方で災害救援の活動に関心のある愛犬家の方とは、まだ誰も出会っていない。しかもその方たちは動物愛護の観点でしか当座の接点が持てない限界もある。
周辺を歩いてみて、困ったことに気がついた。獣医さんたちは、午後が休診時間なのだ。大概16時からとなっている。定年で3分の1に相手が減ってしまったが、夜間傾聴と夜のデスクワークが身についている私の就寝時間は朝の5時ごろだ。だから昼夜逆転人間には午前巡回はしんどい。18時台には授業や巡回が始まってしまうと、通勤時間1時間半取ると獣医さんとなかなか会えないことになってしまう。不思議なことに、外来待合室のある家には誰もおらず、インターホンもない、ポストもないというところが多いのだ。だから効率が悪いがトリマーさんたちの近所のお店を優先してまわることになる。
昨日は、母の常備薬の診察を必要としない分の、補充分を受け取りに北里東病院に行ってきた。処方箋が必要なので簡単な問診がある。しかし順番なので診察と同じ時間がかかってしまう。
以前はこの近辺は、相模大野校の方の巡回地域だったので、巡回を重ねることが出来た。今のJR相模原の塾のエリアと違っているのだ。バスの本数が少ないが相模原南口行や古淵行に乗って横浜線に出るか、上溝行で相模線に出る。町田乗換えは、駅が離れているので、結構時間がかかるのだ。
時間すれすれに橋本に出て、橋本2君に会う。橋本3君なら、この1分遅刻は御叱りをうけるところだ。いきさつがよくわからないが、じゃがいもひと山貰った。塾長に許可を貰ったが、先方もじゃがいもを職員室に積んでいた。北海道では、引きこもり青年を受け入れているので有名な農場があって、そこに飛び込んだ彼の友達が安く分けてくれたのだという。ちゃっかり商売かいと思ったが、災害救援義援金カンパ活動と知った。換金しないで、現地の料理人に渡せば、茹でただけでも美味しいポテトが配れるのにとも思う。どこと連絡を取ったらいいのかわからなかったのだろう。
そんなわけで、我が家の夕食は魚系の肉じゃがとなった。私の解説がうるさいと母に叱られつつ、小ぶりな男爵系のじゃがいもをほおばった。糖尿病ストップは今日は緩めだった。
夜間傾聴:なし
(校正1回目済み)